坂本龍一特集。

一般的には、戦場のメリークリスマスの作曲、yellow magic orchestra(ymo)の一員として、知られている坂本龍一さん。教授という名称で親しまれていますね。今回は、曲に焦点を当て、おすすめ楽曲を書いていきたいと思います。

あと、これは余談ですが、ここ最近の記事で本編に入る前に一言前置きとして、取り上げる題材の簡易的な説明などを入れていってますが、このスタイルが個人的に良いと思ったので、今後はそういう形で書いていきます。


戦場のメリークリスマス...さて、まず前書きでも書いたようにこれは絶対とも言える欠かせない楽曲として、「戦場のメリークリスマス」をあげます。 映画「戦場のメリークリスマス」から、そのままメインテーマの形でタイトルが同じです。当作品のキャスト、音楽を担当された坂本さんですが、何気に今作が初めてのサウンドトラックでもあります。

曲に関してですが、なんとも情緒的なピアノのサウンドに、バックで流れる弦楽器の音が余計に感情に訴えかけてくる。そんな音楽です。スタジオジブリの劇伴作家である久石譲さんなどが、よくこの楽曲のコードを使われることから、聴いた人の中には「ジブリ作品に使われていても違和感ない」などと言われていますね。


distant echo(BTTB)...ピアノだけで奏でられる音楽ですが、ナウシカのイントロのピアノの曲を不気味な感じにしたような曲です。作曲家でいうなら、古典ですけれどもサティ的(同アルバム収録のopusの方が近いですけれど)とでもいいましょうか(ジムノペディ 第一番で有名な方です。ハルヒの消失とかで流れるやつ。ジェネレーションなんとかがあると思うので、一応下にリンク貼っておきます。)というか、あれなんです。この楽曲が収録されているアルバム「BTTB」が、ほぼ、坂本龍一が影響を受けた作家を全面的に出して、それらを坂本龍一風にした。と言っても過言ではないほど、サティ、バッハ、そして当然ドビュッシーなどいろいろ詰まっているので、そういうのが好きな人にとってはとてもお薦めできるアルバムです。


千のナイフ...坂本龍一ソロアルバム作品の第1作。そして伝説的なymo結成前に作られたアルバムというだけで、もう買うしかないレベルの作品であろう「千のナイフ」。千のナイフは、菅野よう子によって、マクロスプラスostのGo Ri A Teでオマージュされています。個人的にこのアルバムで好きなのがトラック3のgrasshopperです。ピアノとエレクトロニックの融合がとても神秘的で、26歳でこれ作るの、控えめに言ってやばいなって感じです。まぁ藝大へ行っている時点で間違いなく天才なんですけれどね。ラストトラックのthe end of asiaは、一番ymoに近い作風になっていると思います。


async...当作品は17年リリースで、個人的にはあまり注目はしていなかったんですが、イギリス雑誌のfact誌がThe 50 best albums of 2017の映えある第1位に輝いたという情報をネットで目にした途端、これは買いだなと。という経緯があります。それだけでも十分に価値は見いだせるレベルではあります。非同期的な音楽を作るというスタンス。そして、オルタナティブ的音楽が目立つアルバムだなというのが一番の感想です。壮大さ溢れる音楽が後半にあり、これらも良かったです。


Insen...alva noto +ryuichisakamoto

alva notoとの共作の第二作目。alva notoは重量感あふれる曲だったり悲壮感あふれる壮大な曲だったりと、いろんな意味で耳にくる作家なのですが、これはまたどこかで個別に取り上げます。

さて、Insenですが、sfの効果音にピアノが入った的な曲が多々あります。コラボなので、当然といえば、当然ですが、お互いの味がそれぞれいい感じに交わっており不思議な感じにさせられるアルバムです。個人的にlogic moonが好きです。


さて、まだまだ紹介しきれていないアルバム、曲はありますが、今回はそんな中でも個人的にベストと言えるアルバム、楽曲を紹介しました。


取り上げた楽曲

Merry Christmas Mr. Lawrence - RYUICHI SAKAMOTO

async - 坂本龍一

Insen - Alva Noto + Ryuichi Sakamoto

BTTB -20th Anniversary Edition- - 坂本龍一

ジムノペディ第1番 - エリック・サティ

千のナイフ - EP - 坂本龍一