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Music Synopsis

音楽に思考の補助線を引く

サカナクションについての初見の覚え書き(2018年)

様々な動画で使われており、新宝島 - サカナクションから、夜の東側 - サカナクションといった、あまり音を重ねず、ノスタルジック的な曲までと、なかなか面白い引き出しを持っているなと思えるアーティスト。アーティストというより、この場合山口一郎さんが凄いというべきか。

何が面白いって、新宝島のダンスがドリフからのオマージュだったりするところなんですよ。その世代の人が見たら、一発でわかるようなネタを、少年ジャンプの実写映画の音楽mvにするあたり、センスがいいというか、変に狙った感じを出さない感じがなんとも。スローモーション - サカナクションなんて、5割くらいの人が「あ、これyellow magic orchestra(ymo)のRYDEEN - YELLOW MAGIC ORCHESTRAが着想では?」と思えるくらい、イントロから、音まで、まぁ「気づいてください」的隠しメッセージを出すのが最高と言いますか。いろんな音楽を聴いていて、イントロをまんまパクるとか、そういったことをせず、しっかりとオマージュと言えるくらいの楽曲に仕上げてから、なおかつ、聴く人が聴けば、一発でわかる。そういったスタイルを、貫いているように感じて、それが個人的にいいなと。

個人的に一番サウンド的にいいなと思った曲は、Klee - サカナクションですかね。

いつも以上に、参照曲が少ないのは、一昨日あたりから、まともに聴き始めたからなんですよ。

まぁだからなんだって話と言われれば、それまでなのですが。

 

 

<追記>2026.1.5

本稿は、2018年時点でのサカナクションを体系的に把握する以前、曲単位の印象をそのまま書き留めたものです。
当時はメロディや音色、リズムの肌触りといった一次的な感覚を中心に聴いており、構造や配置、文脈の整理までは踏み込んでいません。

現在の視点からは、より整理されたかたちで扱う余地がある内容ですが、本稿自体は初期的な聴取ログとして残しています。サウンドスケールとして扱えるようになりましたら、この記事でのリライトの余地はある記事の一つではあるので、気長に待っていただければと思います。