Music Synopsis

音楽に思考の補助線を引く

一年経った。

丁度1年前、このブログで記事を書き始めました。最初は、今よりださい名前でしたね。初期から見ている人はどのくらいいるのだろうか。少し気になります。正直な話、当ブログはtwitterで仲良くさせていただいている方々向けに作っていた面がかなり大きいので、そういう意味で、アクセス数とかはさほど気にするレベルも行かないだろうと思っていたので、3000という数字は、当時の自分にしろ、今の自分にしろかなり大きい数字です。

この手の記事にあるあるの話で申し訳ないですが、途中で爆破しようなんてこともありましたね。毎日更新ができなくなったあたりは、

sai96i.hateblo.jp

でかいたように本当どうしようかと思いました。

周りに比べたら、さして音楽に対する知識,知見などが乏しいので同じような内容の使い回しが多いことなどは今後改善してきます。

今後も暇なときにでも見ていただけると幸いです。

P.S RED I 軽い感想

期待以上というか、「最高」ですね。やはりtkはとんでもないミュージシャンというかアーティストなんだなと思い知らされました。落ち着いた感じで始まり、どんどんと攻めていく感じがたまらないです。「僕は孤独で弱気なspyだ」「もうどうしようもないことがspiral」「ねぇ通りすがりのsniper」という歌詞も韻を踏んでいて面白いなーって思います。

あとやっぱりviolinがうまい。さすがです佐藤帆乃佳さん。世武裕子さんが担当したピアノのメロディそして、tkの歌声が重なり合いそれらが見事に調和していました。wake upの言い方も最高、狂った感じがとても印象に残った。これは音源で聴いているからなのか、高音域が以前よりもとても綺麗になったように感じます。

Sunflowerという海外版の主題歌も聴きましたが、P.S RED Iが強烈すぎて、天秤に掛けるならP.S RED Iですね。もちろんSunflowerも素晴らしいですが。(というかただ単にオタク受けがいいのがP.S RED Iだけっていうのもありますが)それはそうと、早くスパイダーバースを観に行きたいです。

皆さんも見に行きましょう。多分いい映画だと思いますよ。

あとP.S RE IってSPIDERのアナグラムなんですね。

P.S. RED I - TK from 凛として時雨

https://geo.itunes.apple.com/jp/album/p-s-red-i-instrumental/1451159798?i=1451159802&app=itunes&at=1000lQKb" style="display:inline-block;overflow:hidden;background:url(https://linkmaker.itunes.apple.com/en-us/badge-lrg.svg?releaseDate=2019-03-06T00:00:00Z&kind=song&bubble=itunes_music) no-repeat;width:140px;height:41px;">

P.S. RED I (Instrumental) - TK from 凛として時雨

色々。

ピエール瀧がコカイン使用し警察にパクられ、また大物芸能人でもあるがゆえに、アナ雪で声を担当していたオラフから降板。ドラマ・映画などもいずれ放映が止まるものも出るだろう。そこらだったらまだしも、電気グルーヴに関して、cdの出荷やデジタル配信が止まってしまったこと。正直ある程度の時間が経てばまた戻るとはいえ、これはあまりにも悲しい。一応CDなどはすべて所持してはいるが、「彼らが作ったcdが出荷停止」という事実が一時的なものであれくるものがある。30年も活動しているグループとはいえ、進行形でファンなどは増えるのはどのアーティストでもありうることであり、それらの障害になってしまうのもまた悲しい。本当色々やらかしてくれたなって思います。

Kalafina解散

正直梶浦由記というか要とも言える存在がいなくなった時点で見えていた結果ではある。が、やはり数十年単位で活動していたアーティストが解散するのを受け入れるのは簡単ではない。歴史秘話ヒストリアなどでも、Kalafinaの音楽が使われていることから、それなりに一般人にも知れ渡っていた存在であり、10年代を代表するアニメの一つである「魔法少女まどかマギカ」に関しては、続編が作られることは岩上pが「ある」と断言していることから、遠い未来に公開などが決まった時に、Kalafinaの穴をどうやって埋めるかがとても気になります。Kalafinaクラスのアニソン歌手はそうそういませんしね。

梶浦ファミリーという点ではaimerさんがいますけれど。どうなることやら。一層EGOISTとにでも(願望)なんて思いましたけどまぁないでしょうね。

・gyoson

トーマさんがどういった活動をするかはいまだにつかめませんが、定期的に投稿される数秒間の動画のアレが現在に追いついたら、一曲ドンを来て欲しいですね。

・EGOIST

やっと新曲情報がきて、とりあえず安心。2年も待たされるのは辛いですね。レオモンのゲーム実況動画「ポケットモンスターコイキング〜金鯱の逆鱗〜」では何の苦もなく3年と数ヶ月待てましたけれど、音楽ともなるとそうはいかないんだなって痛感しました。psycho-passがssを経て、三期を発表したので、今度こそEGOISTと時雨にそれぞれの主題歌を担当してもらいたいものです。というかこの二つアーティストが、作品の世界観の型にはまりすぎて、他が担当するのは難しいと個人的に感じます。カバネリもどうせ、海門決戦を経て2期がくると思うので、タイアップ案件という意味では、これもEGOISTの新曲が期待できるので、是非担当してもらいたいものです。まずはカバネリの中編映画の主題歌、そしてもうそろ(ゲームサイドの開発がうまくいけば)deemo rebornの主題歌とゲーム音楽の情報が上がってくると思うので、まずはそれに期待したいです。

それでは。

人気アニソン作家。

具体的な感想はまた後日あげます。

平成アニソン大賞という、どう考えても審査員たちの自己満足のために作られたイベントが、この前ニコ生であり、作業用bgm感覚で見てました。終わってみて、抱いたことは、「注目すべきは、複数曲選ばれた作曲家。」これに尽きる。

嬉しいことに、初期から現在までのアニソンを10年区切り的な感じでやっていただき、おかげで、アニソン史の重要人物が総じて出てくる。複数以上曲数が上がった作曲家は、田中公平さん、菅野よう子さん、神前 暁さん、田中秀和さん、田淵智也さん、ryo(supercell)さんや、ほかにも数人他々。どの作曲家も一世をを風靡した代表曲を持っており、中でも菅野よう子さん、神前 暁さん、田淵さんは5曲もあり、さすがといったところ(ただ個人的に声優ソング系統はあまり好きでないので、そういう意味では神前さんと菅野さんの二強)。上松さん曰く、菅野楽曲はどれも「弩S級」と言い、田中公平さんは、「天才」と称する。キャリアや、フォロワーの多さからすれば当然菅野よう子よりすごい作曲家なんてのは数えるほどしかいない。tank!,アクエリオン,ライオン,rise,inner universeなど名曲多数だし。

神前 暁さんは、みんな大好き「god knows」や、「もってけ!セーラーふく」、花澤香菜さんの声質が120%活かせれている「恋愛サーキュレーション」など間違いなくレジェンド。

でもこの中でも自分が心から好きになれるのはやはりryoさんしかいないということ。メルトでボカロ界隈に革命を起こし〜なんていうのは言わずもがなすぎるし、何よりsupercell誕生以来、ryoサウンドが与えた影響は個人的にとてもでかいと思っている。ほんの一例を挙げるのなら、kyleeの「crazy for you」とか。一番わかりやすいのは、堀江晶太さんが、kemu名義で書いた「地球最後の告白を」あれなんてspclサウンドのリスペクトがすぎる。これは堀江さんのいいところでもあるんだけど、影響を受けたサウンドを自分のテイストに変換させるのが本当に上手いっていうのもあるんだけど。

2011-13年のryoさんの名曲率は圧倒的で、脚本以外は、全て一品級のアニメ「ギルティクラウン」では、the everlasthing guilty crwon、my dearestdeparturesを。「psycho-pass」では名前のない怪物、fallenなど。アルバムで言うのなら、today is a beautiful dayのアルバム収録限定曲、EGOISTの1st.albumでは、vo.chellyでいくつもの世界を表現する楽曲たち。どれを取っても、かっこよさで溢れており、そのかっこよさというのが、「他のどの作曲家では味わえない」というところ。ここが一番強い。ただ単に自分の聴いている音楽の幅が狭いだけかもしれないが。ryoさんは洋楽あがり(当然邦楽からの影響もあるが)だからこその音というのがあるのかなと、個人的に思っている。

どの作曲家にも個性というものがあり、そこが強いっていのはある種人気作家では当たり前なのかもしれない。が、自分の型にぴったり入ったのがryoだった。ただそれだけなんですけどね。

ryoさん楽曲の醍醐味でもある、間奏のピアノなんかは、聴くだけで心癒されますね。

supercellもEGOISTもtiaのプロデュースも全部好きだからこそ、ここ数年の活動の少なさいが辛い。deemo rebornでタイアが決まっているので、ゲームの発売日からしてもうすぐくるんだろうけれど。今年こそはsupercell 4th album出るといいなー。

坂本龍一特集

追記(2023.4.8)

坂本龍一さんが2023年3月28日にお亡くなりになりました。私のようなしがない音楽愛好家からしても非常にショッキングなニュースです。本記事は2019年に書かれたものですが、今回の訃報を受け、多くの方から閲覧されているため一部改稿を施しております

あくまでも当時の記事ですので拙さについては目を瞑っていただければと思います。急な訃報であったため衝撃を受けているのですが、以前より坂本龍一音楽を振り返りたいと思っており、下書き段階ではありますが坂本龍一さんの音楽性について今一度書き出しているものがありますので、その記事はいずれ出す予定です。

 

今はご冥福をお祈りいたします。

 

・以下記事本編

一般的には、戦場のメリークリスマスの作曲、yellow magic orchestra(ymo)の一員として、知られている坂本龍一さん。教授という名称で親しまれていますね。今回は、曲に焦点を当て、おすすめ楽曲を書いていきたいと思います。

あと、これは余談ですが、ここ最近の記事で本編に入る前に一言前置きとして、取り上げる題材の簡易的な説明などを入れていってますが、このスタイルが個人的に良いと思ったので、今後はそういう形で書いていきます。

戦場のメリークリスマス

Merry Christmas Mr. Lawrence

Merry Christmas Mr. Lawrence

  • provided courtesy of iTunes

さて、まず前書きでも書いたようにこれは絶対とも言える欠かせない楽曲として、「戦場のメリークリスマス」をあげます。 映画「戦場のメリークリスマス」から、そのままメインテーマの形でタイトルが同じです。当作品のキャスト、音楽を担当された坂本さんですが、何気に今作が初めてのサウンドトラックでもあります。曲に関してですが、なんとも情緒的なピアノのサウンドに、バックで流れる弦楽器の音が余計に感情に訴えかけてくる。そんな音楽です。スタジオジブリの劇伴作家である久石譲さんなどが、よくこの楽曲のコードを使われることから、聴いた人の中には「ジブリ作品に使われていても違和感ない」などと言われていますね。


distant echo(BTTB)

distant echo

distant echo

  • 坂本 龍一
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ピアノだけで奏でられる音楽ですが、ナウシカのイントロのピアノの曲を不気味な感じにしたような曲です。作曲家でいうなら、古典ですけれどもサティ的(同アルバム収録のopusの方が近いですけれど)とでもいいましょうか(ジムノペディ 第一番で有名な方です。ハルヒの消失とかで流れるやつ。ジェネレーションなんとかがあると思うので、一応下にリンク貼っておきます。)というか、あれなんです。この楽曲が収録されているアルバム「BTTB」が、ほぼ、坂本龍一が影響を受けた作家を全面的に出して、それらを坂本龍一風にした。と言っても過言ではないほど、サティ、バッハ、そして当然ドビュッシーなどいろいろ詰まっているので、そういうのが好きな人にとってはとてもお薦めできるアルバムです。


千のナイフ

Thousand Knives - EP

Thousand Knives - EP

  • 坂本 龍一
  • エレクトロニック
  • ¥1222
THOUSAND KNIVES

THOUSAND KNIVES

  • 坂本 龍一
  • エレクトロニック
  • ¥255
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坂本龍一ソロアルバム作品の第1作。そして伝説的なymo結成前に作られたアルバムというだけで、もう買うしかないレベルの作品であろう「千のナイフ」。千のナイフの影響力は意外なところにあり、流石の菅野よう子もその影響からは逃れられずにいます。それほどまでに日本の音楽家として偉大ということです。菅野よう子が意識的に取り入れた分かりやすい例としてはマクロスプラスostのGo Ri A Teです。

Go Ri A Te

Go Ri A Te

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個人的にこのアルバムで好きなのがトラック3のgrasshopperです。

GRASSHOPPERS

GRASSHOPPERS

  • 坂本 龍一
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ピアノとエレクトロニックの融合がとても神秘的で、26歳でこれ作るの、控えめに言ってやばいなって感じです。まぁ藝大へ行っている時点で間違いなく超一流なんですけれどね。

ラストトラックのTHE END OF ASIAは、一番YMOに近い作風になっていると思います。

THE END OF ASIA

THE END OF ASIA

  • 坂本 龍一
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 


async

async

async

当作品は17年リリースで、個人的にはあまり注目はしていなかったんですが、イギリス雑誌のfact誌がThe 50 best albums of 2017の映えある第1位に輝いたという情報をネットで目にした途端、これは買いだなと。という経緯があります。それだけでも十分に価値は見いだせるレベルではあります。非同期的な音楽を作るというスタンス。そして、オルタナティブ的音楽が目立つアルバムだなというのが一番の感想です。壮大さ溢れる音楽が後半にあり、これらも良かったです。やはり別格だなと思わされる作品でした。


Insen

Insen

Insen

alva noto +ryuichisakamoto

 alva notoとの共作の第二作目。alva notoは重量感あふれる曲だったり悲壮感あふれる壮大な曲だったりと、いろんな意味で耳にくる作家なのですが、これはまたどこかで個別に取り上げます。さて、Insenですが、sfの効果音にピアノが入った的な曲が多々あります。コラボなので、当然といえば、当然ですが、お互いの味がそれぞれいい感じに交わっており不思議な感じにさせられるアルバムです。個人的にlogic moonが好きです。

Logic Moon

Logic Moon

  • provided courtesy of iTunes

 

さて、まだまだ紹介しきれていないアルバム、曲はありますが、今回はそんな中でも個人的にベストと言えるアルバム、楽曲を紹介しました。この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたのであればなによりです。

ピンク・フロイド「狂気」

これはもうあまりにも偉大で、それこそ知らない人いないレベルのアーティストです。

プログレの先駆者であり、アルバム「狂気」原題:the dark side go the moonは米チャートで741週連続ランクインするという破格の人気を誇るアルバムであり、これがまた名盤であり、作品として、人間の中に潜む狂気なや恐怖などを主題としているため、いわゆる、楽曲と歌詞というよりかは、楽曲の中で、光るシンセとシーケンスで魅せている楽曲が多いです。中でもon the runは、菅野よう子が、タイトルまで真似して、オマージュするくらい強烈かつ、異色な作品です。金の音や、ベルの音なども満遍なく入っており、どちらかというと、恐怖、狂気をテーマにしたインスト作品という方が、近いです。the great gin in the skyなんてクリスタルキングのan end系の走りですね。

ピンク・フロイドに影響された作家たちで言えば、tameimpala, ghost(日本バンド)、ドリームシアターあたりが顕著に出ていると思います。

勿論狂気以外にも、良作はあることにはあるんですけれど、衝撃度で言えば、これ以上ないものであり、紹介するにはそれこそうってつけだったので、「狂気」をピックアップして取り上げてみました。

The Dark Side of the Moon - ピンク・フロイド

The Wall - ピンク・フロイド

かいりきベアについて

どうも、一ヶ月ぶりです。色々あって、事前に何も言わずに更新停止をしてしまい申し訳ありません。

二月は10数記事あげます。


かいりきベアですけれど、wowaka、neru、ハチ、トーマ、スズム、kemuあたりかな。影響作家。変にイントロでカッコつけて、そこに不協和音突っ込んできたりと、挑戦的な作家でもあると感じ、面白いなと思います。

ワカレノオトとかは、それこそ、j-popとかでありそうな楽曲でありながら、悪性ロリィ、マネマネ、イナイイナイなんかは、ロックを強調しているあたり、kemuあたりの影響が強い。

中期のアイソワライであんなにも落ち着いていたのに、なぜ、セイデンキニンゲンでwowaka調に走ったのかすごく気になりました。失敗作少女はじんとかそこらへんの匂いがしましたが、ここ最近はwowakaを歪曲したような曲が多いですね。そしてイントロから間違いなくトーマフォロワーと思わせるアルカリレットウセイ、レミングミング、そして究極のwowakaフォロワー楽曲バラバラココロ、ラスノの恋愛勇者のイントロをよぎったアンハッピーバースデイ。ゲラゲラポーゲラゲラポーと空耳してしまうベノム、。こう見ると色々な楽曲に挑戦していますね。でもやっぱりwowaka,kemuあたりが一番影響筋としては大きい。

とりあえずなんでもカタカナ表記だけはやめてほしいですね。書きにくいので。

渡辺翔について。

ここ数年のアニソンは、この人抜きには語れないほど名曲を書いているんですよ。

メジャーなところでいうと、魔法少女まどか☆マギカのOP「コネクト」同じくまどマギの叛逆の物語の「カラフル」。他にも、fate/zeroの「oath sign」saoの「crossing field」など、挙げた作品はどれも著名なタイトルばかりで、どれかは耳にした人が多いと思います。

近年でこそ、lisaはとんでもなく有名になり、一大を築きそうなアニソン界の歌姫みたいな感じになっていますが、そのlisaの1st singleは「oath sign」なんですよね。つまり、渡辺翔無くして、今のlisaなしとも言えるほど、すごい人なんですよ。曲自体も、ゴールドとりましたし(fate/zeroが人気作だったというのも多少は影響あるとは思いますが)当時、期待の新人女性アーティストlisaを上手い形でプロモーションできたからこそ、のちのsao一期のcrossing fieldに繋がったわけですし。今でこそlisaのバックにいる作曲家で有名どころと言えば、堀江晶太(Penguin Research)や田淵智也(unison square garden)が一番に名乗りをあげるlisaファンが多いとは思いますが、正直、デビュー曲から、のちのキャリアにつながるきっかけを作ったという意味では、渡辺翔の功績がでかいと、個人的は思っているんです。

渡辺翔楽曲で一番好きなのは、カラフルです。サビのピアノが好きです。

ブログ開設〜振り返る。 記事を書く時、何を思うか。

何を書くか、いまいち思いつかず、色々あって、当初予定してたことを崩し、それでも、何か書こうかと、迷いながら、キーボードを打っています。

何も思いつかないというか、ネタ自体はあるんですけれど、それを書いて、読んでもらう人へ、わかりやすく落とすのに時間がかかるんですよね。

そもそも、このブログの存在は、去年の夏自体にあって、何かしよう。と思いつつ、結局何もせず、放置という形になっていたんですけれど、三月くらいになって、「音楽を聴いた感想を、ブログで垂れ流せばいいんじゃね」という淡い思考の元、音楽ブログという体で始めました。

最初のうちは、毎日更新とか、特に意識せず、ただただ自分のペースでやっていて、当然自分が今まで聴いてきた音楽に対し、色々培ってきたものを、少しづつ書いていく。という感じでやっていました。

が、どうせやるなら、より多くの人に読まれたいという考えが湧き、遂には、「毎日更新、できなかった日も、後日埋めます」なんて書いてしまった時もありました。今考えると、皆に忘れられず、生き残るのに必死な事務所に入っているyoutuberのような行為だったなと痛感しました。所詮趣味での運営でしかないのだし、なら、自分のやりたいときに更新するのが一番かなと思い、今の体制にしました。

それが確か5月ー6月の出来事。

そこから、唯一の「これ書いてください」っていう案件をずっと請け負っていて、趣味とはいえ、やりますやります詐欺はまずいと思いながらも、まぁいいやと思っていた時期で、更新も全くしない時期になって、この時、一瞬だけ、「ブログ爆破」というのが、思考を遮りました。

8月-9月は、なんとか、更新しよう、しようと思いつつ、だけれども、ネタがない。っていう悪循環の毎日でした。

10月は、下旬に、覆面バンドの正体とか、解明した記事を書けば、受けるのでは?と思い立ち、その対象として、白羽の矢が立ったのが、「神様、僕は気づいてしまった」なわけです。正直voは書く必要ないかと思いましたが、断言した記事があまりなく、アフィ記事のよくある文章で「神僕のvoは歌い手?、性別は女なの?neruって誰? 調べてみた」などという頭の悪い文章が多く、なら、一層のこと断言してしまえと思い書きました。mfmfの危険領域に位置する信者が読めば、火のような罵詈雑言を食うだろうなと予想しましたが、そもそも、自分のツイ垢に、そういった危険な人を混ぜたことがないので、無駄な配慮でした。

主に、

sai96i.hateblo.jp

や、

sai96i.hateblo.jp

といった、バリューというか、名の通っているアーティストを題材とした上での狙った記事はそれなりに受けたので、そういう面は、自信持って、その手の知見があるなと感じたりしました。

ちなみに、神僕の記事は、一番多くの人に見られた記事になりました。

あと、思っていることをぶちまけたという意味で、marine mirageは結構、それに近いです。

anchorという作家について、っていう記事を書こうかなと思っていたけれど、公式音源で無料公開ものがないので、どうしようと思っていた頃に、公開されたので、ついてました。

またスズムインストのアルバムも奇跡的に手に入り、これは音源自体が希少(といっても、別作品である程度のカバーが可能ですが)

11月くらいになると、今月分のネタだけでも、と思い、神前暁さんやEGOISTのことなど、、色々な記事の土台だけ書き、それの準備に精一杯でした。神前暁さんの場合、化物語シリーズ劇伴が広すぎて、^^;って感じだったんですけれど、apple musicというものに、この月から入るという出来事が起き、かなり助かりました。薦めてくれたメガねこさんには感謝です。

また、gouacheのバンドを一切やらないから、カゲプロしか、まともに、でかい作品がないじんさんが、カゲプロの3rdを出して、これは、数日後書くかと思っていて、聴くだけという感じだったんですが、より早くリリースされたものへの感想というものは、意外と、需要があるもので、その層へと思い、書き出して、、、ってという感じで書きました。

12月、ようやく公開した、案件記事、予想を上回る反響があり、驚いたのが第一の感想でした。

正直あれはタイトル詐欺みたいなところが、後半あるので、そこが受けたのかなと思いました。

この時期に、monaca作家大好き集団の人たちとツイッターで繋がるようになり、また、ゆゆうたが、灼熱スイッチの解説で、一瞬だけ、爆発的に流行った時期もあり、この時期は、かなりmonaca作曲家に毒された毎日が続きました。

来年は、その手の作家についての言及をしていくつもりです。また、今の所、幻の企画となっている、堀江晶太の楽曲について、という記事も書けたらいいなと思っています。

で、12月、そして、一番個人的にベストを尽くせたのが、小林武史さんがプロデュースした作品についてという記事です。これは、有名プロデューサーあるあるで、どの作品が、より作家性があるかなと、名前しか知らない作家の場合、イマイチ、楽曲に手を出せないという、自分でよくある体験からの発想でした。小室哲哉さんについての記事は、来年には公開できると思います。

まぁそんな感じで、今に至るわけですが、結構書けたし、紅白までもう一時間切りましたし、これ以上長く書くと、公開時間帯からして、見る人減るかと予見したので、このくらいに。

メジャーなアニソン作家から、おそらくは公開初日しか、見られないであろう洋楽音楽や、マイナージャンルのアーティストについて、色々書いてきましたが、結局メジャーなアーティストの記事が伸びてしまい、分量的にも多くなっていることから、まだまだ自分も研究が足りないなと、思わされ、それらをもっとしっかり、書けるように、来年は、いろんな記事を届けられたらいいなと。

では、良いお年を。

今年リリースされた曲より10選

()は、所属バンドや、メインで活動しているアーティスト名。


1.堀江晶太(Penguin Research)作曲-なんで

なんで - 鹿乃

なんで、は堀江楽曲にしては珍しい曲調だったが、所々、「あーあの曲っぽいな」と思わせるところがあり、楽しめた。決めては間奏。edmを取り入れ、しっかりと型にはまっていた。


2.anchor(zing)作曲-growing pain

Growing Pain - 二見重人&新橋 新[茅ヶ崎至、摂津万里(CV:浅沼晋太郎、沢城千春)

growing pain-zingの演奏陣が凄いメンバーというのもあり、音圧がとてもよく、またラウドしてたのでランクイン。(anchor楽曲の中で一番好きな曲にもなった。❇︎instrumentalに限る)


3.Makaya McCraven作曲-Black Lion(feat. Dezron Douglas)

Black Lion - Makaya McCraven

black lionは、インストルメンタル楽曲。色々魅せてくるサウンドがもうたまらない。強弱の入れ方が

弱I強I弱で、よくあるといえば、それまでだが、最近はずっと強ー強のジャズばかりを聴いてたせいか、少し新鮮味があった。


4.川谷絵音(ジェニーハイ)作曲-片目で異常に恋してる。

片目で異常に恋してる - ジェニーハイ

片目で異常に恋してる、、川谷絵音は、様々なバンドのフロントマンをしているが、その中でもジェニーハイが自分の中でかなり気に入っており(当ブログの初期に、こんな記事を書いたほど、バンドそのものに注目しいて、「じゃあ、結成したり、さぁこれからどんな曲が出るのかな」と期待をしていたところ、

公式から、片目で異常に恋してるのmvが投稿され、聴いてみたら、新垣さんはしっかりと「キーボード」ではなく「ピアノ」で参加しているし(異常なまでに上手い)、voの声質を生かしているなと。様々な面においてプラスになり、今年度の中でも、結構ヒットしたので入れました。


5.吟作曲-POP TEAM EPIC

POP TEAM EPIC (TVアニメ「ポプテピピック」オープニングテーマ) - 上坂すみれ

POP TEAM EPIC、、一月に爆発的に流行ったアニメーション「ポプテピピック」本編の内容はさておき、opはかなり中毒性のあるものに仕上がっていた。というのが率直の感想でした。(人を選ぶが、受ける人には受ける)fullを聴いた人ならわかると思うが、後半にめちゃくちゃかっこいいパートがあり、そこがかなりツボでした。アニメのせいで影が薄かったり、注目されずじまいな曲ですが、是非聴いてください。


6.中田ヤスタカ作曲-let me know

Let Me Know - Perfume

LET ME KNOW,,中田ヤスタカさんの曲は、以前も言った通り、ライアーゲームの劇伴くらいしか、まともに聴いてなく、perfume楽曲に手を出そうと思っていたところに、Future Popがリリースされて、買って聴いてみたところ、当楽曲がいいなと。どちらかというとlowテンポなんですが、lowテンポでも、しっかりと音をあまり重ねすぎず、調和されていて、edmしてたのがよかったです。


7.kemu&じん(自然の敵p)共同作曲-ミリオン/ワンズ

ミリオン/ワンズ - じん×kemu feat.初音ミク

ミリオン/ワンズ,,やはりこの楽曲はkemu、じんの合作というのもあり、ボカロp→メジャー世界のアーティストになった二人が、原点回帰というか、昔、名を馳せたボカロp名義で作る曲だったので、それだけでもかなり、貴重な楽曲なると思っており、いざ楽曲を聴くと、kemu名義で発表されたそれぞれの楽曲の主題が歌詞に入っていたり、じん名義での楽曲でのメロディを踏襲した音作りで作られており、両者とも、当時の技量より圧倒的に進化しており、それをこの曲で感じられたというのは、とても感慨深いです。


8.Jacob Collier-作曲-With the Love in My Heart

With the Love in My Heart - ジェイコブ・コリアー, メトロポール・オルケスト & ジュールス・バックリー

With the Love in My Heartは、いろんな世界を構築している楽曲であり、だからこそ、存在する、様々なジャンルの曲の融合がとても面白く、「あー、ここは○○ジャンルを」みたいな発見があり、作曲家がどういう音楽を聴いてきたのかというのが如実に出ていて、尚且つクオリティもとても高かったので10選に入れました。


9.長谷川白紙作曲-妾薄命

妾薄命 - 長谷川白紙

妾薄命、、なんというか平沢進と同じような匂いがして、なかなかカオスな曲を作るので入れました。

現役音大生ということで、すごく将来を期待出る気がします。かなり異質です。


10.東野へいと(神様,僕は気づいてしまった)作曲-青春脱出速度

青春脱出速度 - 神様、僕は気づいてしまった

青春脱出速度,,,以前、「神僕のメンバー全員の正体と、音楽性」みたいな記事を上げた時にはあまり触れませんでしたけれど、stray sheepのシングルで、おそらくこの曲が一番人気があるという評判が、自分の周りで広がっており、いざ実際に来てみると、neruneruneruneしており、他の曲よりも気に入りました。やっぱりmfmfはneruの曲が一番、声質的にも本人的にも合う気がしました。