Music Synopsis

音楽に思考の補助線を引く

ヨルシカ コンセプトアルバム「エルマ」感想

4/10に発売された「だから僕は音楽をやめた」でクソ平凡な記事を書いてしまった(まぁ当サイトに書いてあることは、だいたい平凡なことではあるが)ことがあることがちょっとしたトラウマになっているので、今作はそうならないように頑張ります。 

 d(´・ω・`)。

*平凡すぎて、自分でも出さなきゃ良かったレベルの記事です. 

sai96i.hateblo.jp

 

Elma

Elma

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥2200
  •   

 1.車窓(instrumental)

情景というもの映し出すのに、ナブナは長けていると思う。実 際、その延長線上で作り上げた世界が、ボカロpとしての彼の世界だと個人的に思う。

 

車窓

車窓

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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2.憂一乗

歌い出しというか、曲調が、amazarashiの「ライフイズビューティフル」と似通っていたところが一部あった。意識の一部としては間違いなくあると思う。それ抜きでも曲はとても良いです、アコギ一本で始まり、ハーモニカや落ち着きのベース、リズム隊がどんどん組み合わさり、情緒的な曲に仕上がっていると思った。

 

憂一乗

憂一乗

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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3.夕凪、某、花惑い

イントロから結構ハマってしまった。一番が終わった後のベースのドゥンドゥン好き。あと、その後のピアノで不協和音みたいな感じになるのは、前作の「八月、某、月明かり」でもやってましたね。というか歌詞の「ロックンロールが〜」っていうのは、コンセプトアルバムだからこそのあれだからですかね。あと、この曲は、ちょっとgreat distance (作曲:ryo(supercell))っぽさを感じた。1m46〜57sあたりのメロディが彷彿とさせた。1m9s-11sあたりの流れるようなピアノ好き。

夕凪、某、花惑い

夕凪、某、花惑い

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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4.雨とカプチーノ

リズミカルな楽曲である。r&bっぽいのかな。ヨルシカの音楽性に隠れてるけど、っぽさは感じた。1m16sからいきなり一転するのは魅せ方としてはとてもうまい。が、最初の音楽性でやってもらったほうが私は好きです。

雨とカプチーノ

雨とカプチーノ

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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5.湖の街(instrumental)

ピアノ風edmインストというべきなのか。途中入る息遣いはだれのだろう。

湖の街

湖の街

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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6.神様のダンス

バランスが取れてる。というか、1-6までの曲の中では、一番ヨルシカっぽさを感じる。後半になると、どんどん楽曲が爆発していく感じがいい。2m47sあたりからのジャズソロは文句なし。ナブナやるな。最後の3m28sあたりのピアノのちょっとした味付けもうまい。

神様のダンス

神様のダンス

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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7.雨晴るる

4.で言ったr&bっぽさが存分に出ている曲。この曲のサビ前のちょいおきながら、サビに入るのに、なんとなく良さ感じた。でもまぁそのくらいかな。

雨晴るる

雨晴るる

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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8.歩く

 ガチャガチャしたイントロから始まる。ピアノの躍動がすごい。ベースが良い味を出している。1,35s~のピアノと、1,51s~のギター、でニヤッとしてしまった。激しい曲調が好きな人にはぴったりだと思います。

歩く

歩く

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

9.心に穴が空いた

本アルバムの最高傑作。9sで、低音がドーンとなるの好き。だけどあんだけじゃものたりないので、もっと明確に、そして思いっきりグリッサンドを決めて初めて欲しかった。vo,の良さというのは、存分に、惜しいなく出されている(「もっとまどろむように深く」あたりとか)。ピアノメインで、進行していく。 3,28sあたりのあれは、小→大のほうで展開した方が良かったと思う。あえてああしたの可能性もあるが。

心に穴が空いた

心に穴が空いた

  • ヨルシカ
  • J-Pop
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10.森の教会(instrumental)

ちょっとnujabesがサンプリングしたreflection eternalっぽい。

reflection eternal

reflection eternal

  • Nujabes
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
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森の教会

森の教会

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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11.声

イントロでちょっと思ったのが、ひと昔まえの米津っぽさがある。diorama収録楽曲の「首なし閑古鳥」とか「caribou」みたいな、メロディとかは全然違うんですけれど。あくまで「ぽさ」ですけど。2,22で一旦、間をあけて、ピアノと、vo.の声を一緒にだすことで、面白いなって思った。ピアノを鳴らしてから、vo.が歌い出すみたいなのがありふれているので。

声

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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12.エイミー

三月のパンタシアの、「三月がずっと続けばいい」のイントロ。これを連想する人おおいと思う。 コーラスの男vo.はナブナさんですかね(?)佳作ぐらいの出来かな。

後半のたたみ方は好き。展開の仕方で言えば、この曲が一番よくできている。

エイミー

エイミー

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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13.海底、月明かり(instrumental)

ピアノと海の音が組み合わさって、タイトルっぽさがしっかりと出てる。 

海底、月明かり

海底、月明かり

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
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14.ノーチラス

 サビがちょい、egoistの「planetes」っぽかった。作品的にちょい微妙。a,bメロからのサビで変わりすぎ。雨とカプチーノでは、まだ展開の仕方がよかったが、これは失敗だと思う。もうすこし、説明がないと。が、やりたいことはわかります。

余談になりますが、作曲者もいってましたけど、sfの巨匠ヴェルヌが書いた作品、「海底二万マイル」に登場するノーチラス号かららしいですね。作品自体もとても面白いので、興味ある方はぜひ読んでみてください。


ヨルシカ - ノーチラス (OFFICIAL VIDEO)

ノーチラス

ノーチラス

  • ヨルシカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

総評,,,アルバムの出来としては、こっちの方がすきな曲が多かったです。コンセプトアルバムとして、前作と合わせて評価するなら、9.0/10。本作品単一で評価するなら、 8.5/10。そのくらい良いアルバムでした。今後もヨルシカさんに期待を込めていきたいとおもいます。


ヨルシカ - エルマ (Album Trailer)

supercell カフェに行ってきた。

supercellカフェは行かなくてはっと思い、行きました。池袋パルコにつくのに30mかかる(別件の都合上南口からでて、その用事終わってから、東口に行くまでにかかった時間)という失態というか、時間の無駄を引き起こし、少し悲しくなりました。

もともとニコニコ本社があるところで、何度か通ったこともあり、すぐ行けると思っていたので余計にショック。

まぁそんなことがあり、無事つき、地下2fへいくと

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祝い花的な感じのやつ。

が置かれてました。

その奥に行くと、カフェで飲食をしながら、bgm(当然全部supercell楽曲)を聴きながら、spclライフを堪能できます。私は特にそういったものに興味がかなかったので、カフェ自体は行きませんでした。

さっきの写真から左へいくと、グッツコーナーがあり、ryoさん関係のcd(egoist込み)や、クリアファイルが数種類あったり(歴代cdジャケット・イラスト絵)、T-シャツがあったり、梅干しがあったりしました。実用性のあるものという点で、私は、クリアファイルを選びました。当然選んだイラストは

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メルト(2007年 12月7日) supercell0曲目。原点。

です。他にもbrsとか、wimとかあったのですが、金銭的な意味もあり、この一枚にしました。

入り口から左へいくと、展示があり、左はsupercell関係のイラスト(spclメンバーのサイン入り)で、左は,redjuice,hukeさんが、本業で担当した仕事のイラストなどが貼られていました。

f:id:sai96i:20190824220007j:plain

supercell関係のイラスト。

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supercellとは別に、suprecellの絵師が仕事で描いた絵。

シュタゲとか、ギルクラとか、EGOISTとかあります。

ここで少し残念と思ったけど、致し方ないと思えることがあり、それは罪の名前のイラストがなかったこと。しかしこればっかりは、描いた方が亡くなられているので、仕方ないです。

グッツコーナーの後ろには、メッセージボードあり

黒いテーブルの上に、ペンとメッセージが入る付箋が、端っこに用意されてたので、私も書きました

おおっぴらに「俺こんなメンセージ書いた^^」と、載せるのはすこし違う(supercellへのメッセージであるため)のと、書いた内容がちょっと恥ずかしいので、知りたい方は、期間までに池袋パルコへ行ってください。

他の方メッセージで印象深いのは、「ryoさんもっと曲出して」「やっぱりsupercellなんだよな〜」「当時高校生or中学生だった私は社会人になりました。今でもspcl聴いてます」あと、書き手的な意味ではアメリカからのファンも書いていましたね。

また、複数回訪れたひとや、egoist vo.chellyとスタッフがきたからまたきました。みたいな人もいて、金あるなーっと思いました。

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メッセージボード

とまぁ、全体的にこんな感じのイベントでした。

supercellのファンなら一度は訪れるべきですね。ryoさんのファン、三輪士郎hukeさんなどといった、メンバーが好きな人でもきて損はないです。

たしか期間は9月中旬ぐらいまでやってるはずなので、まだ大丈夫です。

 

では。

 

 

 

 

H ZETTRIO TOUR2019 -気分上々- 感想レポ。

アーティストライブなど、指で数えるほどしかいったことない私ですが、ちょっとした幸運に見舞われ、hzettrioさんのライブに、本日行ってきました。

公演会場は、かつしかシンフォニーヒルズというところで、モーツァルト像がどーんっとたっていました

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会場前

 

到着したのが大体17:00前後だったので、約2時間の飽きがあったので、偶然もってきていた、江戸川乱歩傑作集を読んで、時間を潰しました。1,2編読み終わると、人が沢山おしよせきて、なんだろうっと一瞬思ったものの、開場の時間だと気づき、物販などに一切の興味のない私は、すぐに指定席ヘ向かいました。

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座った席。

最初は一階の最前列の25番かと思い、座ったものの、違ったら恥ずかしいので、係りの人へ聞いたら、違っており、二階のLバルコニー席でした;;。

(ちなみに、私が最初にすわった一階の最前の席は、ずっと空席のように見えた)

開演までに、少々時間があり、他の観客が、ステージの楽器を写真で撮っていたので、わたしも、それぞれの楽器と、全体図を撮りました。

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drum

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コントラバス

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piano

全体としてはこんな感じでした。

f:id:sai96i:20190824001052j:plain

全体図。無加工が欲しい人がいたらdmまで。

ここで少し疑問というか、不思議であったのが、撮っている人々みんなこういう全体図をとればいいのに、なぜか楽器をいろんな角度から撮っていたりしていて、「なぜパノラマ機能を使わないのだろう」っと感じました。

 上記にあげた写真を撮っていると、19:00になり、開演っと思いきや19:05まで演者が登場しない。「これで急遽公演中止になったら、、、」なんて不安がよぎったころにやっと演奏が始まりました。

演奏自体はそれはもう高技術&高テクニックの連続で、そんなお三方共が混ざり合い、
素晴らしい楽曲たちが奏でられていくさまは、感動でした。2,3曲に一回mcがはいるのですが、変わった喋り方だったので、よく聞こえなかったですが、まぁ大したことは言ってないのだろうし、スルーしました。(あとずっと笑ってる観客の声が大きかった。)

一つ面白かったのが、モーツァルトピアノソナタや、アイネクライネナハトムジークをピアノで演奏して、ちょくちょく違う展開にしたり、速度を変えたりと、原曲を知っているからこその面白さ(これは観客全員にあてはまるが)がありました。

いめーじとして、

www.nicovideo.jp

を見てもらえば、わかるかと思います。^^。

hzettrioはhzettmが一番目立つものだと、音源を聴いていて思っていましたが、今回のライブでその思いは覆されました。全員うまいというのは前提で聴きに言ったのですが、コントラバスがちょっと指大丈夫かと心配になるほど技巧を駆使していて、その技術に感服しました。

そのあとも演奏された曲をとおして、各々の技量に愕然としていると、すぐに時間はたち、アンコールの時間に。そして、演奏されたのが、


"Beautiful Flight" / performed by H ZETTRIO 【Official MV】

私がhzettrioというアーティストをしるきっかけの一つになったこの曲が演奏され、気分はもう有頂天でした。ダブルアンコールで、公演題にもなっている気分上々と言う曲もあったのですが、曲としていまいちでした。

公演曲で気に入ったのは、


"Birds Fly" performed by H ZETTRIO 【Official MV】

ですかね(tube動画ですが、コラボの関係上、blイラストでてくるので、注意してください.)

この曲を聴いて思ったのが


“Dancing in the mood” performed by H ZETTRIO 【Official MV】

構造というか、作りそのものはこれの応用なんだなって思いました。

だからどうしたということではないのですが、ちょっと気になったので書きました。

あと、正月にアルバムが出っぽいので、今から期待を膨らましています。

公演内容の感想としてはこんな感じですかね。

会場について、ちょっと思ったことがあり、それは、どう考えても、ペンラ振って盛り上がるタイプのアーティストライブではないのに、ペンラを振っている観客がいたことが、公演を見る際に、少し目障りになりました。

セットリストですが、メモしようとおもって、紙とペンを用意していたものの、演奏に

圧倒され、取れる状況ではなかったので、なしです。すみません。っと思ったのですが、

ameblo.jp

こちらのブログで、記載があったので、書いた人に連絡を取り、引用に許可をいただけたので、載せます。

@mlle_tecoさん 御協力いただき有難うございます。

1.kids song

2.Virtual World (jazz)

3.Journey

4.SEVEN

5.Relax Time

6.Get Happy

7.どこか遠く

8.Birds fly

9.Make My Day

10.PIANO CRAZE

11.NIRE the bassman

12.Z界のテーマ

13.Happy Saturday Night

14.DERBY〜栄光の道しるべ〜

15.パノラマビュー

E1.Beautiful Flight

E2.気分上々woo-he!

 なお、元記事を書いた人より、順番が間違っていたりする可能性があるとのことですので、アバウトな感じでみてもらえると助かります。

もし、ライブに行った方で、ここ違うよみたいなところがありましたら、一報をお願いします。

では。次の記事で。


 

カゲプロ総楽曲選挙の結果を予想してみた!!

 

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サムネイル設定用

なぜ14日にあげるか。それは締め切りが13日までだから、それ以前にあげるとこの記事をみて、変えられるという恐れ(あんまないとは思うけど)を避けるため。あと、14日の今日、明日結果発表があるという点で、何が1位になるかとか知りたくなる気持ちが余計に高い人とかもいるので、絶好なチャンスな訳ですよm(´・ω・`)m

てかどうせなら、ボカロじん作曲総選挙とかやって、livedriveとかを広めたいなと思った。

では↓本題どうぞ(あくあで予想ですので、そこを注意してください )。

候補曲。

  • days
  • daze
  • RED
  • アウターサイエンス
  • アディショナルメモリー
  • アヤノの幸福理論
  • イマジナリーリロード
  • エネの電脳紀行
  • オツキミリサイタル
  • カゲロウデイズ
  • コノハの世界事情
  • サマータイムレコード
  • シニガミレコード 
  • チルドレンレコード
  • デッドアンドシーク
  • ヘッドファンアクター
  • マイファニーウィークエンド
  • マリーの空想世界
  • メカクシレコード
  • リマインドブルー
  • ロスタイムメモリー
  • ロストデイアワー
  • 如月アテンション
  • 群青レイン
  • 失踪ワアド
  • 少年ブレイヴ
  • 人口エネミー
  • 想像フォレスト/空想フォレスト/妄想フォレスト
  • 透明アンサー
  • 友達の唄
  • 夕景イエスタディ
  • 夜咄ディセイブ
  • 忘れてしまった夏の終わりに。

 

さぁこんだけあるわけですが、まず、シニガミレコード(ここに票入れたひといたら教えて欲しい)とか、デッドアンドシークとか友達の唄とか、全盛期を過ごした人でも、知らないひとの割合が多いので、票数的に圏外レベル。daysはゆっくりめだから中の下あたりに入ればいい方。メカクシティリロード楽曲もアディショナルメモリーと、失踪ワアド以外はそんなに上位にはこない。あれな話、そんな売れてないですし。で、透明アンサーとアウターサイエンスは同格順位になりそうです。でも割と上位(中の上)に来そうな感じらしいです。カゲロウデイズは10位付近らしいので、変動があっても15位ぐらいでしょう。dazeはアニメ化の主題歌でもあり、なかなかかっこよかったので、9-8位くらいに来るでしょう。top10には絶対入りますよ。以外と強そうなのは、アヤノの幸福理論ですかね。これは最速殿堂入りするくらい当時の波がつよかったから、その時から追っかけてる人がいれば結構強いと予想できる。1,2,3位はチルドレンレコード、と夜咄ディセイブと、ロスタイムメモリーが妥当かなって思う。チルレコは、カゲプロの世界を代表したような曲であるし、夜咄はカノの人気と楽曲のかっこよさを考えれば間違いなくtop5に入ってくる。ロスタイムメモリーは割と悩んだけど、でも、アヤノとシンタローがあーだーこーだみたいな、キャラのこと考えたらはいりそう。 締めのサマータイムレコードも4,5,6位には入ってくると思う。同じ意味では、始まりの曲という点で、エネの電脳機構も結構強そうな感じはする。13位くらいかな。オツキミリサイタルと、如月アテンション、夕景イエスタデイはノリがいい曲なので、そういう意味でここらへんの曲もtop10に一曲は入ってくると思う。

上位に来やすい曲としては、「かっこいい曲」「キャラ曲として人気の曲」「最初と最後にあたる的な補正が効く曲」このあたりが上位をしめるかと予想されます。個人的に上位に入って欲しいのは少年ブレイヴですね。投票もこれにしました。コノハの世界事情とは地味なので(アウトローとか超好きだけど)中の上にランクインしていれば御の字かな。ヘッドファンアクターも、コノハの世界事情よりはましだけど、若干パンチが弱いから18位くらいかな。バラードという点で、稼ぎがつそうなのでは、忘れてしまった夏の終わりに。でもこれアルバム曲なわけで、母数として、聴いてる人があまりいないと思う。サブスクとかで解禁されているものの、全盛期に出た曲と比較すると、明らかに票数は少なくなる。

redはじんがコーラスにいるエモーショナルなチート要素が加わって、詰め込み楽曲ではあるけど、16年に出た曲と考えると、全盛期の出せれた曲の勢いにはあまり追いつけないと感じる。

ここ最近出た、アディショナルメモリーと失踪ワアドは、進化したサウンドでのカゲプロ楽曲なので、そういう意味で結構上に来そう。この2曲でいうなら、僕は失踪ワアド派です。そういう点(進化したサウンド)で見れば、カゲプロがニコ動で一旦終わったあとでの、まだ熱を持っていたときのアニメ主題歌dazeは結構強いチルレコ、ロスメモ

夜咄のどこかに食い込んでくるかもしれない。

ちなみに、ニコ動の再生回数は上から。

カゲロウデイズ

チルドレンレコード

ロスタイムメモリー

夜咄ディセイブ

daze 

サマータイムレコード

如月アテンション

アウターサイエンス

想像フォレスト

ヘッドフォンアクター

オツキミリサイタル

夕景イエスタデイ

メカクシコード

人口エネミー

アディショナルメモリー

失踪ワアド

days

 

これ踏まえて、上位の予想意見を踏まえると、

チルドレンレコード

ロスタイムメモリー

夜咄ディセイブ

daze 

サマータイムレコード

の5曲はtop10に全部入ってくるのはほぼ確定だと思われる。

オツキミリサイタルと、如月アテンション、夕景イエスタデイの三曲は、楽曲三部作である。でもこの中で総合火力が強いのは、オツキミリサイタルだから、この三曲を順位付けするなら オツキミリサイタル、夕景イエスタデイ、如月アテンションかな。

夕景はわりと、シュガーソングとビターステップみたいな爽快さと、ノリがあるので。

私のカゲプロ総選挙の予想順位

 

チルドレンレコード 1位
daze 2位
夜咄ディセイブ 3位
ロスタイムメモリー 4位
サマータイムレコード 5位
アディショナルメモリー 6位
オツキミリサイタル 7位
夕景イエスタデイ 8位
アヤノの幸福理論 9位
少年ブレイヴ 10位
カゲロウデイズ 11位
透明アンサー 12位
アウターサイエンス 13位
如月アテンション 14位
失踪ワアド 15位
想像フォレスト 16位
コノハの世界事情 17位
ヘッドフォンアクター 18位
red 19位
マリーの空想世界 20位
群青レイン 21位
人口エネミー 22位
リマインドブルー 23位
イマジナリーリロード 24位
マイファニーウィークエンド 25位
ロストデイアワー 26位
デッドアンドシーク 27位
メカクシレコード 28位
エネの電脳機構 29位
忘れてしまった夏の終わりに 30位
シニガミレコード 31位
days 32位
友達の唄 33位
   

 

実際のランキングと予想の比較

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それでも闘う者達へ(2nd album)感想。

penguin research 待望の2nd album「それでも闘う者達へ」個人的に、今年一期待しているアルバムです。既に、発表がすまされ、シングルとしてリリースされた曲もたくさん入っています。


PENGUIN RESEARCH 2ndアルバム 『それでも闘う者達へ』 全曲ダイジェスト

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penguin research/album「それでも闘う者達へ」

では本題へ。

トラックリスト

・ それでも闘う者達へ

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 正直過去記事で済ませるのはどうかと自分でも思う。だが、初見の感想という点で、これ以上言えることはない。

 

それでも闘う者達へ

それでも闘う者達へ

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 ・近日公開第二章

とても面白いタイトル。イントロから全楽器が惜しみなく暴れている。ピアノとギターとベース。特にピアノとベースがとてもいい味を出している。どんどん盛り上がって、サビで爆発する高揚感は割とこのバンドのいいところだと思っている。ギターの感想入る前の、2m41-2m47あたりのギターがはいって、そのあとピアノで→ギターソロっていうのがいい。

 

近日公開第二章

近日公開第二章

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・バケモノダイバー

ドラム→ベース→本編というのが、驚いた。ガチガチのメタルで、いい意味で笑いが出た。こういうのを待っていた。galneryusみたいな曲を、堀江晶太(penguin research)が作るとどうなるかっていうのは、当バンドができた時からずっとおもっていた。ある意味最強のpgr楽曲。感想もなんかディープパープルあたりの匂いがしたりするし、一部では、ダーウィン先生の倦怠を匂わせたりしていたりするし、本当、自分が求めていた楽曲という点で、この曲は大正解。

 

バケモノダイバー

バケモノダイバー

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・千載一遇きたりて好機

この曲は、堀江さんの人生を振り返ったような歌詞が当初の感想だったが、いざアルバムで聴くと、楽曲としてのかっこよさが極地。ピアノラインの流れる流動線のような美しさ。1m57s-2m00sこの三秒だけでも飽きさせない堀江さんならではの味付け。最後ヴォーカルをメインに出すのも今思えばうまいなっと思う。 

千載一遇きたりて好機

千載一遇きたりて好機

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・少年の僕へ。

当楽曲がリリースしたとき、この曲を書いた堀江さんの意図みたいなのを読んで、ああ、これは歌詞曲なんだなって思った。音楽というものに、歌詞といったものをあまり意識しないので、特段感じたものはないのだが、インタビュアーもいってる「これから」の表現は素敵だと思った。制作自体はあまり苦労せず、すぐ終わったらしいが、アコギをメインで作ったにしてはかなりクオリティが高い3m26sでしっかりとらしさもだしていますし。

堀江晶太へー、嬉しい。この歌詞は見てもらえれば分かる通り、まんまなんですよ。昔の自分に改めていまなにかいうとしたら何だろうなって考えてて。曲を作る前に、それをもっと長い文章で書いてたんですよ。それをプロデューサーに見せたら、これをそのまま曲にするといいよっていわれて。そのすごい長い文章をコンパクトにして、言葉の順番を入れ替えたぐらいなんです。歌詞は。作曲もこれ、ギターを持って鼻歌で歌ったものをiPhoneで録って、それを曲にしただけだから。これは、ペンギンの曲で作詞/作曲も含めて一番早くできましたね。いつもだったら歌詞もメロディーもじっくり作りこむんですけど。それがなかったから、作ってて新鮮でした。生み出すのに苦労はしてないですからね。
──“君が出会う「これから」”が楽しくて悲しいと歌ってるところや、最近生きててよかったと“たまに思うよ”と歌ってるところがペンギンらしくてグサグサ刺さります。
堀江晶太ありがとうございます。いまそういう部分をなんとも思わなかった子供が、10年20年経って、“ああー。こんなこといってたんだ”って思ってくれたら、それはすごく嬉しいですね。
 

 

www.diskgarage.com

より一部引用。

・WILD BlUE

最初ギター、ドラムで10sになる前まで、曇らせて、いきなり11sのあとに「バっと」風景がでるような掴みがいい。言葉の盛り上がり方がこの曲はうまいと思っており、「お前が信じてくれるなら〜叫ぶのさ」からの「wildにいこうぜ」っていうこの曲主題を叫ぶこの構成のよさ。青と会おうのダブルミーニングも良い。間奏が少ないが、壮大的に入って、vo.が歌詞をうたって、オレータチ。っで一旦区切って、またサビの「wildにいこうぜ」これがたまらない。3m21s-22sでピアノはめちゃくちゃいい仕事してるし。

 

WILD BLUE

WILD BLUE

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・ドブネズミ・ザ・ナイトクルーザー

サビに行くまで、気持ち悪いの(褒め言葉)があるのがらしくないwww。 

ジャジーなピアノとベースの音の気持ちの良さがすごくいい。歌詞は遊んでいる。2m15-20sを入れた意図はなんなんだっと思った。2m30-2m42のピアノソロを経て、ギターソロをぶち込むっていうのは割と新しい技法なのでは。敗者復活戦自由形の時、味付けだった、ピアノをメインにもってきたようなaメロ。51s-55sあたりが本当に言葉に表せない魅力がある。ドブネズミ・ザ・ナイトクルーザー=(千載一遇と敗者復活戦のときのピアノをメインにもってきて、そこにジャズを加えたような曲。)だた正直ピアノソロはインパクトとしてパンチが弱い。あと「イヨー」は個人的にはいらなかった(´・ω・`)

 

・決闘

QUEENwe will rock youを踏襲した始まり方は、いい引用の仕方だなって思った。

本アルバムの中では、あまり「ここがいい」というところはないが、決闘という歌詞を最初に叫んで、そのあとサビの歌詞に行くのはwild blue同様いい構成だなっと感じた。

 

決闘

決闘

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・青い灯台

なんというか、PENGUIN RESERACHとしては前例のない曲。大人しめな曲であり、多分これも歌詞曲なのだろう。

 

青い灯台

青い灯台

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・ゴールド・フィラメント

イントロはちょっと8bitというか、ゲームにありそうな感じの音で始まる。

ウォーウォーウォーの掛け声があったり、この曲でもピアノの準主人公感がある。サッカーのテーマソングとかにありそうな曲だなって思った。サッカー大会の映像バックにこの音楽のイントロ流しても違和感がないように感じる。この曲でいいなっと思ったの、2m11s-2m34sのベースとピアノが複雑な音はだしていないものの、音と音との絡み合いがすっきりするくらい、聴いていて自然的である。3m34s-3m46sでピアノ_歌詞_ピアノ_歌詞と完全に分けていて、そのあとに、爆発する。ここでもwild blue 決闘っぽさがある。全体的に実験的な曲でもあったように思えた。

 

ゴールド・フィラメント

ゴールド・フィラメント

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・BYE BYE  RESEARCH

どっかのラジオで先行公開したとき、やけにフォロワーの感想が絶賛の嵐で期待していた一曲。だけど、正直いうほどささらなかった。イントロのpgr感はとてもわかるし、かっこよさも十二分にあるが、これとドブネズミ・ザ・ナイトクルーザーの異色さを組み合わせたほうが、私個人としては、刺さったかなっと。おもいっきりvo.が歌う歌詞が色々な意味で五月蠅かったり(言葉を濁さずにいうと、ちょっと苦手歌い方をこの曲はしていた。)。2m01sあたりのベースをちょっといれるだけで、一番と違いを出そうとするのはgood。マイナスな意見を書いたが、あくまで「私の感性」ではそう思った。ということを一応書いておきます。

BYEBYE RESEARCH

BYEBYE RESEARCH

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総評としては、激しい曲からおとなしい曲、実験的な曲もあり、pgrのこれからが楽しみだと嘘偽りなく思える作品でした。7.5/10。バケモノダイバーを作れた堀江さんに感謝感激。

ずーーーーーーと堀江さんのメタル調の楽曲を心待ちにしていたので、それが叶いました。次は、

www.youtube.com

を活用した曲をpgrで作ってくれることを期待します。提供曲で作った曲から、pgrにもってくるというのもあるということが知れたので、これからもしっかりと堀江楽曲を聴いていきたいと思います。

これは記事とは余談になりますが、どうやら体調が優れないようで、リリイベを欠席するとの情報を見かけとても心配です。今年の4/5みたいなことが起こらないことをひたすら祈るばかりです。では。

 

以下 感想を当ブログに提供してくれた

twitter.com

さんの感想

表題曲のそれでも闘う者達へを筆頭にラウド寄りの曲もしっとり系の曲も全体的に目新しい感じがしました。それでいてしっかりと「らしさ」が出てるアルバムだな、と。多彩なだけに鮮やかでとてもいいアルバムだと思います。

#Love (supercell新曲)

 

 

遂にsupercellの新曲「#love」が投稿されました。約6年の歳月を経てsupercellとしてryo(supercell)が曲を出すことに嬉しさがあふれ出ます。 (´;ω;`)

イントロは悲しさで展開して、そこからedm調でだんだんと盛り上がっていく展開大好き。あと最初annに歌わせてるのがつかみを得るという点で大正解。

男女それぞれのvo.バランスの均衡がとれていて、曲も、新しい要素を加えつつ、従来のsupercellの魅力を詰めている=最高。

歌詞の臭さは相変わらずでありながら、男女のツインボーカルという点を十分にいかしていて、4期一発目としての掴みは完璧ですよ。会話で歌詞を構成するところとか、新しいものの、しっかりと型として組めてるのがさすが。2m31sあたりからsupercell節全開だし、2m56sからの「愛しているよ」「え、今なんて言ったの?」「なにも」「うそだうそじゃないよ」「だってきこえた」「それはおかしいね」「きこえた」「きこえない」のくだりとかニヤニヤしてしまいます(ちょいミュージカルかなみたいな気持ちもあった)。そのあとの3m27sあたりの「uh〜fooo」のannの響きは2代目ボーカルの時からある魅せ方でこれまたsupercellらしさがでている。「あのさ」「なに」と掛け合いをして、「んっ」っとannとgakuがためらう間をいれたりして、気分は絶頂ですよ。annとgakuについても、annの声はやっぱりryoさんが好きな声質の女性vo.(tiaより)だなと思うし、gakuも変わった声質でありながら、張り上げる時はかっこいい声に、バッっとなったりしてますし素質あり(2m15s-18sあたりが顕著)で、良きっと言った感じです。(しっかりsoloパートも入ってるし、あそこはryoさんがgakuとしての魅力を魅せたかったに違いない)

mvについては、ダンサーたちがかっこいい演技をしてくれて、楽曲の世界観をより表していると思いました。ピアノの味付けもツボ(とくに2m53sあたり)

とにかく聴いてください。

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supercell/第4期 #Love

 

www.youtube.com

 

#Love feat. Ann, gaku

#Love feat. Ann, gaku

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それでも闘う者達へ 感想。

あまりの衝撃で書いてます。決闘の後にこういう曲が出たことがまずファンとして嬉しさの極み。誇張抜きで傑作(個人的に、敗者と同格レベル楽曲)。俗にいうバンドの代表曲というのはあまり出せないのが普通だが、堀江さんはなぜこうもポンポンだせるのか。やはりすごい稀有な作曲家である。kemu時代にもラウド系と、spcl系の楽曲とのそれぞれで代表曲を産み出していたが、ついにpengui researchでも出してしまった感。

というか敗者復活戦自由形が、ラウド系楽曲の代表曲で、地球最後系等(ピアノが美しという意味で)の代表曲が本曲に値する。

イントロのピアノから、the堀江晶太というミュージシャンが魅せる最大の武器を振りかざしてくる。というか全体的にピアノがメインという待望の楽曲といっても差し支えない。イントロ〜アウトローまでどこをとっても満点です。サビ前のピアノはピンクレモネードのでやった感じの展開(しかも、より良く昇華した状態)で、サビでピアノがこれでもかというほど主張してくるこの感じ。そして、相変わらず間奏も超いい。ベースとピアノメインの掛け合いが最高。ここまでのピアノ主張はあんまりなかったように思える。amazarashiの詩のラップのようなところ(ポエトリーリーディングっていうのか)もギターのメロディが鳴ってて飽きがない。その後のコーラスのmixをしたような要素を入れるのも新たな堀江さん良さとしてカウントできるし。3m43s/ 3m46sとそれぞれ違うコードをもってくるのも情緒的で良い。そして、その後の一瞬ピアノを置くのも堀江晶太さんらしいなと思える。4m20あたりのこれでもかというくらいのグリッサンドといい、とにかく全てにおいてツボ攻めてきて4m22あたりのピアノ運びとかその最たるもの。最高の曲なので皆是非聴いてくれ。堀江楽曲総決算曲というツイートがあったが、まさにそんな感じの曲。拙い感じの記事になったがとりあえず傑作なので、聴け。

 ピアノラインが六兆年的であるのが、聴いていて一番嬉しかった。

以下 pgrのファン達の感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも闘う者達へ

それでも闘う者達へ

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supercell楽曲群の歴史と魅力を解説

 supercellが第四期に当たる活動をするので、その前に第一期〜第三期までのsupercellを振り返ろうという趣旨の記事です。なので、「supercell興味あるけど、何聴けばいいのか?、おすすめアルバム、楽曲はなんだ?」とか「ryoさんの作曲家としての魅力ってなんなの?」などと思っている人への助けになればっという感じで書きます。ボカロ時代の楽曲は影響力という点にも少し触れます。個人的なおすすめ度(10点満点)も書いておきます。

まず紹介するのは「メルト」 10点

色々な意味で「革命」を起こした楽曲でもあり、supercellというサークルが作られるきっかけにもなった記念すべき楽曲であることから、supercell0曲目に当たります。

僕はメルトは、VOCALOID音楽楽曲の「金字塔」 と勝手に思っています。実際に与えた影響を踏まえれば納得すると思います。俗にいうメルトショックと言われる現象ですね。

・当時の総合ランキングにて、1-4位(本家,halyosy,ガゼル,ミク+halyosy)までメルト一色であったこと。同じサムネイルであったことから、当時のユーザーは驚いた模様。

・この曲でhalyosyが歌ってみたの先駆者的存在になれた。(halyosyがきっかけで歌い手になった方は数知れず。代表例としてりぶさんがいる)もっというと、本家と歌ってみた動画という、今では当たり前の光景もここの影響が強いかも知れない。

・大量のボカロPの登場(そして、その中にのちに大物Pとなるハチやwowaka(kzさんがきっかではあるが、流れとしては一応組んでいるので)などがいることはいうまでもない)

10周年の節目にこの動画が投下された時は本当に嬉しかったです。

メルト 10th ANNIVERSARY MIX チャンネルは公式です。


ryo (supercell) × やなぎなぎ メルト 10th ANNIVERSARY MIX

 


 

二曲目「恋は戦争」 supercell 一曲目。 7点

絵師として、当時から漫画家として活躍されていた三輪士郎さんが参加しているという。面白すぎる。222戦争なるものもありました。要するに、2時22分に、ryoさんの恋は戦争をはじめ、他のボカロpがいい曲を投稿し、ランキング争いが起きた。

Somewhere I Belongのパクリとかいっちゃだめ()

恋戦の動画内で出てくる構図のメイキングは意外なものだったりする。

 

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originalnews.nico

 


 三曲目「ワールドイズマイン」 8点

「世界で一番おひめさま」で始まるこの曲。過去ログで、当時のコメなどをみると、メルトよりこちらの方が好きいった方も多かった。個人的に、この曲は歌詞のうまさというか、型のハマり具合がとても自然な印象「いますぐによ」とか。(メルトでは「好きなの」にあたる)当時のミクさんで高音のシャウトとかも取り入れていて、凝り性がうかがえる。こちらも絵師が豪華。のちに、ギルティクラウンなどの人物デザインや、ソシャゲデザインなどで人気を博すredjuiceさん。また、今回supercellを題材にしているので余談にはなってしまいますが、ryo(superecell)がプロデューサーをしているEGOISTのジャケットの専属絵師みたいな人です(経緯は省略) 


四曲目「ブラック★ロックシューター」9点

 この楽曲は、hukeという絵師が描いたオリキャラのイラストを、ryoさんが気に入ってそこから作曲した楽曲。この事実だけで面白い。楽曲もとても良いクオリティに仕上がっており、hukeさんはこの件より、かの名作ゲーム「シュタインズゲート」のキャラデザインに抜擢されるという(逆献上)ともいえる大快挙を果たす。楽曲自体も後世のボカロ界隈に多大な影響を与えています。一番わかりやす例:kemu作曲 「地球最後の告白を」は、構成や音など、かなりなぞっている(凄いのはsupercellの二番煎じにならずにkemu楽曲としてしっかりと確立されていること)。最初の時計のSEは、定かではないが、スズムなどが受け継いでいる可能性あり(スズムは、音楽的に一番影響を受けたのはryo(supercell)だと公言している。

natalie.mu

音楽的な意味で本当に影響を受けた存在はsupercellのryoさんですし。

 


 最終作(ボカロPとしての活動期がメインだった頃として)

初めての恋が終わるとき 5点

下半期、投稿する様子もなくryoさんもついに活動終了かと思われた師走に投下。

圧倒的な支持を得た。この作品を最後に活動の場をメインストリームへ移動する

 2009年 1st album「supercell」を発売。 

supercellの1st vo.は「初音ミク」です。

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supercell/supercell

収録楽曲
01.恋は戦争 7点
02.ハートブレイカー 8点
03.メルト 10点
04.ブラック★ロックシューター 9点
05.くるくるマークのすごいやつ 6点
06.ライン 5点
07.ワールドイズマイン 8点
08.初めての恋が終わる時 5点
09.嘘つきのパレード  6点
10.その一秒 スローモーション 8点
11.ひねくれ者 6点
12.またね 7点
上記に書いた楽曲他、書き下ろしが数曲。

supercell

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メルト

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ブラック★ロックシューター

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ワールドイズマイン

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10万枚の売り上げを達成し、ゴールドディスク認定。当時からメジャーシーンでも力を振るっていた。 


・ゲストボーカル「nagi」ことやなぎなぎを引き連れ、第二期supercellが始まる。

supercell 1st single「君の知らない物語


収録楽曲
1. 君の知らない物語
2. LOVE & ROLL
3. theme of “CENCOROLL
4. 君の知らない物語 -TV Edit-
5. 君の知らない物語 -Instrumental-

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君の知らない物語/supercell

今ではアニソンカラオケ楽曲としては、残テなどと同様に数年単位でトップに君臨しているモンスター楽曲。最初の曲にして、最大のヒット作。カラオケの印税凄そう。

曲全体を通しては、サビ前でのピアノのグリッサンドなど、工夫の施しが好き。

これはよく言われることだが、フル尺よりshort ver.のほうが曲としてのまとまりがある。

ちなみに、センコロールの主題歌「Love&roll」も収録( 感想は2ndアルバムで言及しています。)6点

君の知らない物語

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2010年

2nd sigle:さよならメモリーズ

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さよならメモリーズ/supercell

 収録楽曲
1. さよならメモリーズ
2. 教えてあげる
3. 約束をしよう
4. さよならメモリーズ -Instrumental-
5. 教えてあげる -Instrumental-

さよならメモリーズ  7点

さよならメモリーズは、卒業ソング的な感じの曲。いい曲ではある。ryoさん節のピアノもきまっているのだが、いまいち物足りなさがある(それが何かが言えないのが恥ずかしいところではあるが)。というか、「同じような曲」と感じていた時期。ただ、やなぎなぎと、ryo楽曲の組み合わせのマッチさという点ではとてもよくわかる楽曲。

 ・教えてあげる 5点

洒落てる。ちょっと変わった曲。イントロがそんな始まり方か思うからちょっとカオス。

・約束をしよう 5点

アコギ一本で、やなぎなぎの声が響くという点では、シンガーソングライターっぽい情景も想像できますよね。曲と声の調和がとても良いです。

さよならメモリーズ

さよならメモリーズ

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3rd sigle:うたかた花火/星が瞬くこんな夜に

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うたたか花火・星が瞬くこんな夜に/supercell

収録楽曲
1. うたかた花火
2. 星が瞬くこんな夜に
3. Worldwide Love
4. うたかた花火 -Instrumental-
5. 星が瞬くこんな夜に -Instrumental-
6. Worldwide Love -Instrumental-

うたたか花火 7点、星が瞬くこんな夜に 10点

Worldwide Love 6点

うたかた花火

the バラード。 が、そういう点で考えると歌っているやなぎなぎ氏の声が少し軽い。

重くても困るのだが、もう少しバラードっぽさがあってもよかった。曲的には、盛り上げ方が、以前と違い、少しだけ進歩を感じられる。

星が瞬くこんな夜に

神曲。二パターン(album収録版、ゲーム版(型月の魔法使いの夜)の始まり方があることを知ってる人は少ないのでは。

 

ゲーム版では

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この歌詞がローテンポで始まる。

個人的には、どちらも捨てがたいがゲーム版を推したい。知らなかったspclファンは聴きましょう。 この曲は、堀江晶太(penguin research)さんが提供された楽曲群のなかでも、名曲と名高い「キスのひとつで」などに多いに影響を(主に間奏付近)を与えている楽曲です。楽曲評価としてはかなり高いです。盛り上げの仕方、各楽器の使い方(ストリングスのちょっとした装飾など)含め、第二期supercellの名曲の一つです。

星が瞬くこんな夜に

星が瞬くこんな夜に

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・Worldwide Love 6点edmっぽいことをしようとしている試みはなんとなくわかるのだが、いまいち曲としての完成度が低い。love&rollではうまくまとまっていたので、それの発展形をしようとして失敗した感じが否めない。

2011年 必聴アルバム

大傑作&超名盤「Today Is A Beautiful Day」リリース。

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Today Is A Beautiful Day/supercell

収録楽曲
1. 終わりへ向かう始まりの歌 
2. 君の知らない物語 5点
3. ヒーロー 8点
4. Perfect Day 9点
5. 復讐 7点
6. ロックンロールなんですの 7.5点
7. LOVE & ROLL 6 点
8. Feel so good 10点
9. 星が瞬くこんな夜に 10点
10. うたかた花火 7点
11. 夜が明けるよ 6点
12. さよならメモリーズ 7点
13. 私へ

1.13は曲ではなく、ストーリーの最初最後の一節メッセージてきなやつなので、採点は除外。

3.「周りは唖然僕も呆然」の語感の良さ。これはwimや、メルト時代からある、語感の良さの延長線上ですね。

4.最初はアコギ中心で進んでいたのが、サビで爆発するような展開が好き。

5.3rd.に収録されている曲に近い。よりバンドサウンドがメインに出ている。

6.イントロ〜サビ、そしてアウトローまで一切の飽きがないし、nagiの歌唱がとても冴えている。本作のために書き下ろされた曲の中では2番目に好き。

7.これを男が書いてる歌詞だと思うとちょっと笑ってしまうというか、「よくこんな歌詞をかけるなwww」みたいな気持ちになる。乙女楽曲。サビ前の「ask me heart」「take me out」がとても良い。真面目に音読すると恥ずかしくなる。作詞家としてもryoさん半端ないですわ。まぁアマチュア時代にメルト、wimとかを書いちゃう人ですからね。

8.ジャズ風味の楽曲。2m48〜はじまる間奏がこれまた良き。途中でベースのソロが入るんですけど、これも長めでかつ、かっこいいんですよ。本作の書き下ろしの中では1番好き。日曜日も夜とかに聴くと歌詞に共感ができるかもしれない。

11.4と同じく、途中で爆発型の曲。ピアノと、アコギの掛け合いがいい。

13.君しらのメロディを使った、アルバムの「〜けり」をつけるポエトリー的な楽曲。

 

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ヒーロー

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Perfect Day

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復讐

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Feel so good

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多分邦楽史的に見てもかなりいい出来だと思う。top300くらいには入る。

ピアノメインで、音数があまり少ないという形態をとりつつも、高クオリティを出せるryoさんの才能に感服です。そしてvo.nagiを主軸とした第二期supercellは終了。 


 第三期supercell vo.こゑだ

やはり第二期がsupercell史的に見て黄金期であり、曲とvo.の声とのマッチさという点では、これ以上にない完璧さというのは疑いのない事実。そんなプレッシャーの中、こゑださんは後任を受け継いだ。歌い方の特徴としては、椎名林檎フォロワー。

4th single:my dearest 

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my dearest/supercell

1. My Dearest
2. 罪人
3. 大貧民
4. My Dearest(TV Edit)
5. My Dearest -Instrumental-
6. 罪人 -Instrumental-
7. 大貧民 -Instrumental-
8. My Dearest (TV Edit) -Instrumental-

my dearest 10点

My Dearest

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オリジナルアニメーション「ギルティクラウン」の初期OP主題歌

5m超という、アニソンとしてはわりと珍しい長さ(だと思う)。が、傑作。大傑作。

第三期にはいると、バンドサウンドが主になっていきます。ryoさんは学生時代ドラムをやっていたという経験が十分に感じられる楽曲。なおかつピアノの味付けさも相まってかなりレベルの高い曲。構成が普通の曲とは少し違っている。サビ前のドラム最高。

ここで、EGOISTも劇場アニメから、アーティストとしても産まれ、ギルクラのop,edに参加してきます。ここでは省きますが、名曲ばかりです。

・罪人 8点

ダークなピアノっぽさが出てて良い。なおかつ感情的なvo.の歌い方が良い。

罪人

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大貧民 10点

このギターの癖が強いとおもったらjam=ジュディマリのギターが入ってるんですよ。これが結構いいマッチングをしていて、アルバムに入れてもいいレベルです。というか入れて欲しかった。

大貧民

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 2012年

5th  single「僕らのあしあと/告白」 ジャケットは二枚仕様。

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告白・僕らのあしあと/supercell

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僕らのあしあと・告白/supercell

収録楽曲
1. 僕らのあしあと
2. 告白
3. カレ
4. 僕らのあしあと (TV Edit)
5. 僕らのあしあと -Instrumental-
6. カレ -Instrumental-
7. 僕らのあしあと (TV Edit) -Instrumental-

僕らのあしあと 5点 告白 8点 カレ 5点

・ 僕らのあしあと 

僕らのあしあと

僕らのあしあと

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イントロがもろミスチルの「終わりなき旅」。そういう印象がつよい。

曲としては、6mあるが、その長さ分の良さはあまりない。単調すぎるというと違うが、後半になってやっといいなっと思えるくらいしか、聴きどころがない。音作りは結構いいが。

・告白 間奏だけで5点あげられるほど、間奏がこの曲の要。ryo(supercell)さんはメルトの頃から間奏で美しいピアノメロディという、「ryo節」があるが、それが存分に堪能できる。ここまでピアノ一色で間奏というのも、この時期になると珍しくなっていたため、原点回帰と言いますか、「これこそryoさんだよ」という感じがあります。

告白

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・カレ 5点

本作では、いずれEGOISTでやるような楽曲的要素がある曲とも取れる。装飾音とかは、のちに(というか同年発売ですけれど)EGOISTの1st albumの楽曲内でのそれによく似ています。ある意味試験的な曲だったのかもしれない。新たな境地を開拓しようとしていた時期に作られたかもしれない。もしくはただ単に、当時の実力で作りたい楽曲をつくった。どちらにせよ、楽曲自体はいまいちである。

 

6th 「銀色飛行船

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銀色飛行船/supercell

収録楽曲
1. 銀色飛行船
2. リルモア
3. アニメ映画「ねらわれた学園」特報用BGM
4. 銀色飛行船 -Instrumental-
5. リルモア -Instrumental- 

銀色飛行船 4点 リルモア 7点

 

銀色飛行船

カントリーロードを意識しすぎてる感がよぎってあまり好きではないです。

この手の作風の完成形はEGOISTの「ghost of a smile」です。

銀色飛行船

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・リルモア

ボサノヴァ風の楽曲であることがポイント高い。なおかつこゑださんも、しっかりと声の魅力が発揮されている。早くもないし、高くもないという点で彼女の歌唱が冴え渡っている(なんだかんだ、my dearestなどの激しい曲は曲に対して、歌の実力ともなっていない)

リルモア

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7th single「the bravery

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the bravery/supercell

収録楽曲
1. The Bravery
2. She is my senior
3. 青空
4. The Bravery (TV Edit)
5. The Bravery -Instrumental-
6. 青空 -Instrumental-
7. The Bravery (TV Edit) -Instrumental-

the bravery   9点  she is my senior   5点   青空  4点

the bravery 

The Bravery

The Bravery

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第三期 supercell best 5に入る名曲。ギターメインでこの完成度は以前のryo(supercell)では考えられなかった。間奏も、上手いことつなぎをしつつ、一音一音のメロディが美しい。あとやっぱドラムがいい地盤を築いていると思う。転調するところは、感動もの。

・she is my senior

アコギ一本が全面出ている楽曲。これもリルモア同様、vo.が無理して歌っている感がないので、聴いていて気持ちが良い。

・青空

転調する時が面白い。が、それ以外は特になし。

8th single「 拍手喝采歌合

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拍手喝采歌合/supercell

収録楽曲
1. 拍手喝采歌合
2. M.K.O
3. 夕焼けブルース
4. 拍手喝采歌合 (TV Edit)
5. 拍手喝采歌合 -Instrumental-
6. M.K.O -Instrumental-
7. 夕焼けブルース -Instrumental-

拍手喝采歌合 7点

拍手喝采歌合

拍手喝采歌合

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全体的にかっこいいが、ちょっとダサさも残ってる感がある。が、ピアノのドラムがいい味を出している。「凛として咲く花の如く」っぽいというか、参考の一つにはしているとおもう。

・MKO  8点

高低音のバランス、こゑだの歌唱の起伏がわかりやすいほど出ている。かっこいい曲をしっかりと歌い上げている。vo.がしっかりと活かされている。

・夕焼けブルース 5点

間奏のハーモニカがいい。54s付近だったり1m02s付近のギターの飾り付けがより良い曲へと昇華してる。

・3rd album「ZIGAEXPERIENTIA」

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ZIGAEXPERIENTIA/supercell

傑作ではあるが、人を選ぶ作品。全体的にバンドサンドで構成されている。

こゑだと楽曲のバランスの具合という点ではあまりよろしくない。が、曲単一でみたら2ndアルバムより、豊富で、幅が広い曲ばかり。アルバム全体を通して、ちょっと楽曲が多すぎるとの難点。

どうかんがえてもトラック11or12で終わった方が作品としてまとまりがある気がする。

曲数は多ければ良いというものではないことがよくわかります。

収録楽曲
1. Journey's End
2. No.525300887039     6点
3. Mr.Downer   7点
4. My Dearest (Album Mix) 10点
5. 従属人間 9点
6. ホワイト製薬 8点
7. 拍手喝采歌合 7点
8. Yeah Oh Ahhh Oh !  6点
9. 百回目のキス 5点
10. 銀色飛行船 4点
11. The Bravery (Album Mix) 9点
12. 僕らのあしあと (Album Mix) 5点

ここで終わった方が私は区切り的な意味でいいと思う。
13. 告白 (Album Mix) 8点
14. 時間列車 6点

15.We're Still Here 6点

1.2ndアルバム同様、始まりと終わりにポエトリー的な曲を入れている。そういうのが好きなんだろう。EGOISTでもトラック1には入りとなる曲が入っていたし。

2.ミスチルの「シーラカンス」のオマージュ楽曲。それに限る。それ以上の感想はない。

No.525300887039

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3.ギターがこうもメインにガシャガシャするような曲は、当時からしてみればあまりなかったので、そういう意味で「こういう曲がきたか」とあった曲。でもメロディのどこかしらにryo さんっぽさが出ている。

Mr.Downer

Mr.Downer

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5.これもサビにかけて一気にかっこよくなるのがこの曲の特徴だと思う。ベースも程よくかっこいいし、バランスが取れている。

従属人間

従属人間

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6.ドラムでからはじまり、ギターを少しずついれて、ドンっとばかりに曲の全容が出る感じ。こういう、ドラムの魅せ方はドラマーでもあるryoさんだからこそなのかはわかりませんが、経験が活かされているという点であっていると思います。

ホワイト製薬

ホワイト製薬

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8.応援歌。結構スルメ楽曲。20回聴いて合わなかったら、無理して聴かなくていいです。

Yeah Oh Ahhh Oh !

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9.わりと普通な曲。特出して、ここがいいというのはない。

14.苦手と言ったら苦手。やりたいことはわかるけど、ここにたどり着くまでがちょっときつい。蛇足と言ってもいい曲。曲自体はいいけど、アルバム構成的にみて。

15.ピアノオンリーで進む。ある意味ryoさんらしい曲。音使いにちょっと意外性が出ている曲だなとも思う。間奏も、凝ったようなものではなく、ただただ普通のメロディなのだが、そこがいいみたいなところがある。

 

作られた経緯から考えれば、作られるべきアルバムであったと私は思います。ではその経緯とはなんなのか。大元をたどるという意味で、作品「狂気」-Pink Floyd

と言ってもポカーンとなる人が大半でしょうから、ある程度簡易的な説明を入れると、

世界で沢山売れたアルバムの一つ(世界で二番目に売れたアルバムと記憶,一位はマイケルジャクソンの「thriller」)で、チャーンイン記録では741週=14年も、米のbillboard200にランクインしていたというモンスターアルバム。

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the dark side of the moon・邦題「狂気」/Pink Floyd

この作品を軸に作られた(これはミスチルのプロデューサー:小林武史さんの趣味と言って間違いない)アルバムがあり、それは邦楽史上において圧倒的評価を受けており、邦楽名盤などでもtop10に入るレベルの人気を誇っている「深海」です。

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深海/Mr.children

ここまでくればピンとくる人もいるかもしれません。本作に「シーラカンス」が収録されているということを。帰結には浅すぎるのため、まだ結論部ではないですが。

www.cinra.net

ブンサテ中野さんとの対談の一節でこのような発言があります。

中野:そっか。今回のsupercellのアルバムには1970年代のハードロックに通じるようなテイストも感じたんですけど、ドロップDはどちらかというと90年代以降の新しい音楽に多く使われる手法ですよね。ryoくんは、ギターで作るようになったから作風が変わったと話してくれたけど、実はそれだけじゃない気がする。

ryo70年代というのは、まさに意識していました。実はPink Floydの『ライブ・アット・ポンペイという、昔のコロッセオみたいな場所でやってるライブ映像を観たんですね。そこでマーシャルのアンプを使ってたのが格好よくて、マーシャルのビンテージアンプを買ってきた。それがこのアルバムの始まりなんです。

 引用から、大事な部分を赤文字に変更しました。

zigaexperientiaの始まりも「Pink Floyd」のライブがきっかけ。当然Pink Floydから始まったわけですから、狂気の影響を受けないはずがない(もともと、生粋の洋楽厨であるので余計。)ただ、狂気というアルバムを聴けばわかると思いますが、アート音楽、前衛音楽(実験音楽といったほうがいいのか)などの部類の音楽なわけですから、当然それ一本だけでは何も抽出できなかったでしょう。そこで深海の登場です。同じ音楽プロデューサーでもあり、邦楽界隈の巨匠「小林武史」の全盛期に手掛けられたアルバムです。

小林武史さんの紹介も少しします。

彼はミスチルのデビュー時〜reflectionまでは、彼らの音楽の司令塔として、大ヒット曲の数々に貢献をしていきました。また、サザンの人気楽曲「希望の轍」「真夏の果実」などを手がけ(両極ともイントロは彼が考案したものというのは有名な話)、2000年代にはレミオロメンで「粉雪」をプロデュース。こちらもかなりのヒット作であることは周知の事実ですね。13年時点で、とある番組でレンタル回数が多いシングルは「粉雪」だったそうです。(平成の時期、もっとも借りられたアルバムの4,7位はミスチルです)

そして10年代では、back numberの「クリスマスソング」「ヒロイン」「手紙」をプロデュースし、クリスマスソングは、バックナンバー史上一番売れたシングルになり、アルバムも、ベスト盤を除けば、「クリスマスソング」「ヒロイン 」「手紙」が収録されている「シャンデリア」が一番のヒット作となっています。要は90年代、00年代、10年代 それぞれの時代で、大ヒット曲をプロデュース、編曲をしているまさに巨匠といっても過言ではない方です。

もし、興味がありましたら、

 

sai96i.hateblo.jp

 を参照。 

本題

そんなわけで、深海=pink floyd≒zigaexperientiaの関係性まで説明しました。

深海を作る際に、Pink Floydの狂気(狂気は、人間の内側を書いたような作品なので)に影響を受けたという点からzigaexperientiaもそういったテイストの楽曲が多いのも納得です。というか、

中野:そっか。今回のsupercellのアルバムには1970年代のハードロックに通じるようなテイストも感じたんですけど

ようはこの70年代のハードロックに通じるようなテイストというものが、狂気から影響を受けた洋/邦アーティストが作った曲の数々という点で正解な気がします。

では、ZIGAEXPERIENTIAのどこに深海の収録楽曲に影響を受けた要素があるか。それはトラック2のNo. 525300887039ですね。アルバムレビューの時にも書きましたが。

 機材までにも影響があるのではないかと思います。

jp.yamaha.com

小林武史さんに影響を受けているという点では、僕らのあしあとも同様です。

そんなテイストをzigaexperientiaも注いでいるわけです。そう考えれば、本作に否定的な人もある程度は好意的に受け取れるのではないかと感じています。本作における失敗点は、こゑだの歌唱力不足以外にはありませんから。個人的には大貧民を入れて欲しかったというのはありますが、これはさして問題ではないです。ただ、アルバムにはいってもおかしくないというだけで。


 以上、1期-3期まで、雑ではあるかもしれませんが、紹介してみました。14年-現在に至るまでsupercellは一度も曲を出さず、なにか情報があったとすれば、それは16年度にゲストボーカルのオーディション告知があったくらいで、リスナーとしては完全にsupercellの音楽を聴くことはありませんでした。 (´;ω;`)

ryo(supercell)さんの音楽自体は「EGOIST」でとても濃度の高い曲を味わうことができましたが、本業(と僕は捉えている)のsupercell楽曲らしい曲調は「雨、キミを連れて」くらいしかなく、寂しかったです。それゆえに、ついこの間発表されたsupercellの新曲と新vo.の新情報はとんでもなく嬉しかったのです。

f:id:sai96i:20190629130330j:plain

ann,gaku/supercell 第4期

このツインボーカルとryoさんの楽曲で、どんなものが出来上がるかが今からとても楽しみです。EGOISTで培った技量も存分にsupercellで活かしてくれると、もっといいなっと思います。

本当、ryo(supercell)さんは僕が、人生レベルで影響をうけた音楽作家であり、常日頃から畏敬の念を抱くばかりです。supercellで君しらをはじめヒット曲を連発し、EGOISTでも、名前のない怪物the everlasting guilty crownKABANERI OF THE IRON FORTRESSなどヒット曲を飛ばし、ベストでも10万枚を売り上げるほどの人気アーティストになっています。(多分アニソン界隈のアーティストでベスト出して10万いけるのは他には水樹奈々やlisaぐらい)。また、テレビ番組などでアニソンランキングベスト100という題材で取り上げられたとき、君しら/名前のない怪物の二曲がランクインしており、(12位 「君の知らない物語化物語/ 47位「名前のない怪物」)一人の作家が一曲ランクインするだけでも、なかなか難しい所を、二曲ランクインに加えてベスト100という形態に対して、どちらもベスト50に入っているという快挙ぶりを果たしているわけです。当然これは一つの番組の結果にしか過ぎませんが。

ここからはお礼というか、この記事を作る際に、一部参考にさせていただいたサイトがあり、それはryo(supercell)さんの作曲一覧(EGOIST Tia supercellなど分別などもされている)というサイトなのですが、本当に助けになりました。この場を借りて感謝の意を心から申し上げます。

supercell-db.hateblo.jp

ryo(supercell)さんの楽曲が好きな人は一度覗いて、復習するのもアリですよ。

あとこれは個人的な話ですが今回より字数の多い記事は当分出ません。

 では、また次の記事で。

 

ミスチルアルバムについて考えてみるpart1

今回はミスチルのアルバムの中でも、売り上げの一点でかなりの数字を出した4枚を書きます。

 

では、まず以前書いた

 

sai96i.hateblo.jp

 

Mr.Childrenを初めて聴く人アルバムは「bolero」が良いと書きました。あくまで最初に聴くならばという点でオススメしているのであり、最高傑作の箔は私はつけられませんが。

 

BOLERO

BOLERO

 


一番売れたアルバム

Atomic Heart

Atomic Heart

 

 や異色作

深海

深海

 

 

なども当然捨てがたいです。が、ミスチルを入門編として考えた時に深海は、人によっては微妙という人もいる(大傑作であることには変わりはない)し、収録されている楽曲群・構成は、プロデューサーである小林武史氏の音楽趣味が強い作品(多分)なので、個人的には、最初に聴くべきアルバムではないと感じる。atomic heartも同様で、printingは数秒で終わってしまい、dance dance danceに繋がる構成が嫌な人も世の中にはいるでしょう。最大ヒット曲「innocent world」で最後マイナーキーになって終わる工夫の施しを聴くのは確かに気持ちが良いが、innocent worldのイントロはあまり惹かれない(現に書いている私がそう)場合もある。discoveryは「終わりなき旅」以外はあまり惹かれる曲がない。というか、これも一曲目がレディオヘッドの「airbag」+「Planet Telex」な楽曲だったり、そもそもジャケットがU2のThe Joshua Treeを真似たものでありと、洋楽面を意識したものがあり、そういうアルバムから入るのも、なかなか難しい。

では、なぜboleroが良いのか。それはクラシックのボレロ調を意識した「Prologue」で始まり(これはトラック11に繋がると思えば意味がある)サビで変化球を投げている「Everything (It's you)」が2つ目に来て、3,4でかっこいいトラックが続き、5でアコギ調と弦の掛け合いの楽曲で一旦ローテンポな楽曲でありながら、the ミスチルとも言えるべき長丁場な楽曲が入る。そして6で大傑作「シーソーゲーム」ですよ。ここまでで、入りやすさと、受けやすい楽曲群という意味では、他のアルバムとは一線を画している。これらに+して、トイズファクトリー史上1番売れた「tomorrow never knows」がある。これだけのヴォリュームのあるアルバムであるわけですよ。ハマりやすい楽曲群が詰まっているという点で、boleroがダントツで「おすすめアルバム」として推せます。というよりノンタイアップで一番売れた「シーソーゲーム」トイズ史上一番売れた「tomorrow never knows」が入っている=シングルで売れた楽曲が二曲もあるという点で明らかに大衆に受け入れやすい(boleroは、半分くらいは、大ヒットシングル楽曲を詰め込んだようなアルバム=より大衆が好んだ音楽の集合体とい解釈)。といってしまえば、それでおしまいなのかもしれない。結局はその人の好みにあったアルバムという元も子もない結論で済ますのもつまらないですが。

 

2019年リリース 上半期best10

選考基準:上半期にリリースされた音楽。邦楽/洋楽問わず。  順不同。

文章量はいつも以上に少なめ。

  1. コヨーテエンゴースト-作曲:wowaka(ヒトリエ)  
  2. 決闘-作曲:堀江晶太(penguin research)
  3. laser beamer-作曲:tk(凛として時雨)
  4. オーバータイムオーバーラン-作曲:東野へいと
  5. 六月は雨上がりの街を書く-作曲:N-buna
  6. さよならごっこ-作曲:秋田ひろむ(amazarashi)
  7. If I Can't Have You-作曲:ショーン・メンデス
  8. Avalanche-作曲:Artem Stolyarov & Vitaly Konkin
  9. Esquima Dream-作曲:Claude Stephan Crump
  10. Threat Of Rain-作曲:カール・ハイド & リック・スミス

 1.急逝されてしまったので、結果的にwowaka氏がいるヒトリエという意味での遺作アルバムとなってしまった「HOWLS」どの楽曲も良いのだが、やはりその中でも当楽曲は群を抜けている。以前からずっと書いていることだが、wowaka節が炸裂しつつ、ヒトリエを通して獲得した技術が大いに活かされている。

2.堀江さんがこの曲を作れたということがまず凄い。というか、もう数年は「敗者復活戦自由形」レベルの楽曲は出ないと思っていたので、そう言った気体をいい意味で裏切ってくれた。これからも注目していきたい作曲家である。

3.イントロからつかまされた。tkの声も随分と聴き慣れていたが、新鮮味がこの楽曲にはあった。後半にいくにつれて、「おお」っとなるところが沢山あり、聴きごたえがあった。

4.神僕には、こういう曲調が一番リスナー的には合うと思う。大人になっていくんだね。とかもイイですけれど、こういうthe 神僕といった感じの曲の方が私も好みである。

5.

 

sai96i.hateblo.jp

 6.さよならごっこは最初イマイチでした。が、サビの歌い方がだんだんと癖になり、歌詞も毎度のことながら素晴らしかったので選出しました。

7.一目惚れならぬ、一耳惚れ、音作りから曲の魅せ方がとても良い。あと以前から聴いていて思ってる事ですが声質が素晴らしい。こういう声を持ちたかった。(´・ω・`)

8.ダンスミュージックの造詣は皆無に等しいです。が、そんな自分でもこの曲は普通のダンスミュージックとは異質なるものを感じた(あくまで素人意見です)かっこよさと、ワールドというジャンルっぽさの融合体、そしてジャケットのかっこよさ。全て良い。

9.自分はよく作業用bgmとしてジャズをかけており、そのために色々漁っていた時に見つけた曲なんですけど、派手すぎず、落ち着きすぎずといった感じのジャズでいいなって思いました。

10.underworldは、Beaucoup Fishが名盤過ぎた事から、追っているアーティストで、今回のThreat Of Rainは、昨年からスタートしたプロジェクトの「drift」のシーズン2で発表された楽曲です。で、この曲、石野卓球みたいな感じもしつつ(多分影響を受けているのでしょう 石野卓球が)色々な音に挑戦していて、力作だなっと感じたのでベスト10に選びました。

コヨーテエンゴースト

コヨーテエンゴースト

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決闘

決闘

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laser beamer

laser beamer

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六月は雨上がりの街を書く

六月は雨上がりの街を書く

  • ヨルシカ
  • ロック
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さよならごっこ

さよならごっこ

  • amazarashi
  • ロック
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If I Can't Have You

If I Can't Have You

  • ショーン・メンデス
  • ポップ
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Avalanche

Avalanche

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Esquima Dream

Esquima Dream

  • Stephan Crump
  • ジャズ
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Threat Of Rain

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以上です。supercellが新曲を出すという事なので、supercell楽曲の記事を近々あげます。おそらく、rinoブログ史上最長の長さ (1万は行くと予想)になるので、お楽しみに。