Music Synopsis

音楽に思考の補助線を引く

supercell楽曲群の歴史と魅力を解説

 supercellが第四期に当たる活動をするので、その前に第一期〜第三期までのsupercellを振り返ろうという趣旨の記事です。なので、「supercell興味あるけど、何聴けばいいのか?、おすすめアルバム、楽曲はなんだ?」とか「ryoさんの作曲家としての魅力ってなんなの?」などと思っている人への助けになればっという感じで書きます。ボカロ時代の楽曲は影響力という点にも少し触れます。個人的なおすすめ度(10点満点)も書いておきます。

まず紹介するのは『メルト』 10点

色々な意味で「革命」を起こした楽曲でもあり、supercellというサークルが作られるきっかけにもなった記念すべき楽曲であることから、supercell0曲目に当たります。

僕はメルトは、VOCALOID音楽楽曲の「金字塔」 と勝手に思っています。実際に与えた影響を踏まえれば納得すると思います。俗にいうメルトショックと言われる現象ですね。

・当時の総合ランキングにて、1-4位(本家,halyosy,ガゼル,ミク+halyosy)までメルト一色であったこと。同じサムネイルであったことから、当時のユーザーは驚いた模様。

・この曲でhalyosyが歌ってみたの先駆者的存在になれた。(halyosyがきっかけで歌い手になった方は数知れず。代表例としてりぶさんがいる)もっというと、本家と歌ってみた動画という、今では当たり前の光景もここの影響が強いかも知れない。

・大量のボカロPの登場(そして、その中にのちに大物Pとなるハチやwowaka(kzさんがきっかではあるが、流れとしては一応組んでいるので)などがいることはいうまでもない)

10周年の節目にこの動画が投下された時は本当に嬉しかったです。

メルト 10th ANNIVERSARY MIX チャンネルは公式です。


ryo (supercell) × やなぎなぎ メルト 10th ANNIVERSARY MIX

 


 

二曲目『恋は戦争』 supercell 一曲目。 7点

絵師として、当時から漫画家として活躍されていた三輪士郎さんが参加しているという。面白すぎる。222戦争なるものもありました。要するに、2時22分に、ryoさんの恋は戦争をはじめ、他のボカロpがいい曲を投稿し、ランキング争いが起きた。

Somewhere I Belongのパクリとかいっちゃだめ()

恋戦の動画内で出てくる構図のメイキングは意外なものだったりする。

 

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originalnews.nico

 


 三曲目『ワールドイズマイン』 8点

「世界で一番おひめさま」で始まるこの曲。過去ログで、当時のコメなどをみると、メルトよりこちらの方が好きいった方も多かった。個人的に、この曲は歌詞のうまさというか、型のハマり具合がとても自然な印象「いますぐによ」とか。(メルトでは「好きなの」にあたる)当時のミクさんで高音のシャウトとかも取り入れていて、凝り性がうかがえる。こちらも絵師が豪華。のちに、ギルティクラウンなどの人物デザインや、ソシャゲデザインなどで人気を博すredjuiceさん。また、今回supercellを題材にしているので余談にはなってしまいますが、ryo(superecell)がプロデューサーをしているEGOISTのジャケットの専属絵師みたいな人です(経緯は省略) 


四曲目『ブラック★ロックシューター』9点

 この楽曲は、hukeという絵師が描いたオリキャラのイラストを、ryoさんが気に入ってそこから作曲した楽曲。この事実だけで面白い。楽曲もとても良いクオリティに仕上がっており、hukeさんはこの件より、かの名作ゲーム「シュタインズゲート」のキャラデザインに抜擢されるという(逆献上)ともいえる大快挙を果たす。楽曲自体も後世のボカロ界隈に多大な影響を与えています。一番わかりやす例:kemu作曲 「地球最後の告白を」は、構成や音など、かなりなぞっている(凄いのはsupercellの二番煎じにならずにkemu楽曲としてしっかりと確立されていること)。最初の時計のSEは、定かではないが、スズムなどが受け継いでいる可能性あり(スズムは、音楽的に一番影響を受けたのはryo(supercell)だと公言している。

natalie.mu

音楽的な意味で本当に影響を受けた存在はsupercellのryoさんですし。

 


 最終作(ボカロPとしての活動期がメインだった頃として)

『初めての恋が終わるとき』 5点

下半期、投稿する様子もなくryoさんもついに活動終了かと思われた師走に投下。

圧倒的な支持を得た。この作品を最後に活動の場をメインストリームへ移動する

 2009年 1st album『supercell』を発売。 

supercellの1st vo.は「初音ミク」です。

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supercell/supercell

収録楽曲
01.『恋は戦争』 7点
02.『ハートブレイカー』 8点
03.『メルト』 10点
04.『ブラック★ロックシューター』 9点
05.『くるくるマークのすごいやつ』 6点
06.『ライン』 5点
07.『ワールドイズマイン』 8点
08.『初めての恋が終わる時』 5点
09.『嘘つきのパレード』  6点
10.『その一秒 スローモーション』 8点
11.『ひねくれ者』 6点
12.『またね』 7点
上記に書いた楽曲他、書き下ろしが数曲。

supercell

supercell

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メルト

メルト

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ブラック★ロックシューター

ブラック★ロックシューター

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ワールドイズマイン

ワールドイズマイン

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10万枚の売り上げを達成し、ゴールドディスク認定。当時からメジャーシーンでも力を振るっていた。 


・ゲストボーカル「nagi」ことやなぎなぎを引き連れ、第二期supercellが始まる。

supercell 1st single『君の知らない物語


収録楽曲
1. 『君の知らない物語
2. 『LOVE & ROLL』
3. 『theme of “CENCOROLL”』
4.『 君の知らない物語 -TV Edit-』
5. 『君の知らない物語 -Instrumental-』

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君の知らない物語/supercell

今ではアニソンカラオケ楽曲としては、残テなどと同様に数年単位でトップに君臨しているモンスター楽曲。最初の曲にして、最大のヒット作。カラオケの印税凄そう。

曲全体を通しては、サビ前でのピアノのグリッサンドなど、工夫の施しが好き。

これはよく言われることだが、フル尺よりshort ver.のほうが曲としてのまとまりがある。

ちなみに、センコロールの主題歌『Love&roll』も収録( 感想は2ndアルバムで言及しています。)6点

君の知らない物語

君の知らない物語

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2010年

2nd sigle:『さよならメモリーズ

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さよならメモリーズ/supercell

 収録楽曲
1. 『さよならメモリーズ
2. 『教えてあげる』
3. 『約束をしよう』
4. 『さよならメモリーズ -Instrumental-』
5. 『教えてあげる -Instrumental-』

・『さよならメモリーズ』  7点

さよならメモリーズは、卒業ソング的な感じの曲。いい曲ではある。ryoさん節のピアノもきまっているのだが、いまいち物足りなさがある(それが何かが言えないのが恥ずかしいところではあるが)。というか、「同じような曲」と感じていた時期。ただ、やなぎなぎと、ryo楽曲の組み合わせのマッチさという点ではとてもよくわかる楽曲。

 ・『教えてあげる』 5点

洒落てる。ちょっと変わった曲。イントロがそんな始まり方か思うからちょっとカオス。

・『約束をしよう』 5点

アコギ一本で、やなぎなぎの声が響くという点では、シンガーソングライターっぽい情景も想像できますよね。曲と声の調和がとても良いです。

さよならメモリーズ

さよならメモリーズ

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3rd sigle:『うたかた花火』/『星が瞬くこんな夜に

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うたたか花火・星が瞬くこんな夜に/supercell

収録楽曲
1. 『うたかた花火
2. 『星が瞬くこんな夜に
3. 『Worldwide Love』
4. 『うたかた花火 -Instrumental-』
5. 『星が瞬くこんな夜に -Instrumental-』
6. 『Worldwide Love -Instrumental-』

うたかた花火』7点

星が瞬くこんな夜に』 10点

『Worldwide Love 』6点

・『うたかた花火

the バラード。 が、そういう点で考えると歌っているやなぎなぎ氏の声が少し軽い。

重くても困るのだが、もう少しバラードっぽさがあってもよかった。曲的には、盛り上げ方が、以前と違い、少しだけ進歩を感じられる。

・『星が瞬くこんな夜に

神曲。二パターン(Album収録版)ゲーム版(型月の魔法使いの夜)の始まり方があることを知ってる人は少ないのでは。

 

ゲーム版では

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この歌詞がローテンポで始まる。

個人的には、どちらも捨てがたいがゲーム版を推したい。知らなかったspclファンは聴きましょう。 この曲は、堀江晶太(penguin research)さんが提供された楽曲群のなかでも、名曲と名高い『キスのひとつで』などに多いに影響を(主に間奏付近)を与えている楽曲です。楽曲評価としてはかなり高いです。盛り上げの仕方、各楽器の使い方(ストリングスのちょっとした装飾など)含め、第二期supercellの名曲の一つです。

星が瞬くこんな夜に

星が瞬くこんな夜に

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・『Worldwide Love』 6点

edmっぽいことをしようとしている試みはなんとなくわかるのだが、いまいち曲としての完成度が低い。『Love&Roll』ではうまくまとまっていたので、それの発展形をしようとして失敗した感じが否めない。

2011年 必聴アルバム

大傑作&超名盤『Today Is A Beautiful Day』リリース。

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Today Is A Beautiful Day/supercell

収録楽曲
1. 『終わりへ向かう始まりの歌 』
2. 『君の知らない物語』 5点
3. 『ヒーロー』 8点
4. 『Perfect Day』 9点
5. 『復讐』 7点
6. 『ロックンロールなんですの』 7.5点
7. 『LOVE & ROLL 』6 点
8. 『Feel so good』 10点
9. 『星が瞬くこんな夜に』 10点

10. 『うたかた花火』 7点
11. 『夜が明けるよ』 6点
12. 『さよならメモリーズ』 7点
13.『 私へ』

1.13は曲ではなく、ストーリーの最初最後の一節メッセージてきなやつなので、採点は除外。

3.「周りは唖然僕も呆然」の語感の良さ。これは『ワールドイズマイン』や、『メルト』時代からある、語感の良さの延長線上ですね。

4.最初はアコギ中心で進んでいたのが、サビで爆発するような展開が好き。

5.3rd.に収録されている曲に近い。よりバンドサウンドがメインに出ている。

6.イントロ〜サビ、そしてアウトローまで一切の飽きがないし、nagiの歌唱がとても冴えている。本作のために書き下ろされた曲の中では2番目に好き。

7.これを男が書いてる歌詞だと思うとちょっと笑ってしまうというか、「よくこんな歌詞をかけるなwww」みたいな気持ちになる。乙女楽曲。サビ前の「ask me heart」「take me out」がとても良い。真面目に音読すると恥ずかしくなる。作詞家としてもryoさん半端ないですわ。まぁアマチュア時代にメルト、wimとかを書いちゃう人ですからね。

8.ジャズ風味の楽曲。2m48〜はじまる間奏がこれまた良き。途中でベースのソロが入るんですけど、これも長めでかつ、かっこいいんですよ。本作の書き下ろしの中では1番好き。日曜日も夜とかに聴くと歌詞に共感ができるかもしれない。

11.4と同じく、途中で爆発型の曲。ピアノと、アコギの掛け合いがいい。

13.君しらのメロディを使った、アルバムの「〜けり」をつけるポエトリー的な楽曲。

 

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ヒーロー

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Perfect Day

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復讐

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Feel so good

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多分邦楽史的に見てもかなりいい出来だと思う。top300くらいには入る。

ピアノメインで、音数があまり少ないという形態をとりつつも、高クオリティを出せるryoさんの才能に感服です。そしてvo.nagiを主軸とした第二期supercellは終了。 


 第三期supercell vo.こゑだ

やはり第二期がsupercell史的に見て黄金期であり、曲とvo.の声とのマッチさという点では、これ以上にない完璧さというのは疑いのない事実。そんなプレッシャーの中、こゑださんは後任を受け継いだ。歌い方の特徴としては、椎名林檎フォロワー。

4th single:『My Dearest』 

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my dearest/supercell

1. 『My Dearest
2. 『罪人』
3. 『大貧民
4. 『My Dearest(TV Edit)』
5. 『My Dearest -Instrumental-』
6. 『罪人 -Instrumental-』
7. 『大貧民 -Instrumental-』
8. 『My Dearest (TV Edit) -Instrumental-』

・『My Dearest』 10点

My Dearest

My Dearest

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オリジナルアニメーション『ギルティクラウン』の初期OP主題歌

5m超という、アニソンとしてはわりと珍しい長さ(だと思う)。が、傑作。大傑作。

第三期にはいると、バンドサウンドが主になっていきます。ryoさんは学生時代ドラムをやっていたという経験が十分に感じられる楽曲。なおかつピアノの味付けさも相まってかなりレベルの高い曲。構成が普通の曲とは少し違っている。サビ前のドラム最高。

ここで、EGOISTも劇場アニメから、アーティストとしても産まれ、ギルクラのop,edに参加してきます。ここでは省きますが、名曲ばかりです。

・『罪人』 8点

ダークなピアノっぽさが出てて良い。なおかつ感情的なvo.の歌い方が良い。

罪人

罪人

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・『大貧民』 10点

このギターの癖が強いとおもったらjam=ジュディマリのギターが入ってるんですよ。これが結構いいマッチングをしていて、アルバムに入れてもいいレベルです。というか入れて欲しかった。

大貧民

大貧民

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 2012年

5th  single『僕らのあしあと』/『告白』 ジャケットは二枚仕様。

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告白・僕らのあしあと/supercell

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僕らのあしあと・告白/supercell

収録楽曲
1. 『僕らのあしあと
2. 『告白』
3. 『カレ』
4. 『僕らのあしあと (TV Edit)』
5. 『僕らのあしあと -Instrumental-』
6. 『カレ -Instrumental-』
7. 『僕らのあしあと (TV Edit) -Instrumental-』

僕らのあしあと』 5点

『告白』 8点 

『カレ』 5点

・『僕らのあしあと

僕らのあしあと

僕らのあしあと

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イントロがもろミスチルの『終わりなき旅』。

終わりなき旅

終わりなき旅

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そういう印象がつよい。

曲としては、6mあるが、その長さ分の良さはあまりない。単調すぎるというと違うが、後半になってやっといいなっと思えるくらいしか、聴きどころがない。音作りは結構いいが。

・『告白』 間奏だけで5点あげられるほど、間奏がこの曲の要。ryo(supercell)さんはメルトの頃から間奏で美しいピアノメロディという、「ryo節」があるが、それが存分に堪能できる。ここまでピアノ一色で間奏というのも、この時期になると珍しくなっていたため、原点回帰と言いますか、「これこそryoさんだよ」という感じがあります。

告白

告白

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・『カレ』  5点

本作では、いずれEGOISTでやるような楽曲的要素がある曲とも取れる。装飾音とかは、のちに(というか同年発売ですけれど)EGOISTの1st albumの楽曲内でのそれによく似ています。ある意味試験的な曲だったのかもしれない。新たな境地を開拓しようとしていた時期に作られたかもしれない。もしくはただ単に、当時の実力で作りたい楽曲をつくった。どちらにせよ、楽曲自体はいまいちである。

 

6th 『銀色飛行船

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銀色飛行船/supercell

収録楽曲
1. 『銀色飛行船』 
2. 『リルモア』
3. 『アニメ映画「ねらわれた学園」特報用BGM』
4. 『銀色飛行船 -Instrumental-』
5. 『リルモア -Instrumental- 』

銀色飛行船』  4点 

『リルモア』 7点

 

・『銀色飛行船

カントリーロードを意識しすぎてる感がよぎってあまり好きではないです。

この手の作風の完成形はEGOISTの『Ghost of a Smile』です。

銀色飛行船

銀色飛行船

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・『リルモア』

ボサノヴァ風の楽曲であることがポイント高い。なおかつこゑださんも、しっかりと声の魅力が発揮されている。早くもないし、高くもないという点で彼女の歌唱が冴え渡っている(なんだかんだ、my dearestなどの激しい曲は曲に対して、歌の実力ともなっていない)

リルモア

リルモア

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7th single『the Bravery

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the bravery/supercell

収録楽曲
1. 『the Bravery
2. 『She is my senior』
3. 『青空』
4. 『The Bravery (TV Edit)』
5. 『The Bravery -Instrumental-』
6. 『青空 -Instrumental-』
7. 『The Bravery (TV Edit) -Instrumental-』

the Bravery』9点 

『She is my senior』 5点   

『青空』  4点

・『the Bravery

The Bravery

The Bravery

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第三期 supercell best 5に入る名曲。ギターメインでこの完成度は以前のryo(supercell)では考えられなかった。間奏も、上手いことつなぎをしつつ、一音一音のメロディが美しい。あとやっぱドラムがいい地盤を築いていると思う。転調するところは、感動もの。

・『She is my senior』

アコギ一本が全面出ている楽曲。これもリルモア同様、vo.が無理して歌っている感がないので、聴いていて気持ちが良い。

・『青空』

転調する時が面白い。が、それ以外は特になし。

8th single『 拍手喝采歌合

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拍手喝采歌合/supercell

収録楽曲
1.『拍手喝采歌合
2.『 M.K.O』
3.『夕焼けブルース』
4.『拍手喝采歌合 (TV Edit)』
5.『拍手喝采歌合 -Instrumental-』
6.『M.K.O -Instrumental-』
7.『夕焼けブルース -Instrumental-』

・『拍手喝采歌合』 7点

拍手喝采歌合

拍手喝采歌合

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全体的にかっこいいが、ちょっとダサさも残ってる感がある。が、ピアノのドラムがいい味を出している。『凛として咲く花の如く』っぽいというか、参考の一つにはしているとおもう。

・『 M.K.O』  8点

高低音のバランス、こゑだの歌唱の起伏がわかりやすいほど出ている。かっこいい曲をしっかりと歌い上げている。vo.がしっかりと活かされている。

・『夕焼けブルース』 5点

間奏のハーモニカがいい。54s付近だったり1m02s付近のギターの飾り付けがより良い曲へと昇華してる。

・3rd album『ZIGAEXPERIENTIA』

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ZIGAEXPERIENTIA/supercell

傑作ではあるが、人を選ぶ作品。全体的にバンドサンドで構成されている。

こゑだと楽曲のバランスの具合という点ではあまりよろしくない。が、曲単一でみたら2ndアルバムより、豊富で、幅が広い曲ばかり。アルバム全体を通して、ちょっと楽曲が多すぎるとの難点。

どうかんがえてもトラック11or12で終わった方が作品としてまとまりがある気がする。

曲数は多ければ良いというものではないことがよくわかります。

収録楽曲
1. 『Journey's End』
2.『 No.525300887039』     6点
3. 『Mr.Downer   7点』
4. 『My Dearest (Album Mix)』 10点
5. 『従属人間』 9点
6. 『ホワイト製薬』 8点
7. 『拍手喝采歌合』 7点
8. 『Yeah Oh Ahhh Oh !』  6点
9. 『百回目のキス』 5点
10.『銀色飛行船』 4点
11.『The Bravery (Album Mix)』 9点
12.『 僕らのあしあと (Album Mix)』 5点

ここで終わった方が私は区切り的な意味でいいと思う。
13.『告白 (Album Mix)』 8点
14.『時間列車』 6点

15.『We're Still Here 』6点

1.2ndアルバム同様、始まりと終わりにポエトリー的な曲を入れている。そういうのが好きなんだろう。EGOISTでもトラック1には入りとなる曲が入っていたし。

2.ミスチルの『シーラカンス』のオマージュ楽曲。それに限る。

それ以上の感想はない。

No.525300887039

No.525300887039

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3.ギターがこうもメインにガシャガシャするような曲は、当時からしてみればあまりなかったので、そういう意味で「こういう曲がきたか」とあった曲。でもメロディのどこかしらにryo さんっぽさが出ている。

Mr.Downer

Mr.Downer

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5.これもサビにかけて一気にかっこよくなるのがこの曲の特徴だと思う。ベースも程よくかっこいいし、バランスが取れている。

従属人間

従属人間

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6.ドラムでからはじまり、ギターを少しずついれて、ドンっとばかりに曲の全容が出る感じ。こういう、ドラムの魅せ方はドラマーでもあるryoさんだからこそなのかはわかりませんが、経験が活かされているという点であっていると思います。

ホワイト製薬

ホワイト製薬

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8.応援歌。結構スルメ楽曲。20回聴いて合わなかったら、無理して聴かなくていいです。

Yeah Oh Ahhh Oh !

Yeah Oh Ahhh Oh !

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9.わりと普通な曲。特出して、ここがいいというのはない。

14.苦手と言ったら苦手。やりたいことはわかるけど、ここにたどり着くまでがちょっときつい。蛇足と言ってもいい曲。曲自体はいいけど、アルバム構成的にみて。

15.ピアノオンリーで進む。ある意味ryoさんらしい曲。音使いにちょっと意外性が出ている曲だなとも思う。間奏も、凝ったようなものではなく、ただただ普通のメロディなのだが、そこがいいみたいなところがある。

 

作られた経緯から考えれば、作られるべきアルバムであったと私は思います。ではその経緯とはなんなのか。大元をたどるという意味で、作品『狂気』-Pink Floyd

と言ってもポカーンとなる人が大半でしょうから、ある程度簡易的な説明を入れると、

世界で沢山売れたアルバムの一つ(世界で二番目に売れたアルバムと記憶,一位はマイケルジャクソンの『thriller』)で、チャーンイン記録では741週=14年も、米のbillboard200にランクインしていたというモンスターアルバム。

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the dark side of the moon・邦題「狂気」/Pink Floyd

この作品を軸に作られた(これはミスチルのプロデューサー:小林武史さんの趣味と言って間違いない)アルバムがあり、それは邦楽史上において圧倒的評価を受けており、邦楽名盤などでもtop10に入るレベルの人気を誇っている『深海』です。

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深海/Mr.children

ここまでくればピンとくる人もいるかもしれません。本作に「シーラカンス」が収録されているということを。帰結には浅すぎるのため、まだ結論部ではないですが。

www.cinra.net

ブンサテ中野さんとの対談の一節でこのような発言があります。

中野:そっか。今回のsupercellのアルバムには1970年代のハードロックに通じるようなテイストも感じたんですけど、ドロップDはどちらかというと90年代以降の新しい音楽に多く使われる手法ですよね。ryoくんは、ギターで作るようになったから作風が変わったと話してくれたけど、実はそれだけじゃない気がする。

ryo70年代というのは、まさに意識していました。実はPink Floydの『ライブ・アット・ポンペイという、昔のコロッセオみたいな場所でやってるライブ映像を観たんですね。そこでマーシャルのアンプを使ってたのが格好よくて、マーシャルのビンテージアンプを買ってきた。それがこのアルバムの始まりなんです。

 引用から、大事な部分を赤文字に変更しました。

『ZIGAEXPERIENTIA』の始まりもPink Floydのライブがきっかけ。当然、Pink Floydから始まったわけですから、『狂気』の影響を受けないはずがない(もともと、生粋の洋楽厨であるので余計。)ただ、『狂気』というアルバムを聴けばわかると思いますが、アート音楽、前衛音楽(実験音楽といったほうがいいのか)などの部類の音楽なわけですから、当然それ一本だけでは何も抽出できなかったでしょう。そこで深海の登場です。同じ音楽プロデューサーでもあり、邦楽界隈の巨匠「小林武史」の全盛期に手掛けられたアルバムです。

小林武史さんの紹介も少しします。

彼はミスチルのデビュー時〜『reflection』までは、彼らの音楽の司令塔として、大ヒット曲の数々に貢献をしていきました。また、サザンの人気楽曲『希望の轍』『真夏の果実』などを手がけ(両極ともイントロは彼が考案したものというのは有名な話)、2000年代にはレミオロメンで『粉雪』をプロデュース。こちらもかなりのヒット作であることは周知の事実ですね。13年時点で、とある番組でレンタル回数が多いシングルは『粉雪』だったそうです。(平成の時期、もっとも借りられたアルバムの4,7位はミスチルです)

そして10年代では、back numberの『クリスマスソング』『ヒロイン』『手紙』をプロデュースし、『クリスマスソング』は、バックナンバー史上一番売れたシングルになり、アルバムも、ベスト盤を除けば、『クリスマスソング』『ヒロイン』『手紙』が収録されている『シャンデリア』が一番のヒット作となっています。要は90年代、00年代、10年代 それぞれの時代で、大ヒット曲をプロデュース、編曲をしているまさに巨匠といっても過言ではない方です。

もし、興味がありましたら、

 

sai96i.hateblo.jp

 を参照。 

本題

そんなわけで、『深海』=『狂気』≒『ZIGAEXPERIENTIA』の関係性まで説明しました。

『深海』を作る際に、Pink Floydの『狂気』(『狂気』は、人間の内側を書いたような作品なので)に影響を受けたという点から『ZIGAEXPERIENTIA』もそういったテイストの楽曲が多いのも納得です。というか、

中野:そっか。今回のsupercellのアルバムには1970年代のハードロックに通じるようなテイストも感じたんですけど

ようはこの70年代のハードロックに通じるようなテイストというものが、狂気から影響を受けた洋/邦アーティストが作った曲の数々という点で正解な気がします。

では、『ZIGAEXPERIENTIA』のどこに深海の収録楽曲に影響を受けた要素があるか。それはトラック2の『No. 525300887039』ですね。アルバムレビューの時にも書きましたが。

 機材までにも影響があるのではないかと思います。

jp.yamaha.com

小林武史さんに影響を受けているという点では、僕らのあしあとも同様です。

そんなテイストを『ZIGAEXPERIENTIA』も注いでいるわけです。そう考えれば、本作に否定的な人もある程度は好意的に受け取れるのではないかと感じています。本作における失敗点は、こゑだの歌唱力不足以外にはありませんから。個人的には大貧民を入れて欲しかったというのはありますが、これはさして問題ではないです。ただ、アルバムにはいってもおかしくないというだけで。


 以上、1期-3期まで、雑ではあるかもしれませんが、紹介してみました。14年-現在に至るまでsupercellは一度も曲を出さず、なにか情報があったとすれば、それは16年度にゲストボーカルのオーディション告知があったくらいで、リスナーとしては完全にsupercellの音楽を聴くことはありませんでした。悲しいことに。

ryo(supercell)さんの音楽自体は「EGOIST」でとても濃度の高い曲を味わうことができましたが、本業(と私は捉えている)のsupercell楽曲らしい曲調は「雨、キミを連れて」くらいしかなく、寂しかったです。それゆえに、ついこの間発表されたsupercellの新曲と新vo.の新情報はとんでもなく嬉しかったのです。

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ann,gaku/supercell 第4期

このツインボーカルとryoさんの楽曲で、どんなものが出来上がるかが今からとても楽しみです。EGOISTで培った技量も存分にsupercellで活かしてくれると、もっといいなっと思います。

本当ryo(supercell)さんは私が人生レベルで影響をうけた音楽作家であり常日頃から畏敬の念を抱くばかりです。

supercellで君しらをはじめヒット曲を連発し、EGOISTでも、『名前のない怪物』や『the everlasting guilty crown』、『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』などヒット曲を飛ばし、ベストでも10万枚を売り上げるほどの人気アーティストになっています。(多分アニソン界隈のアーティストでベスト出して10万いけるのは他には水樹奈々やLisaぐらい)。別にランキングにこだわる性質でもないのですが、テレビ番組などでアニソンランキングベスト100という題材で取り上げられたとき、『君の知らない物語』/『名前のない怪物』の二曲がランクインしており、(12位 『君の知らない物語』-『化物語』/ 47位『名前のない怪物』-『PSYCHO-PASS』)一人の作家が一曲ランクインするだけでも、なかなか難しい所を、二曲ランクインに加えてベスト100という形態に対して、どちらもベスト50に入っているという快挙ぶりを果たしているわけです。当然これは一つの番組の結果にしか過ぎませんが。

ここからはお礼というか、この記事を作る際に、一部参考にさせていただいたサイトがあり、それはryo(supercell)さんの作曲一覧(EGOIST Tia supercellなど分別などもされている)というサイトなのですが、本当に助けになりました。この場を借りて感謝の意を心から申し上げます。

supercell-db.hateblo.jp

ryo(supercell)さんの楽曲が好きな人は一度覗いて、復習するのもアリですよ。

あとこれは個人的な話ですが今回より字数の多い記事は当分出ません。

 では、また次の記事で。

 

ミスチルアルバムについて考えてみるpart1

今回はミスチルのアルバムの中でも、売り上げの一点でかなりの数字を出した4枚を書きます。

 

では、まず以前書いた

 

sai96i.hateblo.jp

 

Mr.Childrenを初めて聴く人アルバムは「bolero」が良いと書きました。あくまで最初に聴くならばという点でオススメしているのであり、最高傑作の箔は私はつけられませんが。

 

BOLERO

BOLERO

 


一番売れたアルバム

Atomic Heart

Atomic Heart

 

 や異色作

深海

深海

 

 

なども当然捨てがたいです。が、ミスチルを入門編として考えた時に深海は、人によっては微妙という人もいる(大傑作であることには変わりはない)し、収録されている楽曲群・構成は、プロデューサーである小林武史氏の音楽趣味が強い作品(多分)なので、個人的には、最初に聴くべきアルバムではないと感じる。atomic heartも同様で、printingは数秒で終わってしまい、dance dance danceに繋がる構成が嫌な人も世の中にはいるでしょう。最大ヒット曲「innocent world」で最後マイナーキーになって終わる工夫の施しを聴くのは確かに気持ちが良いが、innocent worldのイントロはあまり惹かれない(現に書いている私がそう)場合もある。discoveryは「終わりなき旅」以外はあまり惹かれる曲がない。というか、これも一曲目がレディオヘッドの「airbag」+「Planet Telex」な楽曲だったり、そもそもジャケットがU2のThe Joshua Treeを真似たものでありと、洋楽面を意識したものがあり、そういうアルバムから入るのも、なかなか難しい。

では、なぜboleroが良いのか。それはクラシックのボレロ調を意識した「Prologue」で始まり(これはトラック11に繋がると思えば意味がある)サビで変化球を投げている「Everything (It's you)」が2つ目に来て、3,4でかっこいいトラックが続き、5でアコギ調と弦の掛け合いの楽曲で一旦ローテンポな楽曲でありながら、the ミスチルとも言えるべき長丁場な楽曲が入る。そして6で大傑作「シーソーゲーム」ですよ。ここまでで、入りやすさと、受けやすい楽曲群という意味では、他のアルバムとは一線を画している。これらに+して、トイズファクトリー史上1番売れた「tomorrow never knows」がある。これだけのヴォリュームのあるアルバムであるわけですよ。ハマりやすい楽曲群が詰まっているという点で、boleroがダントツで「おすすめアルバム」として推せます。というよりノンタイアップで一番売れた「シーソーゲーム」トイズ史上一番売れた「tomorrow never knows」が入っている=シングルで売れた楽曲が二曲もあるという点で明らかに大衆に受け入れやすい(boleroは、半分くらいは、大ヒットシングル楽曲を詰め込んだようなアルバム=より大衆が好んだ音楽の集合体とい解釈)。といってしまえば、それでおしまいなのかもしれない。結局はその人の好みにあったアルバムという元も子もない結論で済ますのもつまらないですが。

 

2019年リリース 上半期best10

選考基準:上半期にリリースされた音楽。邦楽/洋楽問わず。  順不同。

文章量はいつも以上に少なめ。

  1. コヨーテエンゴースト-作曲:wowaka(ヒトリエ)  
  2. 決闘-作曲:堀江晶太(penguin research)
  3. laser beamer-作曲:tk(凛として時雨)
  4. オーバータイムオーバーラン-作曲:東野へいと
  5. 六月は雨上がりの街を書く-作曲:N-buna
  6. さよならごっこ-作曲:秋田ひろむ(amazarashi)
  7. If I Can't Have You-作曲:ショーン・メンデス
  8. Avalanche-作曲:Artem Stolyarov & Vitaly Konkin
  9. Esquima Dream-作曲:Claude Stephan Crump
  10. Threat Of Rain-作曲:カール・ハイド & リック・スミス

 1.急逝されてしまったので、結果的にwowaka氏がいるヒトリエという意味での遺作アルバムとなってしまった「HOWLS」どの楽曲も良いのだが、やはりその中でも当楽曲は群を抜けている。以前からずっと書いていることだが、wowaka節が炸裂しつつ、ヒトリエを通して獲得した技術が大いに活かされている。

2.堀江さんがこの曲を作れたということがまず凄い。というか、もう数年は「敗者復活戦自由形」レベルの楽曲は出ないと思っていたので、そう言った気体をいい意味で裏切ってくれた。これからも注目していきたい作曲家である。

3.イントロからつかまされた。tkの声も随分と聴き慣れていたが、新鮮味がこの楽曲にはあった。後半にいくにつれて、「おお」っとなるところが沢山あり、聴きごたえがあった。

4.神僕には、こういう曲調が一番リスナー的には合うと思う。大人になっていくんだね。とかもイイですけれど、こういうthe 神僕といった感じの曲の方が私も好みである。

5.

 

sai96i.hateblo.jp

 6.さよならごっこは最初イマイチでした。が、サビの歌い方がだんだんと癖になり、歌詞も毎度のことながら素晴らしかったので選出しました。

7.一目惚れならぬ、一耳惚れ、音作りから曲の魅せ方がとても良い。あと以前から聴いていて思ってる事ですが声質が素晴らしい。こういう声を持ちたかった。(´・ω・`)

8.ダンスミュージックの造詣は皆無に等しいです。が、そんな自分でもこの曲は普通のダンスミュージックとは異質なるものを感じた(あくまで素人意見です)かっこよさと、ワールドというジャンルっぽさの融合体、そしてジャケットのかっこよさ。全て良い。

9.自分はよく作業用bgmとしてジャズをかけており、そのために色々漁っていた時に見つけた曲なんですけど、派手すぎず、落ち着きすぎずといった感じのジャズでいいなって思いました。

10.underworldは、Beaucoup Fishが名盤過ぎた事から、追っているアーティストで、今回のThreat Of Rainは、昨年からスタートしたプロジェクトの「drift」のシーズン2で発表された楽曲です。で、この曲、石野卓球みたいな感じもしつつ(多分影響を受けているのでしょう 石野卓球が)色々な音に挑戦していて、力作だなっと感じたのでベスト10に選びました。

コヨーテエンゴースト

コヨーテエンゴースト

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決闘

決闘

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laser beamer

laser beamer

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六月は雨上がりの街を書く

六月は雨上がりの街を書く

  • ヨルシカ
  • ロック
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さよならごっこ

さよならごっこ

  • amazarashi
  • ロック
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If I Can't Have You

If I Can't Have You

  • ショーン・メンデス
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Avalanche

Avalanche

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Esquima Dream

Esquima Dream

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Threat Of Rain

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以上です。supercellが新曲を出すという事なので、supercell楽曲の記事を近々あげます。おそらく、rinoブログ史上最長の長さ (1万は行くと予想)になるので、お楽しみに。

supercellの新曲情報が来た。

突発的というか、本当急に書いているんですけれど。まさに青天の霹靂(試写会でなんかあってもいいという予想はしていたが)僕が敬愛してやまない作曲「ryo(supercell)」さんがなんとsupercellで、新曲を発表した。センコロールコネクトの主題歌として「#Love」劇中歌として、「Nanairo night」の起用が決定。劇中歌、主題歌両方揃ってる=これはもう4th album出ることが確定したものです。

 聴いたところ女性vo.っぽいですね。まぁそこはおいておいて、supercellのHP見に行ったら、

f:id:sai96i:20190629130330j:plain

これですよ。http://www.supercell.jp

もう圧倒的supercell.三輪士郎さんの画力がさえに冴え渡って、supercellの世界観を出している。最高。

センコロール3も決定したようで、そちらでも期待はできますね。supercellが新曲を、、 (´;ω;`)、この文体を見るまでにどれだけの年月を過ごして、その間に渇望したか。EGOISTがダメというわけではなく、やはりsupercellこそryoさんの本業だと思っているので。7月には#Loveのmv公開を予定しているとのことで、楽しみですね。

今年supercellの楽曲がたくさん聴けるかもしれない。

新vo.はannとgakuらしいです。それすなわちツインボーカルということですが、各々の曲も、もしかしたら聴けるかもしれない。 (´;ω;`)

www.instagram.com

ryo(supercell)さんが、顔出しでインスタやり始めました。顔出しすることによって、仕事案件が増えたりだとかするのら、信者としては嬉しい限り。(´・ω・`)

 

dancer in the discordを聴いた感想。

f:id:sai96i:20190627000824j:plain

dancer in the discordが収録されているCDジャケット。

要はEGOIST(supercellのryoさんプロデュース)みたいなもんで、架空アーティスト(ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインのキャラ)。reonaさん自体は、ピッカピカの新人アーティスト。前情報としてはこんなもん。reona starring 神崎エルザは、「reonaが演じる神崎エルザ」って事なので、神崎エレナの曲が出るときはこの名義でしょう。

 1st mini album「ELZA」より、毛蟹さんが手がけた「step step」「Disorder」「Independence」「ヒカリ」「rea(s)on」面白いことにstep stepは展覧会の絵からのインスパイア、ヒカリはショパンの別れの曲からのインスパイアからの曲ですね。(だれでも聴けば一発でわかります)となると、dancer in the discordのドヴォルザークの「新世界」を提案したのはおそらく毛蟹さんでしょう。

dancer in the discordの成分としては、シンフォニック・ロック要素( ¹クラシック音楽をロックと融合)を提案は毛蟹さん。

Aメロのシンセが、人生リセットボタンを思わせるような感じでした。

あさん(@hapeator_akeomi)も言っています。

 

  • ピアノは全面的に堀江晶太さん。最後の印象的なピアノの締めから見てもそうだし、楽曲の味付けとしてピアノサウンドを入れてくる(bメロとか、2番のaメロ(1m20s-30s )のは、kemu名義のインビジブルからだし、1m49sから1m58sで最初はピアノだけど、サビ前でシンセに転換しているのも堀江さんならやりそうな展開。
  • 1m57付近のサビ前でピアノを介すのは一般的に曲とありがち(サビ前をピアノオンリーにした方が、静寂さからの、サビメロで爆発という効果も狙えるためであり、この曲でも最初のサビを迎えるときはこの手法。)ではあるが、ベースとピアノを同時で鳴らすというのも、ありそうでなかなかない。
  • 愛を乞うdiscord」「逝き場なく彷徨うdiscord」ここら辺の曲調は毛蟹さんだと思う「Independence」などでも、締めで印象付けるような作り方をしているため。シンセは全面的に堀江さんかな。
  • ベースは言わずもがなというか堀江さんの担当楽器ですから、好き勝手暴れていると受け止めました。個人的に面白いなと思ったのは、2m44sあたりで実はベースもメロディを刻んでいるところです。丁度良いところであり、他の楽器が主張が激しいところでもあるので、普通の設定では、ベースからドラムまで、均一に並列に設定されているものですから気づきにくいですが、bass booster(itunesのイコライザ)or音弄るアプリなどで、ベース音の主張をメインにして聴けば、よく聴こえます。2m44s- 2m53sと短いですが。アウトローのピアノも堀江さんですね。ミリオン/ワンズのアウトロー入る瞬間3m14sあたりからのピアノの流れとよく似てるため。
  • 2m16s-の新世界を踏襲したメロディの裏で流れるようなピアノが2m53sまで続き、そこから、ジャズ的な感じに落ち着きつつも少しだけ盛り上げるようにし、間奏前に、強めに弾くことにして、興味を沸かせるようにして、間奏明けでピアノで不協和音的要素を強めに出すという。ここら辺はdancer in the discordの最大の魅せ場だと思います。というか絶対そうです。

 

総評・・・kemu時代からある堀江流の絶妙なピアノの味付けから、より進化したサウンド・曲の魅せ方が聴くことができ、不協和音的要素を楽曲に加えたことにより、従来のkemuサウンド+堀江名義=の究極体のような楽曲で、とても良い編曲でした。最高です。

点数でいうなら10/10です。

以下、この記事のために提供していただいた方たちの感想文

提供してくださり、本当にありがとうございます。


大丈夫だ、問題ないさん(@bokarohaizin_)

楽器群もシンセも堀江さんらしさの良いとこ取りみたいな感じがします。色々なひな形をフルに使って新しさを出してるような。

ブロブフィッシュさん(@jihanki_jihanki )

後日、追記します。 

・gincleさん(@gincle_cho )

ゴシックメタル然とした楽曲は、今までの堀江晶太楽曲ではなかなか見られなかったものなので、初聴時は衝撃を受けた。 「決闘」「逆襲」といった、PENGUIN RESEARCH楽曲で養われたヘヴィメタル的な要素はもちろんなこと、 耽美的でダークな雰囲気が調和し、まるで聴衆を異世界の美術館に連れ出していくような感覚へと陥れる。 その「美術館」には、ドヴォルザークが薄暗い、乾いた空気の中で微笑みながら我々を待ち望んでいる。 ブレイクタイムの「新世界より」、アウトロの「家路(一般People的には、【遠き山に日は落ちて】が分かりやすいか)」といった、 ドヴォルザークの名曲が、上品に散りばめられているところにセンスを感じる。 そして、ただのゴシックメタルにしないのが、彼のいけ好かないところである。ブレイクタイム後のジャズ調のアレンジは、 ゴシックメタルとしてはあまり見られない。ボーカルをメインに世界を構築するために、敢えて取り入れたのだろうか。 このアレンジのおかげで、歌声も楽曲自体も平坦なものにすることなく、最初から最後まで飽きがこない。 

・かいさん(@BmsW_BcsM)

 音数が多いけどkemuではない感じ、クラシックの曲の引用、そしてメロディも良い、ReoNaさんの歌声も良くて凄い好きな楽曲です ラスサビ前とかも好きです。

 

1.より一般的なジャンルとしてはシンフォニックメタルと言った方が良いが、楽曲的にメタルほど暴れてはいないので、シンフォニック・ロックとした。

Dancer in the Discord

Dancer in the Discord

 

 

 

 

Dancer in the Discord

Dancer in the Discord

  • 神崎エルザ starring ReoNa
  • アニメ
  • ¥250
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色々2

積んでいたCDを何枚か消化したうえで、(^ω^三^ω^))っとくるようなものがあったので、書きます。前回というか、

 

sai96i.hateblo.jp

 

の次は4じゃないのかと言われそうですが、2が手違いで出ていなかったので (´;ω;`)。出します。

まず最初に一発目の曲として「21st Century Schizoid Man(改定前は21世紀の精神異常者)」。これは五大プログレ(pink floyd/King Crimson/YES/EmersonLake & Palmer/Genesis)バンドのうち、キングクリムゾンが出したデビューアルバム(凄い)。ジャケットからただならぬインパクトがあるのは言うまでもない。

 

21st Century Schizoid Man

21st Century Schizoid Man

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曲もヘンテコではあるが、融合体的な感じがする。プログレッシブ(進歩的、先進的な)・ロックというジャンルの中でこんなにも破格な音楽を生み出せるのは凄いと受けとった。 ロックとジャズ調の掛け合いでこんなにも変わった曲ができるのかと。こんな楽曲を1969年に出していたっていうのが何より一番衝撃でしたね。普通の曲として聴かないぐらいが、丁度いいと思います。! (゚ワ゚≡スッ 音が上がっていく展開などはとても聴いていて楽しい。 

あとこの楽曲を、弦楽器で演奏したものもあって、相変わらずジャケットは気持ち悪い(褒め言葉)

21世紀の精神正常者

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 ですけど、プログレロック。元々曲というより、破壊的なサウンドの集合体というか、映画的にいうなら、アート映画的な、明らかに大衆受けな楽曲ではない無機質みたいな曲だからこそ、弦楽器で演奏した音源を聴くとその無機質さが目立つとでもいいましょうか。本家知らなくても普通に楽しめるし、今の近代音楽っぽさもある(これは本家が偉大であるという証でもある)し、そういうのが好きな人はハマると思います。


 どう考えても公式がNightcoreなんておかしい。やっちゃいけないというわけではないが、わざわざ公式でやる意味がない。EGOISTの現時点での最新シングル (咲かせや咲かせ)なんと新曲は一曲だけ。「咲かせや咲かせ」自体はとてもいいのだが、他の内容が過去最低。ロンドン橋のマザーグースはまだしも、The Everlasting Guilty Crown Nightcore mixってなんだよ。多忙なのは承知で書きますが、過去の楽曲のremixとかやるなら新曲を書いて欲しかったですね。もしこのeverlastingのremixを提案したのがryoさんであったのならば少し残念に感じます。読んでる側からしたら、「過剰に反応しすぎ」と思われるかもしれませんが、新曲が一曲しかなく、過去のヒットソングのremixなんてやられたら、当然喜ぶ人もいるのは事実ですが、逆も然りです。ただでさえ活動なんてないに等しいくらいで、なおかつリリース状況も著しく悪いので余計に。

今年spclが復活して、4thアルバムのリリースが決まるくらいトントン拍子でryoさんの作曲した曲が聴けるといいな。本当に。辛い。 

咲かせや咲かせ

咲かせや咲かせ

  • EGOIST
  • アニメ
  • ¥250
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劇場中編アニメーション『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』咲かせや咲かせPV


 

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超嬉しい。

どちらも1ページ目に表示されてる。全ての記事に「検索上位に持って行かせたい」という工夫、願望は当然毎度思ってることであり、達成したいことではあります。が、本当に自分が「この記事は検索上位に持っていくだけの価値のある記事」というのはなかなか書けないもので。今までにその確信が持てたのは

 

sai96i.hateblo.jp

 

 

sai96i.hateblo.jp

 この二つだけなんです。その内一つの記事が検索上位に上がる。これが書いている側としてはまぁ嬉しい。 


BUMP OF CHICKENのアルバムを数枚借りてきました。ユグドラシル/ジュピター/orbital period/COSMONAUT./ 理由として、あまり聴いてこなかったアーティストであったことと、数多くのフォロワーを輩出し続けているバンドの音楽はどんなもん何だろうという一種の好奇心的な欲求が働いたからです。グッときたアルバムがあれば後日レビュー記事を単体で書こうかなって考えています。

Jupiter

Jupiter

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COSMONAUT

COSMONAUT

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 dancer  is the discord (神崎レオナ starrig reona)

堀江さんが編曲を担当しているんですけれど、これが超かっこいい。kemu要素はあるけど、それが表面化してない形で現れており、なおかつ従来の堀江さんにはないテイストで仕上がってきている。是非、インストで聴いてみたいです。発売日が超楽しみ。

やはり堀江さんは素晴らしい作曲家であると改めて思いましたね。(毎回ツボを押してくる楽曲を出してくる)

 

【メーカー特典あり】 Prologue (初回生産限定盤) (ポストカード(ReoNa応援店絵柄)付)

【メーカー特典あり】 Prologue (初回生産限定盤) (ポストカード(ReoNa応援店絵柄)付)

 

 買いましょう

りぶ(歌い手)について

つい最近、歌い手「りぶ」が、某アニメの主題歌に抜擢されて、これはもう書くしかないだろってことで、書きます。普段は、歌い手を抜粋して書くなんていうのはあり得ないので、特別ですね。 

あとあらかじめ書いておきますが、この記事内で書く基準はニコ動内での話ですので、そこは承知した上で読んでください。

www.nicovideo.jp

f:id:sai96i:20190516232129p:plain

りぶ

 りぶは、ニコ動内で、かなり有名(というか、まふまふなどの一部の例外を除けば、いまだにトップクラスの知名度、再生回数を持ってる)ですが、当然知らない人の割合も多いと思うので、どういった歌い手かというと

  • 所謂、イケボ系歌い手の部類するにも関わらず、男女問わず、一定の評価を得ている(大半のイケボ系歌い手は、男ウケが悪かったりする)
  • 歌い方の引き出しが多い。
  • 歌う曲含め、全体的に脚色を入れるなどを入れて、原曲と、明確に違った良さを出す。(多分、これが一番でかい)

など。まぁ百聞は一見に如かずとも言いますし、実例として動画を貼っていきます。

まず、この曲。イントロから「アウッ」を入れて、リスナーの興味を誘わせる。

そして、曲の合間にも、色々と、ガヤを入れてくる。そして、英語パートでは、これでもかというくらいに、綺麗に、そして滑らかに発音してくるので、英語なのに、日本語に聞こえる現象が、聴く人によっては出たりします。そして盲目のアイロニー(イ↑)っと最後にまた一癖つけてくる。

「もし世界が消えて、私も消えて そしたら、あなたの所有権も(消え去って)」

この、(消え去って)を強調する歌い方も、原曲通りに歌い、単調になるのではなく、アレンジという形で、常にかっこよさというのが出ていてとても良い。ちょくちょく、巻き舌を入れてくるのも、並みの歌い手では間違いなく出ない。

「キャッツダンス〜恋の有罪迷宮」とか、アレンジの勝利ですね。ここのアレンジは歌ってみたならではの表現だと思います。

上記のような、アレンジだけでもかっこいいのに、そこにmixでうまい感じに編集することで、余計にかっこよさが増すという。この一曲を取っても、歌唱力、表現力、アレンジ力というのがずば抜けているのがわかると思います。

では次にneru作曲の東京テディベア。

というわけで、次は東京テディべア。

「踵潰した〜」のあと「yeah!!」といきなりぶち込んでくる。こういう、曲が始まる前に、印象をつけることがりぶさんの上手いところ。「正直者は何を見る? 正直者は馬鹿をみる」でも、ミックスで明確な歌詞に当てる表現というのをつけている。そして終盤の間奏明けの「存在証明。あーシャラップ〜こんなの僕じゃない」の強調で、りぶ真髄が発揮されています。

続いて、

やはりここでも、曲の合間に、「non non non」と入れてきたり、「もどかしくなって」の「なって」で少しがなりを入れてくるわけです。mixのうまさも、この楽曲で存分に楽しめ「待って〜」の待ってで、まを、mixで刻み刻みに入れてくる。そして間奏で、脳漿炸裂ガールを歌詞の一部を歌い入れてくるこのサービスも欠かさない。

しまったって思ったって、もう「遅い」とここでも、ぐっと強調して歌ってくる。

アウトローの部分は完全にりぶさんが付け足したものですが、より、曲調にあった付け足しで、とても良い仕上がりになってますね。

歌い方の幅が広いという点では、この曲が全てだと思っています。聴いていて単調に感じないのが、この歌ってみた動画の一番いいところです。

数年ぶりの歌ってみた動画ですが、ブランクを一切感じさせないクオリティです。

一番「あーりぶだなww」っと思えるのは、2m13-の「だから今、前線上に立って」

の歌い方で歌詞通りに歌うと「ぜんせんじょうにたって(あえて平仮名にしてます)」と、なり、大体の歌ってみたは、この通りに歌っているんですが、りぶさんの場合、「前線twhaに立って」というアレンジをかけて歌っており、曲調にあった歌詞のはめ込みという工夫がなされていますね。そして、間奏明けの「延長戦サレンダーして」は、今までも書いてきた通り、かっこよく決めてくる、今までのりぶさんと変わらないよさが十二分に出ていると。ラストで決めてくるのもりぶさん特有のかっこよさだと、個人的に思っています。

 

という感じで、りぶという歌い手が、いかに特出した歌い手かというのを、紹介してきました。最初の方で、色々な人からしいを仰いてでいると書きましたが、その一例を挙げるなら、

 プロスケーターの羽生選手が効いていたりするんですよ。今はどうかわかりませんが。だから、ドラマツルギーが投稿されたとき、赤字弄りコメでよく書かれていましたね。

 

cdも三枚リリースしており、rib on/riboot/singing rib とあります。ニコ動に投稿されている楽曲を全部聴いた後に買ったほうがいいかなと。個人的にオススメするのは、二枚目の、ribootです。理由は色々ありますが、やはりシークレットトラックの選曲がとてもいいので。なんの曲が入っているかは敢えて書きませんが。

まぁそんなわけで、プロ選手も聴くような魅力を持つ「りぶ」さんですが、アニメ主題歌を担当するという事実があり、これは可能性の一つでしかありませんが、アーティストになるのかな なんて思っちゃったりするんですよね。どうなるかは未知数ではありますが、仮にならなくても、歌い手として、今後も応援する所存です。^^

では。

神僕 1st album 20XX 感想

遂に来ました。神様、僕は気づいてしまった。(通称:神僕)のアルバム。しかもfullで。

確かに、アルバム情報の蓋を開けてみれば、既存曲が多く、そういう点では不満ではありますが、数少ない、未発表音源というか、アルバム「20XX」で初めて聴ける音源のトレイラーを聴くと結構期待させる音源が入っており、期待度がかなり上がっています。

 神僕に関しては

 

sai96i.hateblo.jp

 これ見てもらえると、ある程度どう言ったバンドかが分かると思います。

あと、トラックリスト順には書いてはいないので、あらかじめご了承お願いします。


 トラックリスト

  1. オーバータイムオーバーラン                作曲:東野へいと 作詞:東野へいと
  2. メルシー                                               作曲:東野へいと 作詞:東野へいと
  3. Troll Inc.                                                   作曲:東野へいと 作詞:東野へいと
  4. 20XX                                                        作曲:東野ヘいと 作詞:東野へいと
  5. 匿名                                                 作曲:どこのだれか 作詞:どこのだれか
  6. deadlock                                                 作曲:東野へいと  作詞:東野へいと
  7. UNHAPPY CLUB                                    作曲:東野へいと 作詞:東野へいと
  8. TOKYO LIAR                                           作曲:東野へいと  作詞:東野へいと
  9. 破滅のオレンジ                                       作曲:どこのだれか 作詞:どこのだれか
  10. ストレイシープ                                       作曲:東野へいと  作詞:東野へいと
  11. 沈黙                                                 作曲:和泉りゅーしん 作詞:和泉りゅーしん
  12. ウォッチドッグス                                   作曲&作詞:東野へいと/どこのだれか
  13. Endpoint(insutrumental)                          作曲:和泉りゅーしん

メルシー

メルシー

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 メルシーは、僕の手に触れるな

 

的な作り方。最初にギターメロディ一本で入って、ドラムで一気に曲に入る。20XX

20XX

20XX

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 も同じ系統で、ギターで最初メロディを鳴らして、バッと楽器全体が入ってくる。というか、神僕は割と、初期作の型を、色々な形に組み替えて曲を出すことが多い。

作曲者が違うとはいえ、

匿名

匿名

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も同じ系統で作られていると感じる。匿名は作曲者どこのだれかが、東野へいとの影響を受けていることがよく感じて取れる楽曲であるとも言える。二番目歌詞の冒頭は、まさにどこのだれかだなと思える。

deadlock

deadlock

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はいい曲ではあるけれど、いちいちしつこい。英語の発音とかは平均的ではあるし、特段悪くはないけれど、サビのメロディを何回も「どこのだれか」のような声質で、しかもああいう風に、張られた声で歌われると結構耳が痛くなってくる。間奏からの怒涛の展開は、あの声室で叫ばれると、うーんってなる。どこのだれかの声って、第一声で聴いた時の衝撃度がとてつも大きい反面、中性的すぎる声がゆえに、シャウトや、大声でうわぁーっと歌うのは、どうしても曲と組み合わせたときに、凹凸が合わない。バランスがいいという点では、ストレイシープのサビくらいが一番丁度いい。

TOKIO LIAR

TOKIO LIAR

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は、まぁ、歌詞面で勝負している気がした。サビのハモリは結構好き。

ストレイシープは、東野へいとの前身というか、ぶっちゃけていうと、neruのハウトゥー世界征服という曲の味があった。実は、歌詞中に「このまま腐ったミカンになるなら〜」という文がある。そして、本作のトラック9に破滅のオレンジという楽曲がある。

skream.jp

それで、このインタビューの中で、破滅のオレンジの由来について、どのだれかが

-タイトルを"破滅のオレンジ"にした意味というのは?

どこの:腐ったみかんは、周りのみかんへ腐敗を伝染させると言います。満たされすぎても、欠けていても、求めても、失っても、"愛"というものは人を腐らせていくものではないかと思い、このタイトルになりました。

 と言っている。何が言いたいかというと、tokyo lairの、「このまま腐ったミカンになるなら〜」という歌詞は、どこのだれかの作家性というものがよく出ている一文でもあり、そして、それを本作で楽曲化したという点で、彼の詩から産み出される世界観というものが、しっかりとあるということが明確に現れている。

 


Neru - ハウトゥー世界征服(How To World Domination) feat. Kagamine Rin & Kagamine Len

 

今までの神僕の楽曲にかなり強化外骨格がついたような曲。格好良さという意味で随一。作曲者がかなり力を入れていると感じた。vo.も工夫をした歌いかをしており、「無愛想な〜」の言い方とか決めてきたなと。これは推測ですけど、ギターとドラム掛け合いから始まる曲がこれから増えるじゃないかな。今までリリースされたものより、間違いなく、作曲者の中で、曲の方程式というか、幅がかなり広がっていると感じた。

アルバムの方向性を決定づけた曲はなんだったと思いますか?

東野:うーん......1曲ではないんですけど、僕がデモを揃えていくなかで、どこのだれかの「破滅のオレンジ」と、和泉りゅーしんの「沈黙」のデモがワンコーラスあがってたんですね。フル・アルバムはコンセプチュアルに作りたかったから、この2曲とは違うタイプの曲を書こうって逆算して考えたんですよ。そこから1曲目の「オーバータイムオーバーラン」を最後に書いたんです。それは単純に「破滅のオレンジ」と「沈黙」のBPMが遅かったから。神僕の曲として、ピリついていて速い、繊細なロック・ナンバーが必要だろうなって思って書いたりしたんですけど。

 作曲者も、神僕の曲として、速さを意識した曲を作ったと語っている。

Troll Inc.

Troll Inc.

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巻きネジのような効果音から始まる。曲調としては、今までの神僕にはあまりなかった、ローテンポで、なおかつヒップホップというか、ラップ的な裏打ちというか、一定のリズムの刻み方があからさまで(いい意味で)良い。サビでドンと、どこのだれかが歌いだすことで、高速ロックではない、ローテンポであるという一種のハマりにくさというマイナスな要素を、埋めている気がする。というより、いい感じに調和された楽曲になっていると。この感覚はおそらく、和泉りゅーしんがインタビュー内で話していた

和泉:はい。僕は新しいことができたのは嬉しいなと思いましたね。今までの僕らの流れからすると、変化球っぽい「TOKIO LIAR」とか「Troll Inc.」も好きだし、自分も「沈黙」っていう新しいタイプの曲を書いたし。それに対するリスナーの反応は全然わからないし、東野は"「Troll Inc.」は、受け入れられにくい曲だと言ってたけど、自分やどこのだれかは"「Troll Inc.」が一番いい"って言ってるんですよ。だから、今回のアルバムを聴いてもらって、どういう反応が返ってくるか楽しみですね

 と同じなのではないかと思う。

破滅のオレンジ

破滅のオレンジ

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 tokyo lairのところで、本作はある意味、必然的に生まれた音楽というのは明らかであるというのは書いたが、音楽的にもかなりいい曲に仕上がっている。というのも、曲を作るにあたり、東野へいとへの、全面的な信頼があり、そのおかげで、どこのだれかが書きたい一曲にしっかりと形としてできたといのがインタビュー下記のインタビューから見ても感じられる。スクラッチ等を入れるという点で、斬新さという、インタビュアーの見方もかなり的を得ている。どこのだれかがいう「聴き流して楽しむ」というのも十二分に成功していると、記事を書きながら、破壊のオレンジを聴きながら、実際に体感した。

-どこのさんが作詞作曲をした「破滅のオレンジ」は、スクラッチやフィンガー・スナップの音も盛り込まれた斬新な曲ですが、どんな曲を作りたいと思ったのですか?

どこの:東野がいつも美しいメロディ・ラインを書いてくれるので、僕はリズムの音楽を書きたいと思って。メロディよりも歯切れや語呂を意識して、聴き流して楽しむような平歌。また、サウンド面にギャップを持たせつつ、色味のないメロディを叫ぶようなサビにしたいと思いました。小難しい曲になってしまったかとも思いましたが、今世に蔓延る苦しみのようなものを書くことができたのではないかと満足しています。

 

 東野へいと(neru)とどこのだれか(まふまふ)の共作。全体的にまふまふがメロディーでneruが編曲をしたような楽曲であるように見受けられた。実際、製作陣も↓のようなコメントを残している。イントロ〜bメロからの後に、サビで一気に盛り上がるのにあたり、サビに入る前に、少しずつ盛り上げる構成が良い。「夏を待っていました」をパクった「悲しみの波に溺れる」のリメイク版みたいな曲だなとも感じた。まぁ神僕の存在自体、amazarashiフォロワーみたいなものですので、今更言うことではありませんが。

ただ、トレイラーで聴いた時ほどのインパクトはなかった。が、神僕楽曲の9割を手掛けている東野へいと、そしてそれを歌い上げるどこのだれか この両者が組んだら、どういう曲ができるかというのは、このバンドが結成された時からずっと感じていたというか、実現しないかと思っていたので、そういう意味ではとても本楽曲はすばしいと思います。

-アルバムを締めくくる「ウォッチドッグス」は、東野さんとどこのさんの共作ですけど、これはどういうふうに作ったんですか?

東野:僕がどこのだれかの家に行って、ふたりで作った曲ですね。一応ふたりで作ったんですけど、どちらかと言うと、どこのだれかが主導だったんですよ。ビートとかメロディは彼が考えてくれて、編曲は僕がメインで考えて。歌詞も、最初は僕が考えてたんですけど、結構レンジがあるから他人の言葉だと歌いづらいっていうのがあって、彼が言葉を作り変えていったんですよ

 

 vo.の息を吸うところから始まる。edmとギターメロディ、中盤から盛り上げてきてる。流れてくる音楽が、今までの神僕の音楽で使われた楽曲群の切り抜きのような構成で、最後に持ってくるインスト楽曲としては、出来は十分。

 


 総評:神僕史上、初めてのアルバムということもあり、期待していたと、冒頭に書いたが、全て通しで聴いた結果は、期待していた以上のアルバムであった。確かに、既存曲

云々は拭いきれなかったが、それでも「東野へいと、どこのだれか」 この二人以外にベースの和泉りゅーしんが作曲した曲が2曲も入っており、うち一曲は、誰しもが、上二人のどっちかが手掛けると思っていただであろう、end  pointというインスト。これはかなり挑戦的だなと思った。安定している二人が手掛ける方が良いという人が確実にいるなかで、和泉りゅーしんをチョイスしたのはかなりポイントが高い。意外性という点でも意表がつけますし。そして、今作で、和泉りゅーしんの実力というのもしっかりと証明された。

本アルバムを曲単位で、好き順に並べると、1.troll inc、2.破滅のオレンジ、3.ウォッチドッグス、4.オーバータイムオーバーラン、5.20XX、6.沈黙、7.tokyo lair、8.メルシー、9.end point、10.匿名、11.ストレイシープ、12.UNHAPPY CLUB、13.deadlock

という感じになります。採点的にいえば、10点中8.5点と言ったところです。

では、また次の記事で。

八日目、雨が止む前に(ALBUM) 感想(後編)

というわけで、

 

sai96i.hateblo.jp

 

 こちらで、disc1の収録楽曲について触れたので、今回はdisc2についていつものように書いていきたいと思います。

 

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アルバムジャケット
  1. Endless(inst)・・・壮大なインスト、だがどうしても音源のショボさがある。
  2. 絶望性ヒーロー治療薬・・・イントロを聴くだけでニコ動で叩かれている様が すぐに浮かんでしまうほど、色々と問題作(ダンロンの主題歌で使われた時は、あまりにも、そらるの声量が小さい&ガリガリの加工が重なり、極地的に歌の下手さがバレ、また楽曲さえかっこいいものの、歌詞が本編に沿っていないなど、色んなことで有名)だった当楽曲。本楽曲。そらる歌唱ver.を何度も何度も聴いているので、そう言う点で、ものすごくvocaloidが歌うと違和感があるが、それ故に歌の上手さは後者の方が高い。鋼兵さんのウレタイプロジェクト(途中で頓挫)も合わせて聞くと面白いかも。過去ログでみたほうがいいかも。
  3. 過食性:アイドル症候群・・・イントロはまぁまぁかっこいいのに、なんだか薄さが残ってしまう楽曲。
  4. 赤心性:カマトト荒治療・・・過食性の焼き直しみたいな感じがする。音はこっちの方が好み。
  5. へたくそユートピア政策・・・イントロからピアノで攻めてくる曲こそスズム楽曲醍醐味。2,3,4とは打って変わって、正統的と言うべきか、聴いていて楽しい楽曲。サビへの展開の仕方が好き。地球最後っぽさも感じるが、強く感じるわけではなく、かすか程度なのも良い。
  6. 桜色タイムカプセル・・・間奏が強すぎる。
  7. 好き勝手言うな・・・スズムのかっこいい楽曲はこうじゃないと。
  8. うたたか、夏の終わりに隠した・・・堀江晶太(penguin research)作曲の「キスのひとつで」と構造がそっくりすぎる。くらいしか書けない。でもまぁその中でもスズムらしさは出ている。
  9. 嘘つきピーターパン・・・イントロからファミマの入店音を想像したのは自分だけではないはず。あとryo(supercell)さんフォロワーだなっと、アウトローの締めでそう感じた。影響についてはしっかりと公言されていますし。やっぱりボカロ界隈の中でryo(supercell)さんと言う存在は莫大ですね。

    f:id:sai96i:20190430184423p:plain

    https://natalie.mu/music/pp/suzumu より

  10. 一人の君と一人の僕に・・・Bメロすき。1m39s-1m57sの裏でピアノが流水のように流れているのも結構好き。本当にピアノで魅せるのが好きなんだなと。本楽曲のみならず、「八日目、雨が止む前に」というアルバム全体を通して思う。
  11. Valedictory(inst)・・・アルバムを締めるインスト。此れと言って何か飛び出ているものはない。強いて言うなら、ピアノオンリーなのがいい。

八日目、雨が止む前に(ALBUM) 感想(前編)

ものすごく今更なんですが、インストアルバムレビューもしたしせっかくならと思い、書くに至りました。 前編の意味は、disc1と言う意味です。後編でdisc2を予定しています。なぜ分けるのかと言うと、昔からそういった分割した記事というものを書いてみたかったからです。あと、ディスク1,2両方やると、流石に読んでる側も疲れるだろうなというところから分けました。

八日目、雨が止む前に。

八日目、雨が止む前に。

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  1. manifesto(inst)・・・ピアノを前面に出して、聴いてる人の心を掴ませる的な感じがする。これはスズムサウンドの特徴でもあるが、ピアノを重きにしている印象が強い。以前にも何かの記事で書いたが、ピアノで魅せることが一番の武器だと感じた。
  2. 人類五分前仮説・・・で、これとかも、イントロからピアノを駆使た楽曲となっている。aメロも、一見ギターが目立つように聴こえるが、実はピアノも下地で結構役割を買っている。高速ピアノ+それに合うサウンドを、ギターなどで味付けしをしているという印象がする。2m44sからの下りは大体の人が好きになるのではないだろうか。全体的に基本的なメインはピアノという点から、スズムサウンドがよく出た一曲だと思う。
    人類五分前仮説

    人類五分前仮説

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  3. 灰色少年ロック・・・やっぱりカッコつけたいところはピアノ。3m04s-3m-8sあたりの、溜めてから展開するの凄く好き。
    灰色少年ロック

    灰色少年ロック

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  4. 心臓コネクト・・・kemu味があるというかあからさまなフォロワーというのは誰の耳に聴かせても明らかなんですが、イカサマライフゲイムのイントロからの着想楽曲でしょうかね。これのMVが公開された時、Movie担当がke-sanβだったり、歌詞の言葉選びが、なんだかkemuっぽいみたいなことがコメントに流れていましたね。「これも正体隠そうとしてないだろwwwwww」見たなのもありましたね。いくら似ていてもkemu=スズムと断定するのは流石に無理がある。まぁ、間奏とかめちゃくちゃkemukemuしてましたけど。最後の「ねぇ、僕は誰でしょう」っていう歌詞が余計にリスナーを惑わせたのでしょうかね。
    心臓コネクト

    心臓コネクト

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  5. Promulgation(inst)・・・インストアルバムを聴いている回数が多いから、こりゃスズムインストだなと感じることができた。50s-あたりからはまさにスズムサウンドって感じがします。
  6. あのタイムトンネルを抜けて・・・やっぱり、ボーカロイドの中で一生鏡音レンの声は慣れない気がするっという個人的な話は置いておいて、
  7. イグジスタンス・・・まふまふの輪廻転生だなーっと。両方交互に聴いていると、必ずそう感じるはず。スズム楽曲を勧めるならまず最初にこれを聴かせる。理由は変にkemu楽曲のエピゴーネンでもないという点。それほどスズム楽曲としてのクオリティが高い。
    イグジズタンス

    イグジズタンス

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  8. レトルトアイロニー・・・kemu味もそこまでなければ、大してピアノもそこまで強調してこないという点では結構異色の曲なのかなと感じた。
    レトルトアイロニー

    レトルトアイロニー

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  9. Enactment(inst)・・・kemuvoxxの「exec」のスズムver.みたいなもの。というか、execの時はスズムもsmcでkemuvoxxにいたので、両楽曲に関わっている以上どちらがいいとかそういうのは言えない。が、execは、Enactment聴く限り、スズムの存在がいたからこその楽曲だと思う。当然Enactmentが後に出たから、kemuが作ったexecを元に作られている可能性も十二分にあるが。
  10. 革命性:オウサマ伝染病・・・和風テイストに高速ボカロ楽曲っていう曲。曲自体にあまり面白みがない。
    革命性:オウサマ伝染病

    革命性:オウサマ伝染病

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  11. 世界寿命と最後に一日・・・スズム楽曲史上一番人気の楽曲。記事を書いている私も一番好きです。とにかく、全体の音のバランスが、他の楽曲と違ってしっかりと取れている。間奏のかっこよさは異常。こんなにも名曲であると同時に、作った側で色々ある曲でもあるというのが悲しい。
    世界寿命と最後の一日

    世界寿命と最後の一日

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  12. 八日目、雨が止む前に。・・・n-bunaが好きそうな曲っていうか、最新作の「僕は音楽を辞めた」でも、「パレード」にそんな匂いがした。こじつけというか、単に似ただけかもしれないが。
    八日目、雨が止む前に。

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  13. Execution(inst)・・・スズムインストbest3に入るほど、個人的に好き。