katharsis (tk from 凛として時雨)

出だしからtkソロでやっているような、静寂な音楽ではじまり、というか、静寂からの爆発という構成がtkらしいというか。

凛として時雨」としてでのアニソンタイアップで使ってきた音楽をところどころに入れつつ、ソロでの音楽が基本的に中心となっている。最後の転調からの怒涛の終わり方は流石。

そもそも凛として時雨というバンドでのサウンドは、ガラスをスパッと割るようなサウンドであり、そういう意味で、万人受けしないけど、受ける人には圧倒的に刺さるんですよ。そうガラスサウンドが。

グサッと。でもソロであるtk from 凛として時雨は、名前の通り、凛として時雨のtkが創っているということに対しては何一つ変わりはないが、3ピースであるゆえに、積極的に垣間見ることができないピアノなどを表面に出すことが多く、しかもノスタルジックというより、ヴァンゲリスのようなどこか、悲しく、でも美しいと感じることができるサウンドに仕上げてくる。そこにあの狂乱のようなギター、そして、仕上げのように持ってくるヴァイオリンですよ。当楽曲はつなぎが、ゆっくりとしたピアノだったり、ギターの超絶技巧だったりすんですけど、後者の超絶技巧の裏で、微かだけど、聞こえるヴァイオリンの音、ここまでくればわかる人も多いと思うが、unravelでも、技巧プラスヴァイオリンの悲壮感がより東京喰種という作品により沿った音楽を提供している。それが喰種の最終章の当楽曲においても引き継がれている。最初にも書いたが、今までのアニタイの集大成とも言ってもいい楽曲 凛として時雨のtk:tk from 凛として時雨としての比率は2:8。つまり毛色が違う音楽を作っているそれぞれのアーティスト性というのが混合しているのも、またこの曲の評価ポイント。

個人的にtkソロ作品としてtop5に入るくらいヒットした。総評,,,バンドとソロそれぞれの側面を思わせる音楽が重なり合っており、とてもいい曲。