Music Synopsis

音楽に思考の補助線を引く

神楽色アーティファクト(まふまふ)感想 後編

神楽色アーティファクトの感想記事 後編です。

前編は

sai96i.hateblo.jp

ちょっと厳しめに書いてます。

リライト・ザ・サーガ

タイトルからしたらkemuっぽいサウンドでぐいぐいいくと思いきや優しめの始まり方で少し

予想外というか意表をつかれた気がしました。

「これから先の光景は誰にだってわからない」っていう歌詞はなんとなくいいなって思いました。

ただ曲としてとても味っけがないですね。どちらかというと

アンハッピーエンドワールド

アンハッピーエンドワールド

  • 美紀&胡桃
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 みたいな感じがしましたが、アンハッピーほどまふまふ節があるといほどでもない。

どちらかつかずの曲でしたね。ただサビのメロディは満点です。流石。

リライトザサーガ

リライトザサーガ

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

曼珠沙華

合わない。編曲が佐々木裕さんです。水彩銀河の時もなんか違う感じがしたというか、

あまりにもファンタジー色が強すぎというかやりたいことはわからなくもないのですが

まふまふの鮮やかな曲調をベースにしては編曲との噛み合いに誤差がある。

あとちょくちょくセリフが女受けをねらっているのか?という側面が強すぎですね。

(^ω^三^ω^))僕と踊りませんか?

 (`・ω・´)運命は変えられる。

聴いててこっぱずかしいです。

ラップはかっこいいです。

曼珠沙華

曼珠沙華

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

とおせんぼう

パッとしない。曲とやりたい題材はわからなくもないし、それなりに良さは出てますが決定的にこれだっていう要素があまりないです。うんいいよ・ねぇなど言葉の口調を変えたりするのはいいですが、そもそもそれ以外で魅せられるところがないです。これなら夢のまた夢のほうが私は好きですかね。 ミーつけたを最後のサビ前にいれるのはまふまふらしいなって思いました。

 

とおせんぼう

とおせんぼう

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

傀儡の心臓

後半10曲の中で一番のだめ曲でした。凡曲です。

多分鉄琴をうまく使った夢とファンタジーの折り合いみたいな曲をつくりたかったのだと思います(推測)が、雰囲気を楽器で出すのに精一杯で肝心なメロディラインがかなり薄いです。

ピアノも使い方としては悪くないですがもう少しトリッキーでもいいですね。 

傀儡の心臓

傀儡の心臓

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

廃墟の国のアリス

これはまふまふが送るトーマさんラブリーな曲なのでそもそもオリジナリティはないのです。

この手の楽曲はトーマさんが頂点を極めているため下位互換でしかないのですが、影響を受けた人間が作った作品としてはかなり優秀ですね。トーマ さんトリビュートに収録すればそれなりにいい評価をもらえると思います。

ただこの手の曲をかける人があまりいないという点で、頑張ったなーという感じはあります。

サビは日向電工のブリキノダンスを感じました。全体的にボカロアウトローな曲を全部混ぜた曲という印象が強いです。

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

トーマ さんや日向電工音楽を堪能すれば廃墟アリスをもっと楽しめます。

本当に単なるオマージュ曲で、それ以外に感想はないです。

廃墟の国のアリス

廃墟の国のアリス

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

生まれた意味などなかった。

Neruがつけそうなタイトルですね。

これも方向性はわかるけど、曲として微妙です。神僕のウォッチドックスをまふまふオンリーで作ったらこんな感じになるというべきですか、、、

ラストの生きなきゃ云々のところも最後にどっとメッセージ性を伝えるという意味では効果的だと思いますが、声が高すぎてちょっときついところがありました。

生まれた意味などなかった。

生まれた意味などなかった。

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

アートを科学する

後半10曲の中で一番いい曲。

まさにまふまふって感じがしつつ、ピアノの明るいロック。そして本作の最高傑作と私は思いました。ここまで新境地とオリジナリティが全面に押し出されているのはまふまふ 楽曲としてはかなり珍しい。色々楽曲が凝っている点で、それを歌詞にしているのがかなり好きです。

こういう曲をもっと作ってくれっと強く願います。かなりツボです。

アートを科学する

アートを科学する

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

それは恋の終わり 

タイトルを考えたら青春ソングというか朧月とベルセルクを融合して地球最後で薄めるくらいの曲がいいと思いましたね。かなりまふまふの色が強い楽曲に仕上がっていますが。

これはこれでいいのではないかと思う人もいますが私には合いませんでした。

それは恋の終わり

それは恋の終わり

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

拝啓、桜舞い散るこの日に

コラボ相手からして歌詞がベタな単語だらけなのは仕方ないですが、曲がもう少し明るくてもよかったと思います。spcl調的といういいますか、よくあるポップス路線で行った方が感動ソングになりえたかもしれません。ちょっとボカロのピエロっぽい感じがあったのは評価ポイント高いです。 桜の雨的なものを期待して聴かない方がいいです。

拝啓、桜舞い散るこの日に

拝啓、桜舞い散るこの日に

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

あさきゆめみし 

浅き夢見しと 変換せずに平仮名タイトルにしたのはなんでだろう。

少しの和風のロックと曼珠沙華のメロディが融合した感じな実験的な曲ですね。

あまり印象的な曲ではないです。

 

あさきゆめみし

あさきゆめみし

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 
 

<<総評>>

 

全体を通して後半の大半の曲が凡か平均以下のクオリティでした。はっきりいってほとんどが必要のないトラックばかりでした。20曲を詰め込むより、前半の威力がある曲10曲とアートを化学する・廃墟アリスぐらいでも十分かと。多すぎるとアルバムを通してまとまりがないですし、トラックが多いから良いというものでもないので、次回作以降もう少しトラック数を減らしてまとまりのアルバムが欲しいですね。

 

前半10曲 9/10

後半10曲   6/10

 

総合 7.5/10

 

 

twitterのフォロワーである大問題さんに感想をいただいたので載せます。

全体的に従来よりも一歩進化したまふまふが感じられるアルバムでした。特に和風の曲調に関しては忍のすゝすめや朧月のクオリティの高さや、冒頭と締めに入れているところからこれからのまふまふの作品でも主軸になっていくのかなと思いました。

 


神楽色アーティファクト(まふまふ)感想 前編

f:id:sai96i:20191103191103j:plain

神楽色アーティファクト

前作の明日色ワールドエンドから約2年ぶりのアルバムということで、まふまふの作曲

力前作と比べてどのくらいまで上がっているのかという点でとても期待値が高い作品でした。アルバムタイトルには一貫して『色』という単語をいれていますね。

収録楽曲も20曲と通常よりやや多めで嬉しい反面、アルバム作品のまとまりにおける

一貫性がないと感じました。

曲数が多いため、一気に全部やるよりも二回に分けます。

 

mafusoku.blog.jp

を運営している立場ではなく、一音楽ファンとしての感想です。ご了承ください。

神楽色アーティファクト - まふまふ itunesリンクに飛びます。

収録楽曲 

 

 

 忍びのすヽめ

ピアノと笛を使った和風的な組み合わせのイントロが印象に残る。そのあとのギターもまふまふ楽曲っぽさを残しつつ展開されるため、和風テイストに偏ることもなく、A・Bメロ共に和風ロックでありつつ、かっこよさをピアノなどで補いをサビでドカンと爆発する展開が凄く流動的であり上手い。本作に収録されている楽曲の中でも特段気に入りました。間違いなく17年では作れなかったであろう一曲であり、この二年で技術をあげたという証拠にもなっているそんな曲でした。

曲の合間に歌い方を楽曲に合わせ少し崩して歌っているのは意表をつかれた感じがしますが、曲によって工夫した歌唱を入れるのはいいと思います。

忍びのすゝめ

忍びのすゝめ

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

自壊プログラム

作風でいうとスズムの赤心性:カマトト荒治療・絶望性:ヒーロー治療薬系統を踏襲していることがわかる。まふまふ氏は時計の音などを含め、かなりスズムサウンドからの影響が強いですね。前作では、輪廻転成がイグジスタンスからの影響がありました。「一生したり顔で見下していろ」のメロディはまさにスズム節と言っていい。ただ、しっかりとオリジナリティという面も現れおりA→Bメロの変わりようは、まふまふ氏が影響を受けた作家もやってないパターンであるせいかとても新鮮でした。

自壊プログラム

自壊プログラム

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

サクリファイス

サビがアンチクロックワイズ系統の楽曲ですね。コーラスで少し壮大さをかましていますね。 どちらかというとまふまふが得意なラウドな曲だと思います。ピアノの使い方が影響を受けたであろう作曲家の堀江さん・スズムとも違った感じなのが凄くいい味を出しています(特に最初のAメロとBメロの裏で鳴っているところなど)。間奏あたりはkemu楽曲を彷彿とさせますね。

まふまふ楽曲におけるピアノの料理法は、主張が強めで、強調したいところに持っていく傾向が多いですね。(Bメロの不協和音的なアプローチ・間奏に突入する前のメロディの裏で土台とみせかけて強調していく展開などが顕著)

 

余談・・・スズムと堀江さんのピアノの扱い方についての考察は 

sai96i.hateblo.jp

 こちらに少しだけ書いているので興味がある人は是非。

 

サクリファイス

サクリファイス

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ジグソーパズル

イントロをギターだけで印象付けて、ある程度繰り返した後に歌に入るのまでの構成

は悪くないですが、歌い出すまでが長くて諄いです。

楽曲と歌詞の語感の組み合わせはとてもいいですね。

特に

アイノウ 愛ノー もう足りないよ ジグソー

ジグソーパズルをテーマに楽曲を作ったことの方が私としてはやるなぁっと思ったばかりです。ここ最近確立した作風なせいか、あまり言及できることがないです。

 

ジグソーパズル

ジグソーパズル

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

マルファンクション

立ち入り禁止の進化系の曲でかっこよさで言うなら本作の中で一番です。アウトローの少し間を開けるのも悪くない。歌詞の「トリミング〜」のくだりは面白い言い回しでした。サビがちょっとトーマさんのミーミルの花を連想させましたね。

(この程度ならただの被りでしかないでしょうが)

作為的にマルファンクションしていくだけ」の締めは爽快でした。

マルファンクション

マルファンクション

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

朧月

まふまふはこの手の作風を作るのがとても上手いですね。サビに行く前にドラムで下地が盛り上がっていく感じが躍動感を出していると思います。

個人的に声質・歌・曲の3点の交わりは朧月ぐらいがベストマッチしていると感じました。変に媚びっぽくもなければ、音数の多い曲でありがちな乱暴な感じもないですし。

朧月

朧月

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

すーぱーぬこになれんかった

ネタ曲いえば怒られるかもしれませんが、部類としてはそっち系だと認識しています。

朧月とは打って変わり早めのテンポかつ、歌い方に可愛さを寄せている分、歌と声はあまり好きになれませんでした。歌詞の「なんでもするから」って狙って書いたのかはわかりませんが、間違いなくネタは知っていると思うので、その点もう少し歌詞はどうにかならなかったのかと思いました。

 「もしかすると、生まれる世界を間違えたのかもしれない。」がノゲノラの某キャラのセリフっぽかったです.(パクリ云々という話ではない)

すーぱーぬこになれんかった

すーぱーぬこになれんかった

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

女の子になりたい

まふまふ曲を通り越して田中秀和楽曲であるというのが第一印象。

作家の力量の問題であるが故に仕方がないのですが、編曲:田中秀和が曲を食っているなと感じます。やはり編曲というものは楽曲を左右する大事な過程であるということを再認識しました。編曲:まふまふではこんなにもチャーミーで愛おしい曲にはならないので

まぁ歌詞と声は完全にファンサービスというか、まふまふ氏の声質が好きたまらない人にとってはたまらない一曲にはなっています。

複雑化したデモ音源を田中秀和さんに送ったら、もっと複雑になったらしいので

繰り返しになりますがこの曲は完全に編曲に持って行かれていると思いました。

この曲はGメインのほうが王道なメロディなのですが、そこを敢えてF#/G♭にしているのが如何にも田中秀和さんっぽいなって思いました。

女の子になりたい

女の子になりたい

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

動かざること山の如し 

全体を通しても凡作という印象。特出してここがいいという場所もない。

動かざること山の如し

動かざること山の如し

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

君のくれたアステリズム

前回の明日色でいう「眠れる森のシンデレラ」・「水彩銀河のクロニクル」の作風が進化したファンタジックな楽曲ですね。どちらかというとEDM色が強いですね。

特に1m23s-1m31sのメロディは水彩銀河っぽく感じました。

マリカーピンボールステージの音みたいな感じ)

57sと58sで一音挟んだなのは、実験的というか今後そういう曲を作りたいという感じがしました。既存曲に新しい要素を加えた一曲というのが全体を聴いての感想です。

君のくれたアステリズム

君のくれたアステリズム

  • まふまふ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

後半10曲と総評・最終評価含め後編は一週間以内に出せればと思っています。

今後気づいたことがあれば追記していきます。

 

Are you ready?とかいう迷曲。

よくわからない。最初に聴いた感想です。

Are you ready?

Are you ready?

  • BiS
  • ロック
  • provided courtesy of iTunes

アニソン云々を抜きにしても曲の長さが11m24という時点で、なにか恐ろしいものを感じました。しかも長いからといって、プログレなどでみられる統一さなど、かけらもなく、色々な曲を四つくらい繋げますた☆的な曲。

良い意味で作曲者(松隈ケンタさん)は狂ってますね。

最初らへんはいいんですよね。1m45sから一転して、メタルみたいな感じになります。本来の「曲」形式を保つのであれば、二番サビ前か、二番のAorBメロ付近の時間です。

この時点で、まだ8m以上あるという苦行。

3m35sからedm調の曲に映ります。Neko hackerかな?だがそんなひと時もすぐ終わってしまう4m22sからまた狂ったようなが楽曲が流れます。

www.nicovideo.jp

のクオリティを100倍にしたぐらいの曲が流れてきます。

どんどんくるっていって、イェええええええええええええええええええええみたいなテンションへ移ってきます。ただ、流れてくる曲はかっこいいという。

そして忘れた頃にやってくる最初のメロディ。これでやっと終わりかと思いきや8m42sからまた違う音楽が始まる。ここで終わっとけよ。

ここまできても、蛇足感が残る音楽が続くという、、、、

10:50から締めのウォーがはいってその後に、まさかの音源に拍手喝采が入ってくるという。そこでやっと終わるのですが、この曲を一回聴くだけでも、かなりの疲労感があります。

でも終盤ならでは音使いをしているのでそこはまだ評価できますね。

この曲から学べることは、時間の大切さですね。あといかに、長い楽曲を、飽きずに聞かせることが難しいかっということ。

 

 何回か、聴くと本当にそうかは置いておいて、QUEENのオマージュ要素があるのかなっと思いました。まず、11m24=11月24日=フレディ・マーキュリーの命日。

そして最初の歌い出しは、ボヘミアンラプソディーの55sからの引用が目立つ。

 Queenの方はmama〜に対して、Are you ready?はパパァ〜>(´・ω・`)ですし。

 

多分、この曲は、3,4曲を融合している、そんな曲です。なので、個々で出せば、それなり良い曲なのではないかと思います。作風が一切安定していない作りにした作曲家の真意というか、意図を知りたい。間違いなく、しっかりとした曲もかけるはず。この曲はめちゃくちゃだけど。個人的に、1m45sからの曲調で一曲つくったver.を聴いてみたいです。二番目のEDM調は音ゲーやってる人なら受けが良さそう。

 mixがない方が私は好きですが、、、

Angelic Sphere (Extended Mix)

Angelic Sphere (Extended Mix)

  • 3R2
  • エレクトロニック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 こういう曲が出来上がったのだろうなっと。勿体無い。

次の曲調でいくならWhat's up,people?(デスノートのアニメ版EDで激しいやつ)的な曲ができたはずだし。

 

楽曲全体的に、全てが斜め左いって、下にいくっていうよくわからない方向にいってる

が、しかしこんなカオスな曲なのに、売り上げ成績として、GDに認定されている恐怖

ここまで来ると、作曲家の勝利だろっとも思いたくなります。

f:id:sai96i:20190921223904p:plain

ゴールディスクに認定されてるという。

www.riaj.or.jp

事実は小説より奇なりとはまさにこのこと。

とにかく、このぶっ壊れた一曲を是非聴いてください。

 

ヨルシカ コンセプトアルバム「エルマ」感想

4/10に発売された「だから僕は音楽をやめた」でクソ平凡な記事を書いてしまった(まぁ当サイトに書いてあることは、だいたい平凡なことではあるが)ことがあることがちょっとしたトラウマになっているので、今作はそうならないように頑張ります。 

 d(´・ω・`)。

*平凡すぎて、自分でも出さなきゃ良かったレベルの記事です. 

sai96i.hateblo.jp

 

Elma

Elma

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥2200
  •   

 1.車窓(instrumental)

情景というもの映し出すのに、ナブナは長けていると思う。実 際、その延長線上で作り上げた世界が、ボカロpとしての彼の世界だと個人的に思う。

 

車窓

車窓

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

2.憂一乗

歌い出しというか、曲調が、amazarashiの「ライフイズビューティフル」と似通っていたところが一部あった。意識の一部としては間違いなくあると思う。それ抜きでも曲はとても良いです、アコギ一本で始まり、ハーモニカや落ち着きのベース、リズム隊がどんどん組み合わさり、情緒的な曲に仕上がっていると思った。

 

憂一乗

憂一乗

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

3.夕凪、某、花惑い

イントロから結構ハマってしまった。一番が終わった後のベースのドゥンドゥン好き。あと、その後のピアノで不協和音みたいな感じになるのは、前作の「八月、某、月明かり」でもやってましたね。というか歌詞の「ロックンロールが〜」っていうのは、コンセプトアルバムだからこそのあれだからですかね。あと、この曲は、ちょっとgreat distance (作曲:ryo(supercell))っぽさを感じた。1m46〜57sあたりのメロディが彷彿とさせた。1m9s-11sあたりの流れるようなピアノ好き。

夕凪、某、花惑い

夕凪、某、花惑い

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

4.雨とカプチーノ

リズミカルな楽曲である。r&bっぽいのかな。ヨルシカの音楽性に隠れてるけど、っぽさは感じた。1m16sからいきなり一転するのは魅せ方としてはとてもうまい。が、最初の音楽性でやってもらったほうが私は好きです。

雨とカプチーノ

雨とカプチーノ

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

5.湖の街(instrumental)

ピアノ風edmインストというべきなのか。途中入る息遣いはだれのだろう。

湖の街

湖の街

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

6.神様のダンス

バランスが取れてる。というか、1-6までの曲の中では、一番ヨルシカっぽさを感じる。後半になると、どんどん楽曲が爆発していく感じがいい。2m47sあたりからのジャズソロは文句なし。ナブナやるな。最後の3m28sあたりのピアノのちょっとした味付けもうまい。

神様のダンス

神様のダンス

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

7.雨晴るる

4.で言ったr&bっぽさが存分に出ている曲。この曲のサビ前のちょいおきながら、サビに入るのに、なんとなく良さ感じた。でもまぁそのくらいかな。

雨晴るる

雨晴るる

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes 

8.歩く

 ガチャガチャしたイントロから始まる。ピアノの躍動がすごい。ベースが良い味を出している。1,35s~のピアノと、1,51s~のギター、でニヤッとしてしまった。激しい曲調が好きな人にはぴったりだと思います。

歩く

歩く

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

9.心に穴が空いた

本アルバムの最高傑作。9sで、低音がドーンとなるの好き。だけどあんだけじゃものたりないので、もっと明確に、そして思いっきりグリッサンドを決めて初めて欲しかった。vo,の良さというのは、存分に、惜しいなく出されている(「もっとまどろむように深く」あたりとか)。ピアノメインで、進行していく。 3,28sあたりのあれは、小→大のほうで展開した方が良かったと思う。あえてああしたの可能性もあるが。

心に穴が空いた

心に穴が空いた

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

10.森の教会(instrumental)

ちょっとnujabesがサンプリングしたreflection eternalっぽい。

reflection eternal

reflection eternal

  • Nujabes
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

森の教会

森の教会

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

11.声

イントロでちょっと思ったのが、ひと昔まえの米津っぽさがある。diorama収録楽曲の「首なし閑古鳥」とか「caribou」みたいな、メロディとかは全然違うんですけれど。あくまで「ぽさ」ですけど。2,22で一旦、間をあけて、ピアノと、vo.の声を一緒にだすことで、面白いなって思った。ピアノを鳴らしてから、vo.が歌い出すみたいなのがありふれているので。

声

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

12.エイミー

三月のパンタシアの、「三月がずっと続けばいい」のイントロ。これを連想する人おおいと思う。 コーラスの男vo.はナブナさんですかね(?)佳作ぐらいの出来かな。

後半のたたみ方は好き。展開の仕方で言えば、この曲が一番よくできている。

エイミー

エイミー

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

13.海底、月明かり(instrumental)

ピアノと海の音が組み合わさって、タイトルっぽさがしっかりと出てる。 

海底、月明かり

海底、月明かり

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

14.ノーチラス

 サビがちょい、egoistの「planetes」っぽかった。作品的にちょい微妙。a,bメロからのサビで変わりすぎ。雨とカプチーノでは、まだ展開の仕方がよかったが、これは失敗だと思う。もうすこし、説明がないと。が、やりたいことはわかります。

余談になりますが、作曲者もいってましたけど、sfの巨匠ヴェルヌが書いた作品、「海底二万マイル」に登場するノーチラス号かららしいですね。作品自体もとても面白いので、興味ある方はぜひ読んでみてください。


ヨルシカ - ノーチラス (OFFICIAL VIDEO)

ノーチラス

ノーチラス

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

総評,,,アルバムの出来としては、こっちの方がすきな曲が多かったです。コンセプトアルバムとして、前作と合わせて評価するなら、9.0/10。本作品単一で評価するなら、 8.5/10。そのくらい良いアルバムでした。今後もヨルシカさんに期待を込めていきたいとおもいます。


ヨルシカ - エルマ (Album Trailer)

supercell カフェに行ってきた。

supercellカフェは行かなくてはっと思い、行きました。池袋パルコにつくのに30mかかる(別件の都合上南口からでて、その用事終わってから、東口に行くまでにかかった時間)という失態というか、時間の無駄を引き起こし、少し悲しくなりました。

もともとニコニコ本社があるところで、何度か通ったこともあり、すぐ行けると思っていたので余計にショック。

まぁそんなことがあり、無事つき、地下2fへいくと

f:id:sai96i:20190824215054j:plain

祝い花的な感じのやつ。

が置かれてました。

その奥に行くと、カフェで飲食をしながら、bgm(当然全部supercell楽曲)を聴きながら、spclライフを堪能できます。私は特にそういったものに興味がかなかったので、カフェ自体は行きませんでした。

さっきの写真から左へいくと、グッツコーナーがあり、ryoさん関係のcd(egoist込み)や、クリアファイルが数種類あったり(歴代cdジャケット・イラスト絵)、T-シャツがあったり、梅干しがあったりしました。実用性のあるものという点で、私は、クリアファイルを選びました。当然選んだイラストは

f:id:sai96i:20190824215613j:plain

メルト(2007年 12月7日) supercell0曲目。原点。

です。他にもbrsとか、wimとかあったのですが、金銭的な意味もあり、この一枚にしました。

入り口から左へいくと、展示があり、左はsupercell関係のイラスト(spclメンバーのサイン入り)で、左は,redjuice,hukeさんが、本業で担当した仕事のイラストなどが貼られていました。

f:id:sai96i:20190824220007j:plain

supercell関係のイラスト。

f:id:sai96i:20190824215923j:plain

supercellとは別に、suprecellの絵師が仕事で描いた絵。

シュタゲとか、ギルクラとか、EGOISTとかあります。

ここで少し残念と思ったけど、致し方ないと思えることがあり、それは罪の名前のイラストがなかったこと。しかしこればっかりは、描いた方が亡くなられているので、仕方ないです。

グッツコーナーの後ろには、メッセージボードあり

黒いテーブルの上に、ペンとメッセージが入る付箋が、端っこに用意されてたので、私も書きました

おおっぴらに「俺こんなメンセージ書いた^^」と、載せるのはすこし違う(supercellへのメッセージであるため)のと、書いた内容がちょっと恥ずかしいので、知りたい方は、期間までに池袋パルコへ行ってください。

他の方メッセージで印象深いのは、「ryoさんもっと曲出して」「やっぱりsupercellなんだよな〜」「当時高校生or中学生だった私は社会人になりました。今でもspcl聴いてます」あと、書き手的な意味ではアメリカからのファンも書いていましたね。

また、複数回訪れたひとや、egoist vo.chellyとスタッフがきたからまたきました。みたいな人もいて、金あるなーっと思いました。

f:id:sai96i:20190824220845j:plain

メッセージボード

とまぁ、全体的にこんな感じのイベントでした。

supercellのファンなら一度は訪れるべきですね。ryoさんのファン、三輪士郎hukeさんなどといった、メンバーが好きな人でもきて損はないです。

たしか期間は9月中旬ぐらいまでやってるはずなので、まだ大丈夫です。

 

では。

 

 

 

 

H ZETTRIO TOUR2019 -気分上々- 感想レポ。

アーティストライブなど、指で数えるほどしかいったことない私ですが、ちょっとした幸運に見舞われ、hzettrioさんのライブに、本日行ってきました。

公演会場は、かつしかシンフォニーヒルズというところで、モーツァルト像がどーんっとたっていました

f:id:sai96i:20190823231308j:plain

会場前

 

到着したのが大体17:00前後だったので、約2時間の飽きがあったので、偶然もってきていた、江戸川乱歩傑作集を読んで、時間を潰しました。1,2編読み終わると、人が沢山おしよせきて、なんだろうっと一瞬思ったものの、開場の時間だと気づき、物販などに一切の興味のない私は、すぐに指定席ヘ向かいました。

f:id:sai96i:20190823231615j:plain

座った席。

最初は一階の最前列の25番かと思い、座ったものの、違ったら恥ずかしいので、係りの人へ聞いたら、違っており、二階のLバルコニー席でした;;。

(ちなみに、私が最初にすわった一階の最前の席は、ずっと空席のように見えた)

開演までに、少々時間があり、他の観客が、ステージの楽器を写真で撮っていたので、わたしも、それぞれの楽器と、全体図を撮りました。

f:id:sai96i:20190823232015j:plain

drum

f:id:sai96i:20190823232021j:plain

コントラバス

f:id:sai96i:20190823232027j:plain

piano

全体としてはこんな感じでした。

f:id:sai96i:20190824001052j:plain

全体図。無加工が欲しい人がいたらdmまで。

ここで少し疑問というか、不思議であったのが、撮っている人々みんなこういう全体図をとればいいのに、なぜか楽器をいろんな角度から撮っていたりしていて、「なぜパノラマ機能を使わないのだろう」っと感じました。

 上記にあげた写真を撮っていると、19:00になり、開演っと思いきや19:05まで演者が登場しない。「これで急遽公演中止になったら、、、」なんて不安がよぎったころにやっと演奏が始まりました。

演奏自体はそれはもう高技術&高テクニックの連続で、そんなお三方共が混ざり合い、
素晴らしい楽曲たちが奏でられていくさまは、感動でした。2,3曲に一回mcがはいるのですが、変わった喋り方だったので、よく聞こえなかったですが、まぁ大したことは言ってないのだろうし、スルーしました。(あとずっと笑ってる観客の声が大きかった。)

一つ面白かったのが、モーツァルトピアノソナタや、アイネクライネナハトムジークをピアノで演奏して、ちょくちょく違う展開にしたり、速度を変えたりと、原曲を知っているからこその面白さ(これは観客全員にあてはまるが)がありました。

いめーじとして、

www.nicovideo.jp

を見てもらえば、わかるかと思います。^^。

hzettrioはhzettmが一番目立つものだと、音源を聴いていて思っていましたが、今回のライブでその思いは覆されました。全員うまいというのは前提で聴きに言ったのですが、コントラバスがちょっと指大丈夫かと心配になるほど技巧を駆使していて、その技術に感服しました。

そのあとも演奏された曲をとおして、各々の技量に愕然としていると、すぐに時間はたち、アンコールの時間に。そして、演奏されたのが、


"Beautiful Flight" / performed by H ZETTRIO 【Official MV】

私がhzettrioというアーティストをしるきっかけの一つになったこの曲が演奏され、気分はもう有頂天でした。ダブルアンコールで、公演題にもなっている気分上々と言う曲もあったのですが、曲としていまいちでした。

公演曲で気に入ったのは、


"Birds Fly" performed by H ZETTRIO 【Official MV】

ですかね(tube動画ですが、コラボの関係上、blイラストでてくるので、注意してください.)

この曲を聴いて思ったのが


“Dancing in the mood” performed by H ZETTRIO 【Official MV】

構造というか、作りそのものはこれの応用なんだなって思いました。

だからどうしたということではないのですが、ちょっと気になったので書きました。

あと、正月にアルバムが出っぽいので、今から期待を膨らましています。

公演内容の感想としてはこんな感じですかね。

会場について、ちょっと思ったことがあり、それは、どう考えても、ペンラ振って盛り上がるタイプのアーティストライブではないのに、ペンラを振っている観客がいたことが、公演を見る際に、少し目障りになりました。

セットリストですが、メモしようとおもって、紙とペンを用意していたものの、演奏に

圧倒され、取れる状況ではなかったので、なしです。すみません。っと思ったのですが、

ameblo.jp

こちらのブログで、記載があったので、書いた人に連絡を取り、引用に許可をいただけたので、載せます。

@mlle_tecoさん 御協力いただき有難うございます。

1.kids song

2.Virtual World (jazz)

3.Journey

4.SEVEN

5.Relax Time

6.Get Happy

7.どこか遠く

8.Birds fly

9.Make My Day

10.PIANO CRAZE

11.NIRE the bassman

12.Z界のテーマ

13.Happy Saturday Night

14.DERBY〜栄光の道しるべ〜

15.パノラマビュー

E1.Beautiful Flight

E2.気分上々woo-he!

 なお、元記事を書いた人より、順番が間違っていたりする可能性があるとのことですので、アバウトな感じでみてもらえると助かります。

もし、ライブに行った方で、ここ違うよみたいなところがありましたら、一報をお願いします。

では。次の記事で。


 

カゲプロ総楽曲選挙の結果を予想してみた!!

 

f:id:sai96i:20190814023352p:plain

サムネイル設定用

なぜ14日にあげるか。それは締め切りが13日までだから、それ以前にあげるとこの記事をみて、変えられるという恐れ(あんまないとは思うけど)を避けるため。あと、14日の今日、明日結果発表があるという点で、何が1位になるかとか知りたくなる気持ちが余計に高い人とかもいるので、絶好なチャンスな訳ですよm(´・ω・`)m

てかどうせなら、ボカロじん作曲総選挙とかやって、livedriveとかを広めたいなと思った。

では↓本題どうぞ(あくあで予想ですので、そこを注意してください )。

候補曲。

  • days
  • daze
  • RED
  • アウターサイエンス
  • アディショナルメモリー
  • アヤノの幸福理論
  • イマジナリーリロード
  • エネの電脳紀行
  • オツキミリサイタル
  • カゲロウデイズ
  • コノハの世界事情
  • サマータイムレコード
  • シニガミレコード 
  • チルドレンレコード
  • デッドアンドシーク
  • ヘッドファンアクター
  • マイファニーウィークエンド
  • マリーの空想世界
  • メカクシレコード
  • リマインドブルー
  • ロスタイムメモリー
  • ロストデイアワー
  • 如月アテンション
  • 群青レイン
  • 失踪ワアド
  • 少年ブレイヴ
  • 人口エネミー
  • 想像フォレスト/空想フォレスト/妄想フォレスト
  • 透明アンサー
  • 友達の唄
  • 夕景イエスタディ
  • 夜咄ディセイブ
  • 忘れてしまった夏の終わりに。

 

さぁこんだけあるわけですが、まず、シニガミレコード(ここに票入れたひといたら教えて欲しい)とか、デッドアンドシークとか友達の唄とか、全盛期を過ごした人でも、知らないひとの割合が多いので、票数的に圏外レベル。daysはゆっくりめだから中の下あたりに入ればいい方。メカクシティリロード楽曲もアディショナルメモリーと、失踪ワアド以外はそんなに上位にはこない。あれな話、そんな売れてないですし。で、透明アンサーとアウターサイエンスは同格順位になりそうです。でも割と上位(中の上)に来そうな感じらしいです。カゲロウデイズは10位付近らしいので、変動があっても15位ぐらいでしょう。dazeはアニメ化の主題歌でもあり、なかなかかっこよかったので、9-8位くらいに来るでしょう。top10には絶対入りますよ。以外と強そうなのは、アヤノの幸福理論ですかね。これは最速殿堂入りするくらい当時の波がつよかったから、その時から追っかけてる人がいれば結構強いと予想できる。1,2,3位はチルドレンレコード、と夜咄ディセイブと、ロスタイムメモリーが妥当かなって思う。チルレコは、カゲプロの世界を代表したような曲であるし、夜咄はカノの人気と楽曲のかっこよさを考えれば間違いなくtop5に入ってくる。ロスタイムメモリーは割と悩んだけど、でも、アヤノとシンタローがあーだーこーだみたいな、キャラのこと考えたらはいりそう。 締めのサマータイムレコードも4,5,6位には入ってくると思う。同じ意味では、始まりの曲という点で、エネの電脳機構も結構強そうな感じはする。13位くらいかな。オツキミリサイタルと、如月アテンション、夕景イエスタデイはノリがいい曲なので、そういう意味でここらへんの曲もtop10に一曲は入ってくると思う。

上位に来やすい曲としては、「かっこいい曲」「キャラ曲として人気の曲」「最初と最後にあたる的な補正が効く曲」このあたりが上位をしめるかと予想されます。個人的に上位に入って欲しいのは少年ブレイヴですね。投票もこれにしました。コノハの世界事情とは地味なので(アウトローとか超好きだけど)中の上にランクインしていれば御の字かな。ヘッドファンアクターも、コノハの世界事情よりはましだけど、若干パンチが弱いから18位くらいかな。バラードという点で、稼ぎがつそうなのでは、忘れてしまった夏の終わりに。でもこれアルバム曲なわけで、母数として、聴いてる人があまりいないと思う。サブスクとかで解禁されているものの、全盛期に出た曲と比較すると、明らかに票数は少なくなる。

redはじんがコーラスにいるエモーショナルなチート要素が加わって、詰め込み楽曲ではあるけど、16年に出た曲と考えると、全盛期の出せれた曲の勢いにはあまり追いつけないと感じる。

ここ最近出た、アディショナルメモリーと失踪ワアドは、進化したサウンドでのカゲプロ楽曲なので、そういう意味で結構上に来そう。この2曲でいうなら、僕は失踪ワアド派です。そういう点(進化したサウンド)で見れば、カゲプロがニコ動で一旦終わったあとでの、まだ熱を持っていたときのアニメ主題歌dazeは結構強いチルレコ、ロスメモ

夜咄のどこかに食い込んでくるかもしれない。

ちなみに、ニコ動の再生回数は上から。

カゲロウデイズ

チルドレンレコード

ロスタイムメモリー

夜咄ディセイブ

daze 

サマータイムレコード

如月アテンション

アウターサイエンス

想像フォレスト

ヘッドフォンアクター

オツキミリサイタル

夕景イエスタデイ

メカクシコード

人口エネミー

アディショナルメモリー

失踪ワアド

days

 

これ踏まえて、上位の予想意見を踏まえると、

チルドレンレコード

ロスタイムメモリー

夜咄ディセイブ

daze 

サマータイムレコード

の5曲はtop10に全部入ってくるのはほぼ確定だと思われる。

オツキミリサイタルと、如月アテンション、夕景イエスタデイの三曲は、楽曲三部作である。でもこの中で総合火力が強いのは、オツキミリサイタルだから、この三曲を順位付けするなら オツキミリサイタル、夕景イエスタデイ、如月アテンションかな。

夕景はわりと、シュガーソングとビターステップみたいな爽快さと、ノリがあるので。

私のカゲプロ総選挙の予想順位

 

チルドレンレコード 1位
daze 2位
夜咄ディセイブ 3位
ロスタイムメモリー 4位
サマータイムレコード 5位
アディショナルメモリー 6位
オツキミリサイタル 7位
夕景イエスタデイ 8位
アヤノの幸福理論 9位
少年ブレイヴ 10位
カゲロウデイズ 11位
透明アンサー 12位
アウターサイエンス 13位
如月アテンション 14位
失踪ワアド 15位
想像フォレスト 16位
コノハの世界事情 17位
ヘッドフォンアクター 18位
red 19位
マリーの空想世界 20位
群青レイン 21位
人口エネミー 22位
リマインドブルー 23位
イマジナリーリロード 24位
マイファニーウィークエンド 25位
ロストデイアワー 26位
デッドアンドシーク 27位
メカクシレコード 28位
エネの電脳機構 29位
忘れてしまった夏の終わりに 30位
シニガミレコード 31位
days 32位
友達の唄 33位
   

 

実際のランキングと予想の比較

f:id:sai96i:20200524121829j:plain

 

それでも闘う者達へ(2nd album)感想。

penguin research 待望の2nd album「それでも闘う者達へ」個人的に、今年一期待しているアルバムです。既に、発表がすまされ、シングルとしてリリースされた曲もたくさん入っています。


PENGUIN RESEARCH 2ndアルバム 『それでも闘う者達へ』 全曲ダイジェスト

f:id:sai96i:20190807005731j:plain

penguin research/album「それでも闘う者達へ」

では本題へ。

トラックリスト

・ それでも闘う者達へ

sai96i.hateblo.jp

 正直過去記事で済ませるのはどうかと自分でも思う。だが、初見の感想という点で、これ以上言えることはない。

 

それでも闘う者達へ

それでも闘う者達へ

  • provided courtesy of iTunes

 ・近日公開第二章

とても面白いタイトル。イントロから全楽器が惜しみなく暴れている。ピアノとギターとベース。特にピアノとベースがとてもいい味を出している。どんどん盛り上がって、サビで爆発する高揚感は割とこのバンドのいいところだと思っている。ギターの感想入る前の、2m41-2m47あたりのギターがはいって、そのあとピアノで→ギターソロっていうのがいい。

 

近日公開第二章

近日公開第二章

  • provided courtesy of iTunes

・バケモノダイバー

ドラム→ベース→本編というのが、驚いた。ガチガチのメタルで、いい意味で笑いが出た。こういうのを待っていた。galneryusみたいな曲を、堀江晶太(penguin research)が作るとどうなるかっていうのは、当バンドができた時からずっとおもっていた。ある意味最強のpgr楽曲。感想もなんかディープパープルあたりの匂いがしたりするし、一部では、ダーウィン先生の倦怠を匂わせたりしていたりするし、本当、自分が求めていた楽曲という点で、この曲は大正解。

 

バケモノダイバー

バケモノダイバー

  • provided courtesy of iTunes

・千載一遇きたりて好機

この曲は、堀江さんの人生を振り返ったような歌詞が当初の感想だったが、いざアルバムで聴くと、楽曲としてのかっこよさが極地。ピアノラインの流れる流動線のような美しさ。1m57s-2m00sこの三秒だけでも飽きさせない堀江さんならではの味付け。最後ヴォーカルをメインに出すのも今思えばうまいなっと思う。 

千載一遇きたりて好機

千載一遇きたりて好機

  • provided courtesy of iTunes

・少年の僕へ。

当楽曲がリリースしたとき、この曲を書いた堀江さんの意図みたいなのを読んで、ああ、これは歌詞曲なんだなって思った。音楽というものに、歌詞といったものをあまり意識しないので、特段感じたものはないのだが、インタビュアーもいってる「これから」の表現は素敵だと思った。制作自体はあまり苦労せず、すぐ終わったらしいが、アコギをメインで作ったにしてはかなりクオリティが高い3m26sでしっかりとらしさもだしていますし。

堀江晶太へー、嬉しい。この歌詞は見てもらえれば分かる通り、まんまなんですよ。昔の自分に改めていまなにかいうとしたら何だろうなって考えてて。曲を作る前に、それをもっと長い文章で書いてたんですよ。それをプロデューサーに見せたら、これをそのまま曲にするといいよっていわれて。そのすごい長い文章をコンパクトにして、言葉の順番を入れ替えたぐらいなんです。歌詞は。作曲もこれ、ギターを持って鼻歌で歌ったものをiPhoneで録って、それを曲にしただけだから。これは、ペンギンの曲で作詞/作曲も含めて一番早くできましたね。いつもだったら歌詞もメロディーもじっくり作りこむんですけど。それがなかったから、作ってて新鮮でした。生み出すのに苦労はしてないですからね。
──“君が出会う「これから」”が楽しくて悲しいと歌ってるところや、最近生きててよかったと“たまに思うよ”と歌ってるところがペンギンらしくてグサグサ刺さります。
堀江晶太ありがとうございます。いまそういう部分をなんとも思わなかった子供が、10年20年経って、“ああー。こんなこといってたんだ”って思ってくれたら、それはすごく嬉しいですね。
 

 

www.diskgarage.com

より一部引用。

・WILD BlUE

最初ギター、ドラムで10sになる前まで、曇らせて、いきなり11sのあとに「バっと」風景がでるような掴みがいい。言葉の盛り上がり方がこの曲はうまいと思っており、「お前が信じてくれるなら〜叫ぶのさ」からの「wildにいこうぜ」っていうこの曲主題を叫ぶこの構成のよさ。青と会おうのダブルミーニングも良い。間奏が少ないが、壮大的に入って、vo.が歌詞をうたって、オレータチ。っで一旦区切って、またサビの「wildにいこうぜ」これがたまらない。3m21s-22sでピアノはめちゃくちゃいい仕事してるし。

 

WILD BLUE

WILD BLUE

  • provided courtesy of iTunes

・ドブネズミ・ザ・ナイトクルーザー

サビに行くまで、気持ち悪いの(褒め言葉)があるのがらしくないwww。 

ジャジーなピアノとベースの音の気持ちの良さがすごくいい。歌詞は遊んでいる。2m15-20sを入れた意図はなんなんだっと思った。2m30-2m42のピアノソロを経て、ギターソロをぶち込むっていうのは割と新しい技法なのでは。敗者復活戦自由形の時、味付けだった、ピアノをメインにもってきたようなaメロ。51s-55sあたりが本当に言葉に表せない魅力がある。ドブネズミ・ザ・ナイトクルーザー=(千載一遇と敗者復活戦のときのピアノをメインにもってきて、そこにジャズを加えたような曲。)だた正直ピアノソロはインパクトとしてパンチが弱い。あと「イヨー」は個人的にはいらなかった(´・ω・`)

 

・決闘

QUEENwe will rock youを踏襲した始まり方は、いい引用の仕方だなって思った。

本アルバムの中では、あまり「ここがいい」というところはないが、決闘という歌詞を最初に叫んで、そのあとサビの歌詞に行くのはwild blue同様いい構成だなっと感じた。

 

決闘

決闘

  • provided courtesy of iTunes

・青い灯台

なんというか、PENGUIN RESERACHとしては前例のない曲。大人しめな曲であり、多分これも歌詞曲なのだろう。

 

青い灯台

青い灯台

  • provided courtesy of iTunes

・ゴールド・フィラメント

イントロはちょっと8bitというか、ゲームにありそうな感じの音で始まる。

ウォーウォーウォーの掛け声があったり、この曲でもピアノの準主人公感がある。サッカーのテーマソングとかにありそうな曲だなって思った。サッカー大会の映像バックにこの音楽のイントロ流しても違和感がないように感じる。この曲でいいなっと思ったの、2m11s-2m34sのベースとピアノが複雑な音はだしていないものの、音と音との絡み合いがすっきりするくらい、聴いていて自然的である。3m34s-3m46sでピアノ_歌詞_ピアノ_歌詞と完全に分けていて、そのあとに、爆発する。ここでもwild blue 決闘っぽさがある。全体的に実験的な曲でもあったように思えた。

 

ゴールド・フィラメント

ゴールド・フィラメント

  • provided courtesy of iTunes

・BYE BYE  RESEARCH

どっかのラジオで先行公開したとき、やけにフォロワーの感想が絶賛の嵐で期待していた一曲。だけど、正直いうほどささらなかった。イントロのpgr感はとてもわかるし、かっこよさも十二分にあるが、これとドブネズミ・ザ・ナイトクルーザーの異色さを組み合わせたほうが、私個人としては、刺さったかなっと。おもいっきりvo.が歌う歌詞が色々な意味で五月蠅かったり(言葉を濁さずにいうと、ちょっと苦手歌い方をこの曲はしていた。)。2m01sあたりのベースをちょっといれるだけで、一番と違いを出そうとするのはgood。マイナスな意見を書いたが、あくまで「私の感性」ではそう思った。ということを一応書いておきます。

BYEBYE RESEARCH

BYEBYE RESEARCH

  • provided courtesy of iTunes

 

総評としては、激しい曲からおとなしい曲、実験的な曲もあり、pgrのこれからが楽しみだと嘘偽りなく思える作品でした。7.5/10。バケモノダイバーを作れた堀江さんに感謝感激。

ずーーーーーーと堀江さんのメタル調の楽曲を心待ちにしていたので、それが叶いました。次は、

www.youtube.com

を活用した曲をpgrで作ってくれることを期待します。提供曲で作った曲から、pgrにもってくるというのもあるということが知れたので、これからもしっかりと堀江楽曲を聴いていきたいと思います。

これは記事とは余談になりますが、どうやら体調が優れないようで、リリイベを欠席するとの情報を見かけとても心配です。今年の4/5みたいなことが起こらないことをひたすら祈るばかりです。では。

 

以下 感想を当ブログに提供してくれた

twitter.com

さんの感想

表題曲のそれでも闘う者達へを筆頭にラウド寄りの曲もしっとり系の曲も全体的に目新しい感じがしました。それでいてしっかりと「らしさ」が出てるアルバムだな、と。多彩なだけに鮮やかでとてもいいアルバムだと思います。

#Love (supercell新曲)

 

 

遂にsupercellの新曲「#love」が投稿されました。約6年の歳月を経てsupercellとしてryo(supercell)が曲を出すことに嬉しさがあふれ出ます。 (´;ω;`)

イントロは悲しさで展開して、そこからedm調でだんだんと盛り上がっていく展開大好き。あと最初annに歌わせてるのがつかみを得るという点で大正解。

男女それぞれのvo.バランスの均衡がとれていて、曲も、新しい要素を加えつつ、従来のsupercellの魅力を詰めている=最高。

歌詞の臭さは相変わらずでありながら、男女のツインボーカルという点を十分にいかしていて、4期一発目としての掴みは完璧ですよ。会話で歌詞を構成するところとか、新しいものの、しっかりと型として組めてるのがさすが。2m31sあたりからsupercell節全開だし、2m56sからの「愛しているよ」「え、今なんて言ったの?」「なにも」「うそだうそじゃないよ」「だってきこえた」「それはおかしいね」「きこえた」「きこえない」のくだりとかニヤニヤしてしまいます(ちょいミュージカルかなみたいな気持ちもあった)。そのあとの3m27sあたりの「uh〜fooo」のannの響きは2代目ボーカルの時からある魅せ方でこれまたsupercellらしさがでている。「あのさ」「なに」と掛け合いをして、「んっ」っとannとgakuがためらう間をいれたりして、気分は絶頂ですよ。annとgakuについても、annの声はやっぱりryoさんが好きな声質の女性vo.(tiaより)だなと思うし、gakuも変わった声質でありながら、張り上げる時はかっこいい声に、バッっとなったりしてますし素質あり(2m15s-18sあたりが顕著)で、良きっと言った感じです。(しっかりsoloパートも入ってるし、あそこはryoさんがgakuとしての魅力を魅せたかったに違いない)

mvについては、ダンサーたちがかっこいい演技をしてくれて、楽曲の世界観をより表していると思いました。ピアノの味付けもツボ(とくに2m53sあたり)

とにかく聴いてください。

f:id:sai96i:20190730004906p:plain

supercell/第4期 #Love

 

www.youtube.com

 

#Love feat. Ann, gaku

#Love feat. Ann, gaku

  • provided courtesy of iTunes

 

それでも闘う者達へ 感想。

あまりの衝撃で書いてます。決闘の後にこういう曲が出たことがまずファンとして嬉しさの極み。誇張抜きで傑作(個人的に、敗者と同格レベル楽曲)。俗にいうバンドの代表曲というのはあまり出せないのが普通だが、堀江さんはなぜこうもポンポンだせるのか。やはりすごい稀有な作曲家である。kemu時代にもラウド系と、spcl系の楽曲とのそれぞれで代表曲を産み出していたが、ついにpengui researchでも出してしまった感。

というか敗者復活戦自由形が、ラウド系楽曲の代表曲で、地球最後系等(ピアノが美しという意味で)の代表曲が本曲に値する。

イントロのピアノから、the堀江晶太というミュージシャンが魅せる最大の武器を振りかざしてくる。というか全体的にピアノがメインという待望の楽曲といっても差し支えない。イントロ〜アウトローまでどこをとっても満点です。サビ前のピアノはピンクレモネードのでやった感じの展開(しかも、より良く昇華した状態)で、サビでピアノがこれでもかというほど主張してくるこの感じ。そして、相変わらず間奏も超いい。ベースとピアノメインの掛け合いが最高。ここまでのピアノ主張はあんまりなかったように思える。amazarashiの詩のラップのようなところ(ポエトリーリーディングっていうのか)もギターのメロディが鳴ってて飽きがない。その後のコーラスのmixをしたような要素を入れるのも新たな堀江さん良さとしてカウントできるし。3m43s/ 3m46sとそれぞれ違うコードをもってくるのも情緒的で良い。そして、その後の一瞬ピアノを置くのも堀江晶太さんらしいなと思える。4m20あたりのこれでもかというくらいのグリッサンドといい、とにかく全てにおいてツボ攻めてきて4m22あたりのピアノ運びとかその最たるもの。最高の曲なので皆是非聴いてくれ。堀江楽曲総決算曲というツイートがあったが、まさにそんな感じの曲。拙い感じの記事になったがとりあえず傑作なので、聴け。

 ピアノラインが六兆年的であるのが、聴いていて一番嬉しかった。

以下 pgrのファン達の感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも闘う者達へ

それでも闘う者達へ

  • provided courtesy of iTunes