澤野 弘之の世界。

劇伴作家ながら、リスナー、そしてアニメ制作会社から絶大な信頼を集め、最近では朝ドラ「まれ」の音楽を担当するなど、数々の実績をあげている澤野 弘之氏。ニコニコ動画ではucでおなじみですね。

澤野 弘之さんの音楽の魅力はまず何と言っても理論で構築されたオーケストラ、そして女性ボーカルの力強い声が重なった時に爆発する爽快感です。例を挙げるなら、guilty crownのBios。ピアノとギターの掛け合いから、ささやき声でバックを目立てるようにしてから、リスナーが思うよりも先にサビをドンと持ってくる。そして、裏打ちのドラムとコーラスを入れるところなども素晴らしいですね。voが上手いからか、かっこいいメロディを音として入れなくとも、裏打ちと低いボーカルが目立ち、声が一種の楽器的を担い、そこからまたサビへ力を込め持ってくる。こんなにもリスナーを驚かせるような作りをしている劇伴作家はなかなかいないです。

強いて欠点を言うなれば、劇伴を主に担当している方なので、一般的なアニメソングではないことです。そう言った音楽を期待して聴くともしかしたら損するかもしれません。まぁそう言った曲が聴きたいのではあれば別作家に行けってだけの話ですが。

基本的に澤野さんといえばかっこいいオケがバックで流れ、女性ボーカルのが「yeah-」と言っているだけという意見を見ますが、澤野さんの魅力というか、ryoさんでいう間奏で流れるピアノのようなもので、また、そのボーカルが入るまでの構成が素晴らしかったりするんですよ。

ucしか知らないとかすごく勿体無いので、是非聴いてください。