ここではryo(supercell) さんの説明は省きます。小林武史さん。この方の名前を知らない人は多いと思いますが、小林武史さんがプロデュースしたアーティスト(Mr.Childrenやサザンオールスターズなど)を知らない人はそれこそいないと思います。
作曲家としてryo(supercell)さんと小林武史さんは視点によっては同じバックボーンです。
小林武史さんは理詰めと言いますか、クラシックを聴いていた人がジャズやj-popなどの作曲理論を徹底的に学んだ作曲家という、それこそ彼以上の人はいないと言えるレベルの人です。ではその超人的な小林武史さんとryo(supercell) さんのバックボーンのどこが類似しているかというと「ジャズ」なんですよね。両者ともジャズ理論を学んだ上でjpopの作曲理論などを網羅している。違いといえば作曲の年季の差とクラシックや洋楽を聴いてる量ぐらいです。少なくとも一般人である我々に提示されている情報だけでいえば。
そう考えるとryo(supercell) さんという作曲家は「小林武史がアニソンなどの方向性に行ったら?」というifの存在なのかなと感じます。
ryo(supercell) さん自体小林武史に多大な影響を受け、それを楽曲に取り入れていたりします。顕著なところでいうと「no.5300〜」はミスチルの「シーラカンス」のオマージュ的楽曲ですし。ピアノラインなども意識して聴けば影響を受けた部位というのがあります。
というのがこの記事の結論というか、読んでいる人に言いたかったことです。
余談...Mr.Childrenをプロデュースしていた頃は当然「小室哲哉」という化け物が存在しおり、なんと両者名前を「tk」として活動していた時期も。作曲家の化け物にこういう名前による一致性があるとすごく面白いですよね。ちなみに年齢も同じです。