Music Synopsis

音楽に思考の補助線を引く

ヒロイックシンドローム

拝啓ドッペルゲンガーを土台に、水彩銀河のクロニクルや輪廻転生を混ぜたような楽曲というのが、第一声。期待していたものとは違った。後どうも「シンドローム」と聞くとスズムを思い出したりする。

ラッタッタとか「ウップップ」の引用だろってレベルくらいにはスズム色も出ていた。

間奏前の締め方なんて「ヒーロー治療薬」のオマージュにすら思えました。2:34から「ゴーストルール」が始まったかと思ったら天月の「イェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ」のシャウト。そのうちラップが続き、輪廻転生の「そんなものは望んじゃいないってんだー」からの進行で、そのままアウトローへ といった流れで終わりでした。

物足りなさは

1.天月の声の加工がくどいし、いらない。

2.イェーーーーーーーーイの迫力がない。

3.まふまふの作曲の幅はやはりまだまだ狭いが故に生まれる「どこかでこれ聴いたことある」感が興の削がれに繋がった。

とりあえずこのくらいですかね。