今回はミスチルのアルバムの中でも、売り上げの一点でかなりの数字を出した4枚を書きます。
では、まず以前書いた
でMr.Childrenを初めて聴く人アルバムは「bolero」が良いと書きました。あくまで最初に聴くならばという点でオススメしているのであり、最高傑作の箔は私はつけられませんが。
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1997/03/05
- メディア: CD
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一番売れたアルバム
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1994/09/01
- メディア: CD
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や異色作
- アーティスト: Mr.Children,桜井和寿,小林武史
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 1996/06/24
- メディア: CD
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なども当然捨てがたいです。が、ミスチルを入門編として考えた時に深海は、人によっては微妙という人もいる(大傑作であることには変わりはない)し、収録されている楽曲群・構成は、プロデューサーである小林武史氏の音楽趣味が強い作品(多分)なので、個人的には、最初に聴くべきアルバムではないと感じる。atomic heartも同様で、printingは数秒で終わってしまい、dance dance danceに繋がる構成が嫌な人も世の中にはいるでしょう。最大ヒット曲「innocent world」で最後マイナーキーになって終わる工夫の施しを聴くのは確かに気持ちが良いが、innocent worldのイントロはあまり惹かれない(現に書いている私がそう)場合もある。discoveryは「終わりなき旅」以外はあまり惹かれる曲がない。というか、これも一曲目がレディオヘッドの「airbag」+「Planet Telex」な楽曲だったり、そもそもジャケットがU2のThe Joshua Treeを真似たものでありと、洋楽面を意識したものがあり、そういうアルバムから入るのも、なかなか難しい。
では、なぜboleroが良いのか。それはクラシックのボレロ調を意識した「Prologue」で始まり(これはトラック11に繋がると思えば意味がある)サビで変化球を投げている「Everything (It's you)」が2つ目に来て、3,4でかっこいいトラックが続き、5でアコギ調と弦の掛け合いの楽曲で一旦ローテンポな楽曲でありながら、the ミスチルとも言えるべき長丁場な楽曲が入る。そして6で大傑作「シーソーゲーム」ですよ。ここまでで、入りやすさと、受けやすい楽曲群という意味では、他のアルバムとは一線を画している。これらに+して、トイズファクトリー史上1番売れた「tomorrow never knows」がある。これだけのヴォリュームのあるアルバムであるわけですよ。ハマりやすい楽曲群が詰まっているという点で、boleroがダントツで「おすすめアルバム」として推せます。というよりノンタイアップで一番売れた「シーソーゲーム」トイズ史上一番売れた「tomorrow never knows」が入っている=シングルで売れた楽曲が二曲もあるという点で明らかに大衆に受け入れやすい(boleroは、半分くらいは、大ヒットシングル楽曲を詰め込んだようなアルバム=より大衆が好んだ音楽の集合体とい解釈)。といってしまえば、それでおしまいなのかもしれない。結局はその人の好みにあったアルバムという元も子もない結論で済ますのもつまらないですが。